あらすじ
「魔法の勉強法」が、あなたのお子さんの運命を変える!すごい効果!!4月から受験勉強を始めて、12月には偏差値が17も上がった。憧れの第一志望校にも合格できた(小6男子)受験直前の半年間で偏差値が9上がり、2ランク上の中学に合格できた。第一志望よりもランクの高い学校に合格できるなんて、夢のようです(小6女子)英語は完全に制覇した。このやり方にしてから、学校の定期テストで95点以下はとったことがない。偏差値も急上昇(中2女子)なんといっても、数学がすごい。去年の学校の定期テスト5回のうち3回は100点。もちろん、学年でトップの成績です。(中3男子)この方法のよいところは、ずっと続けられること。中学受験で第一志望に合格し、中学に入ってからも学年トップの成績。この前は学校の先生に勉強のやり方をほめられた(中1女子)――などなど、たくさんの子どもたちが絶大な効果を実感!
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Posted by ブクログ
ノートの使い方一つで大きな変化があるとわかった。以前、橋本先生の元で授業を受けており、今は塾講師として働いているのだが、読み返してみると授業内で取り入れるべきことがかなりたくさんあった。
Posted by ブクログ
以前、同じ著者の『3本線ノート術』を読んだが、今回は、3本線ノートを使ってどう学習するか、いかに学力を伸ばすかがテーマである。
授業中、先生がしゃべったことを闇雲にノートにメモったところで、学習としては効率が悪い。ノートの使い方はなぜ大切なのか、ダメなノートとはどんなノートか、学力を伸ばすには3本線ノートをいかに活用するのか、長年進学教室を経営してきた著者が、その知見を惜しげもなく披露する。
圧巻は、第4章以降の教科別の学習の仕方(3本線ノートの活用の仕方)だが、全体を通して保護者向けに書かれているので、この本を我が子に渡し、あとはよろしくとは行かないところが残念だ。
この本で学んだことが我が子に通用するかはまだ試していないが、小中学生の子どもをもつ保護者であれば、ぜひ読んでおいて損はない1冊である。
Posted by ブクログ
ノートの取り方の本だ。メモではない、ノートだ。ノートを勉強というプロセスの現場として扱おうという本だ。
サラリーマンである私は、企業内の情報化の常道を想起してしまう。イベントのデータからナレッジのデータベースを作るプロセスとよく似ているなあと思う。とても賛同できる本だ。
また随所に企業の中で行われている無駄取りやカイゼンの手法の根源にある考え方と近接したものを感じる。
例えば、ルーズリーフは間接業務の温床であるから無駄であり、駄目だという。鉛筆は「見える化」に反するから駄目だという。素晴らしい着眼であると思う。
本論を私は下記のように理解した。
(1)ノートは時間軸の順序で書いてゆくべきものだ。ただし左側だけ。
(2)その左側に記述された事象から得られたことを見開きの右側に書くこと。
(3)これによってこの欄が独立する。自分が得られた知見をはっきりと明らかにする。
(4)さらに復習のときにこの右側を通覧して観て行くことで理解が定着する。
(5)更に、ノートであるから、右から左をみれば、その知見の素になった実際の問題を解決した筋道がわかる。トレースできる。(企業でいうところのトレーサビリティだ)
実にわかりやすい。子供の勉強に一部分を実践させてもらっている。