大元隆志のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
クラウド、モバイル、ソーシャルメディア、ビッグデータにIoT(Internet of Things、M2Mとも呼ばれる)を加えた4+1からアナログとデジタルを融合する世界が誕生するとして、その新しい世界に向けて奮闘努力する人や組織を生き生きと描く。
特に日本テレビ、凸版印刷、CCC、サイボウズ、ヤフーなどの日本企業の新しい取り組みが、それぞれ関わった人たちの熱い思いが伝わってきてとても触発される。
テクノロジーの動向からその活用事例、組織論から個人の行動規範までと幅広くかつ濃く未来を見据えるも、人間関係や絆を尊ぶ人間に対する暖かい眼差しから、私たちの未来を明るくしたいとの著者の思いが伝わっ -
Posted by ブクログ
著者の大元さんのことはソーシャルメディア界で存在が大きくなる前から仕事でお会いして知っていました。当時はこんな本まで出すようになるとは思っていませんでしたが。
本書は大元さんの成長(と言っても許されると思う)の軌跡と、そこで得られたソーシャルメディアに関する知見とティップスをまとめた本。色んなアイデアが詰め込まれています。
一言でいうと「ソーシャルメディアによるパーソナルブランディング」に関する本なのですが、人柄が表れた丁寧な内容になっています。ビジネスでソーシャルメディアをいかに活用するか、という方向ではなく、人生の中でソーシャルメディアを活用して人とつながってよりよく生きていくためにど -
Posted by ブクログ
ネット上で高い評価を受けていたので興味がわき購入しました。
本書のサブタイトルが「パーソナルブランディング」であったため、自己啓発的な内容かと思ってましたが、良い意味で期待を裏切られました。ソーシャルメディア上で発信して良い内容から、発信しない方が良い内容など、ネットを利用する上で、学校では教えてくれない学んでおくべき基礎知識から、丁寧に解説されています。
私は第四章がお気に入りです。
いろいろなソーシャルメディアのサービスがあり何を使って良いか悩んでいたのですが、Twitter単体での利用によるメリットや、複数のサービスを連携させた時の効果等が、数値化されていて、とてもわかりやすくて参考 -
Posted by ブクログ
孫泰三氏おすすめの書ということで読んでみました。
結論、別に内容としては目新しさはないが、ソーシャルメディアを使って個人が「何を出来るのか?」をすごくきれいにまとめてある本だと感じました。
本当に教科書みたいで、この情報すごく使えるとか、そういうフローでプロフィール作るのか、とか勉強になります。
全体として、ソーシャルメディアを使った個人のブランディングをどうやっていくのかと言う話の流れです。
その話の根源にあるものとして「誰かを幸せにしたい」「絆」といったものがありそのことへの情熱が一番ソーシャルメディアを使う上で大切なことだと伝わってきました。
チェックした点(あまりにもチェックした -
Posted by ブクログ
ソーシャルメディアの意義から実践ノウハウまで、インターネットや技術の観点に止まらず社会的背景を含め、ソーシャルメディアの哲学をとても分かりやすく説き、実践ノウハウでは、戦略から文章構造やOGタグの使い方など戦術に至るまで詳細に解説してます。
文章も分かりやすく、自らのワクワクした実体験をその感動のまま文章にしているように感じ、ワクワクしながら、一気に読んでしまいました。
終章のソーシャルメディアの未来では技術が拓く展望について語りつつも、ソーシャルメディアデバイドも取り上げている、他の章の実体験を通した深い洞察に比べると踏み込みが浅い気がします。これをガッツリ書かないのは著者の優しさ -
Posted by ブクログ
4つの力とは、「モバイル」、「クラウド」、「ソーシャル」、「ビックデータ」。+1は「モノのインターネット」によるつながり。この辺りは業界にいればまとめ方や重点の置き方は色々あれど異論のないところ。
この本の特徴は、実際に日本企業の取組みとして、トヨタ自動車、ソフトバンク、日本テレビ、凸版印刷、良品計画、CCC、Yahoo!に取材してまとめているところ。ネットでも取得できる欧米の事例を取上げてほらあっちは進んでいるよね(日本はまずいよね)、という論調の本が多い中でその意図もよく分かる。タイトルに「ビッグデータ・アナリティクス」とあるけれどもポイントはそこではない。
著者の大元さんとはずっと以