谷内宏行のレビュー一覧

  • ソーシャルエコノミー 和をしかける経済

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    AKB48、初音ミク、B-1グランプリなどの事例分析から、日本人のもっている、「祭り」や「和」が、スマホなどのSNS等によって「つながるもの」として、今後の経済を動かしているのではないかという論をまとめた本である。

    農業経済、産業経済、サービス経済、経験経済と来て、次が本当に「ソーシャル経済」となるのかわからないが、少なくても耳を傾けてもよいのではないかと思う。

    このような「論」は、変化の間には気がつかないものだが、あとで転換期だったと気づくものだと思うので。まだまだ類書が少ないので、興味深く読めた。

    残念ながら実際の事例・内容をかなりかさ増ししたような内容の本ではあったが。

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    2013年01月14日
  • ソーシャルエコノミー 和をしかける経済

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    ネタバレ

    チェック項目13箇所。日本人の場合は、まずどこの人間かで「和」の人格が規定される、その人がどんな組織の「和」を担っているかで、向き合い方も大きく影響されてしまう。テレビ自体はそんなに変わっていない、変わってしまったのは、「おもしろいと感じあえる人たち」とのつながりの登場だ。2005年、「これから5年後に、日本で一番人気になるのは、秋葉原に小劇場を構える女の子たちになるよ」と言ったところで信じられただろうか?秋元康・・・「企画やプランニングで一番重要なのは、真っ先に自分がおもしろがれること」。ソーシャルメディアとは、「自分発の人間関係の増幅装置」である、求められるのは常に一人称の「個」の気迫。A

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    2012年12月06日
  • ソーシャルエコノミー 和をしかける経済

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    日本には欧米と異なった和のソーシャルがあるとして初音ミク、AKB48、ニコニコ動画などの実例を挙げて説明する。一方、経済も農業経済から始まり産業経済、サービス経済そして、経験経済と進化してきたがそろそろエキスぺリエンス・エコノミー(経験経済)も過剰感や抵抗感を生み出してきたとき、次の経済をソーシャルエコノミー(共創費経済)として、和のソーシャルをいかにしてオウンドメディアなど自社のマーケティングに活用するかを指南する。

    企業と生活者の価値共創などはとても素晴らしい方向性だと思う、だがしかし、価値とは何かを考えると幾分複雑な気持ちになる。そこに協調性の高い和のソーシャルを巧みに使ったマーケティ

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    2012年10月28日
  • ソーシャルエコノミー 和をしかける経済

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    本書にいわく、「ソーシャルメディアによって人の集まり方が変わり、日本でも価値観と消費の在り方が、大きな変革期へと来ている」のだそうですが、個人的に『諸刃の剣』だと思っておりますので運用には注意を。

    本書は献本にて御礼申し上げます。

    AKB48、B-1グランプリ、初音ミク、ニコニコ超会議……。ここではさまざまな事例を取り上げながら、ソーシャルメディアが変えていった経済。ここでいうところの『ソーシャルエコノミー』というものについて論が展開されております。実を言うとソーシャルメディアというものを僕は『諸刃の剣』ではあるまいかと最近は考えていて、『正しい』使い方をすれば自分に限りない恩恵が帰ってく

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    2013年07月04日
  • ソーシャルエコノミー 和をしかける経済

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    2012/9/18 初版

    AKB48、初音ミク、B-1グランプリなど、それまでのマスコミュニケーション主導消費では考えられなかった消費のトレンドと、その背景にあるコミュニティ構造の変化の因果を読み説いた一冊。

    なんとなくもやもやと、新しい事例だと思っていた消費動向を、
    日本におけるコミュニティのあり方の時代変遷から読み解いているので、
    それぞれの事例に参画する一般消費者のインサイトまで見通せて、
    いろいろ勉強になりました。

    ただ、構造的に整理されていて、
    それこそ企画書的には使いやすいのかもしれないけど、

    ・こんなものは設計して出来るものではない。
     (実施責任者は相当な腹のくくり方で

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    2012年12月03日
  • ソーシャルエコノミー 和をしかける経済

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    ここ最近起きているブーム、トレンドについて
    経済的な波及効果とその背景について事例をもとに解説。

    AKBにせよ初音ミクにせよ、日本人のもつ〝和〟の性質が
    ブームの加速度をあげている、という説を述べています。
    とても平易で読みやすく、大学の授業を思い出しました(笑)

    寿命の短い内容の本ですので、熱いうちに読めてよかったかな。

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    2012年11月25日
  • ソーシャルエコノミー 和をしかける経済

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    言いたいことはとてもよくわかるし、しっかり書けていると思うけれども、文章に多少(いや、けっこう)癖があるので、正直、しんどくなるところがあった。最終章と野中先生のあとがきはよかった。

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    2012年11月14日