岡崎純平のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
惜しくも、この巻で完結になってしまった
しかし、書下ろしのアフターストーリーで、私を初めとしたファンが連載の最終回で感じたモヤモヤをきっちり消してくれた
まだまだ読んでいたかったのが本音だが、これ以上ない、“ハッピーエンド”で締め括ってある以上、責めようがない
戦争の凄惨な描写だけでなく、むしろ、芯の太いストーリーで勝負を挑んできた、骨のある少年漫画だったように思える。恐らくは、『進撃の巨人』のようなエグい描写を好む読み手の方が多くて、彼らの心を掴みきれなかった、それだけだろう
名誉への執着、争いが加速させる人の狂気、人間のどんな窮地に追い込まれても前を向ける強さ、それらを真摯に描き切った岡崎 -
Posted by ブクログ
“「いいかい オイラ達は義勇軍
治安を守るのがお仕事だからね」
「義勇軍?そういやさっきもそんなことを…ん…軍?
軍ってことはつまり……戦うのか?」
「当たり前だろ!」
「入れてくれ!戦いたいんだ!!」"
前しか見えてないような魔法使いの少年が義勇軍に入ってちょいちょい成長する話。
好きなキャラが喋ってるのが見れるの嬉しい。
“「今わかったよ 英雄になるための具体的な方法が!
どんな奴が相手でも自分にできる戦い方で全力を尽くす!!
目の前の戦いを甘く見ない!自分の力を過信しない!!
そうして俺は皆が信頼してくれる最強の英雄になる!!」”[P.181]