渋谷申博のレビュー一覧
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ネタバレ神仏習合が奈良時代(710〜794)から始まっていたのが想像よりも歴史があって、明治(1868)の神仏分離令からなる廃仏毀釈で破壊された寺院がたくさんあったと思うと切なくなりました。一方で、真言宗の開祖・空海が高野山に入る際、土地を案内し譲った地主神たちの話には、神と仏が共に歩んだ時代の温かさを感じます。強力な怨霊を厚く祀ることで恵みをもたらすという考え方は、人の善悪を問わず神格化することによって、人々の記憶に残す役割があると思いました。それは恐怖や災厄を排除するのではなく、神として受け入れることで共同体の内に位置づける行為だったのでしょう。
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日本全国には個性豊かな神社が数多くある。今回の本は、「絶景写真で感じる厳選200社」を取り上げている。
北海道から九州までの神社を取り上げているが、それのみならず「趣味別・神社めぐりのススメ」を2つ取り上げている。そして、「自分だけのこだわり神社めぐりのススメ」やコラムもあり、様々な角度から楽しめる1冊だ。
「映像作品のロケ地めぐり」では、寅さん、ゴジラ、金田一耕助、外国映画、アニメに登場する神社を取り上げている。
その他には、愛猫家・愛犬家のための神社参拝、十二支神社めぐり、分社めぐりから御朱印、お札、彫刻、狛犬までと特に行くところを決めていないが、どこか行ってみたい人にはキッカケになりそうな情報も載っている。
アニメに登場した神社がアニメファンの間で話題になって、実際に参拝する人もいる。それで有名なのは「らき☆すた」で登場した埼玉県久喜市にある鷺宮神社だ。2007年にテレビ放送されて以来、ファンの参拝が増えた。地元の商工会がオリジナルグッズを作るなど、盛り上がっていき、今でも人気を集めている。著者は神社の「聖地化」へ発展して成功したことが全国の聖地に影響を与えたと述べている。
来年は寅年だ。寅に関しては、東京都調布市の虎珀神社、大阪市天王寺区の大江神社、群馬県藤岡市の諏訪神社が載っている。
コラムの中に鳥居とは何か?がある。鳥居のルーツに関してははっきりしていないそうだ。神社だけ見神秘のベールに包まれているのかな。
鳥居にはいろいろなバリエーションがある。この本では、芦ノ湖畔に立つ姿が鮮やかな箱根神社の平和の鳥居と、TBSの朝の情報番組「THE TIME」で取り上げていた山口県長門市にある元乃隅(もとのすみ)神社の海から123基の鳥居が並んでいる写真が載っている。
いろいろな情報が載っていてためになるなあ。 -
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全国に点在する懸造りの寺社から100ヶ所を紹介している。
第一章 東北地方 第二章 関東地方
第三章 中部地方 第四章 近畿地方
第五章 中国・四国地方 第六章 九州・沖縄地方
データとして、名称・所在地・交通アクセス等々。
御朱印の有無も。添えられたカラー写真の景観が見事。
懸造り用語集、全国懸造りマップ、索引有り。コラム有り。
日本独特の建築様式である懸造りの寺社は、
全国に300ヶ所以上存在。10年間で約170ヶ所を訪問した
著者が厳選した100ヶ所を紹介しています。
修験の場所に参拝者のためのお堂を建築した懸造り。
崖や岩場などにへばりつくように建造されたのは、
何故こんな困難な場所に?と思っていましたが、
元来は修験の場だからということで納得しました。
そして、その建築の困難さと完成された姿には、
建築の携わった者たちの技術の高さが窺われます。
しかも300ヶ所以上存在するとは!
その一部としても、その姿と絶景には驚くばかり。
巡ってみたい者へのガイド本としても、良かったです。
山寺(立石寺)は懐かしい・・・ゼイゼイしながら登って、
到着した五大堂からの眺望の素晴らしさと、
まだ上にも建物があることに驚愕したことは忘れられません。 -
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山岳信仰の関りで絶壁建築は寺や神社に多い。絶壁に張り付いているお堂など、絶壁の窪みに入り込んでいるもの、ただ斜面に建っているだけのもの、様々である。絶壁にあるものは、床を支える支柱の長さが場所のよって違っていたり、異常に長いのがあったりと、写真を見ると非常に怖そうである。実際に登ってみたら、足がすくんで恐ろしいことだろう。そもそも、そこにたどり着くのが大変なお堂もある。懸造りというらしいが、なかなか興味深いものだ。意外と、日本全国にたくさんあるようなのだ。清水の舞台もそうだし、鳥取県の三徳山三佛寺投入堂は結構有名で、私も何かの媒体で見たことがあった。「うわっ、なんてところにへばりついているんだ!!」と驚いたものだ。次回、寺巡りをするときは、懸造りに注目して訪れてみたい。
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まさに俺得ガイドブック。
崖造り、懸造り、懸崖造りなどと呼ばれる、絶壁に足場を組んだ足場の上に堂がある寺社様式は、その構造美もさることながら、大抵は見晴らしが良い。
そんな崖造りが大好きです。
10年以上前に行った鳥取県の三徳山投入堂に訪れたのが最初で、以来あまり意識しては来なかったが、千葉の崖観音、笠森寺に行ってからは、やっぱ崖造りだな!と思うようになった。
そんな崖造り全国めぐりのガイドブック。
見どころ、創建年代、行き方指南本。
長野県上田市には3年住んでて、千曲川流域に崖造りが多いことは知らなかった。
(もちろん布引観音は崖造りと認識してたけど、二年参りに行ってた北向観音も崖造りの認識はなかった)。
特に、浅川ループ橋のところの「ブランド薬師」がとても気になる。
崖造りめぐりの旅もいいな。
というか、家を建てるなら崖造りがいいな(伊豆の海岸線の傾斜地がいいな)