吉田重人のレビュー一覧

  • 〈生きもの〉 ハダカデバネズミ 女王・兵隊・ふとん係

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    裸で出っ歯のネズミ、名が体を表しすぎているハダカデバネズミ。その生態や研究生活を記したこの本、中高生向けか?挿絵も写真も豊富でとてもわかりやすく、楽しく読むことができました。女王は実はストレスフルとか、肉ぶとん階級など興味深いデバの暮らしが丸わかり!デバかわいい。

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    2011年10月26日
  • 〈生きもの〉 ハダカデバネズミ 女王・兵隊・ふとん係

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    アリやハチの社会は階級社会というのは有名な話だけど、珍獣ハダカデバネズミも階級社会ということに興味津々。その強烈な姿。ひどい名前。でも読み終えるととってもかわいい動物なんだと思い、機会があれば是非動物園に行ってみたいと思わされる一冊。

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    2011年05月26日
  • 〈生きもの〉 ハダカデバネズミ 女王・兵隊・ふとん係

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    読みやすくて面白い。生物の世界は奥深いなあ、と思った一冊。つい本物が見たくなって上野動物園まで実際に見に行ってしまいました。

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    2011年04月13日
  • 〈生きもの〉 ハダカデバネズミ 女王・兵隊・ふとん係

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    日本で最初にハダカデバネズミの飼育と研究に携わった岡ノ谷教授による、デバ(研究者は愛情を込めてこう呼ぶ)の飼育と研究、生態についての入門書。
    とはいえ、生態についてはまだ知られていないことが多いようで、未知の生物に悪戦苦闘する学生さんたちの青春群像も垣間見えてなかなか楽しい。
    デバはアリやハチのような真社会性を持つ希少なほ乳類である。
    彼らは乾燥した砂漠の地下に延々とトンネルを掘り、一匹の女王デバと生殖担当の数匹の王デバ、時に蛇に自ら食べられることで群れを守る兵隊デバ(兵隊ではなく生け贄デバといったほうが近いかも知れない)、働きデバで群れを構成し、各構成員は均質な遺伝子をもつ。
     何より驚くの

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    2011年03月05日
  • 〈生きもの〉 ハダカデバネズミ 女王・兵隊・ふとん係

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    以前mixiレビューに書いたものをここにもUPしておきます。
    岩波科学ライブラリー151です。
    岩波科学ライブラリーといえば、鈴木忠先生の「クマムシ?!」がそうでした。この本は、「クマムシ?!」を編集した岩波の塩田さんが手がけて本にしたものだそうです。塩田さんの「次はデバネズミやります」で生まれた本は、クマムシに劣らず楽しい本です。

    表紙から転載。
    ひどい名前、キョーレツな姿、女王が君臨、哺乳類なのに変温動物?
    愛すべき珍獣、その名は『裸・出歯・鼠』
    動物園で人気急上昇の珍獣・ハダカデバネズミと、その動物で一旗上げようともくろんだ研究者たちの、「こんなくらしもあったのか」的ミラクル

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    2010年11月19日
  • 〈生きもの〉 ハダカデバネズミ 女王・兵隊・ふとん係

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    成毛眞氏「面白い本」の一冊。
    奇妙な外見のネズミ。東アフリカの乾燥地帯に地上下50cmに3キロものトンネルを掘って鎖国状態で暮らす。たった1匹の女王が母親で、1〜3匹のオスのどれかが父親だけど、母父も兄弟のこともあるという近親相姦密室家族。働きアリや兵隊アリに相当する子供達。でも、階級は生まれながらに決まっているわけではないところはアリとは違う。哺乳類のくせに自分で体温を維持できない。ネズミのくせに何十年と生きる長寿。
    もうこれだけで十分、おもしろいよね。
    勢いで同じシリーズの「シロアリ」も買っちまいました。

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    2014年12月23日
  • 〈生きもの〉 ハダカデバネズミ 女王・兵隊・ふとん係

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    【読み物】
    このような動物がいるとは!
    毛がなくて出っ歯のネズミ、パッと見た瞬間少しヒキますが、よく見ると可愛く見えます。
    ハダカデバネズミは群れで生活します。社会環境も成り立っており、しかも哺乳類ですが、変温動物のため30年以上も生きるのです。
    すごいですね。

    変温動物であるゾウガメも200~250年も生きるそうです。それだけ生きれば、「この短い人生では何もできない」とは言えません。なんでもできそうです。しかし、なんでもできると思って、活発に動くと寿命は短くなるのでしょうね。おそらく。。。

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    2013年04月27日
  • 〈生きもの〉 ハダカデバネズミ 女王・兵隊・ふとん係

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    そもそもなぜ、「ハダカデバネズミ」に関する本を読んだかというと、僕の記憶違いでなければ、『新世界より』(貴志祐介著)という小説の中に「バケネズミ」というキャラクターが登場するのですが、それの祖先だったかモデルだったか(ここらへんがあいまいで...)が「ハダカデバネズミ」ということで、まあ頭の片隅に残っていたんでしょうね、読んでみたということです。

    『ハキリアリ』という本を読んだときも感じたことなんですが、いやー彼らはすごいですね。もう人間と一緒ですよ。非常にシステマティックな世界です。本書から得たことをちょこっとメモ風に書いていきますね。

    ・個体識別するときは背中に小さな入れ墨をする。
     

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    2013年01月22日
  • 〈生きもの〉 ハダカデバネズミ 女王・兵隊・ふとん係

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    漢字で書くと「裸・出歯・鼠」ですね。カタカナよりもインパクトが強くなります。
    このネズミ、蟻みたいに女王ネズミや兵隊ネズミなどに分かれているそうです。兵隊ネズミが仕事をサボっていると女王ネズミに叱責されます。そうすると兵隊ネズミは謝罪するそうです。その姿がユーモラスです。

    このネズミを見られる場所も何箇所かあるようですが、現物を見る前に本書を読んで基礎知識を得てからのほうが、数倍楽しめそうです。

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    2012年09月21日
  • 〈生きもの〉 ハダカデバネズミ 女王・兵隊・ふとん係

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    軽く読めます。ハダカデバネズミかわいい!ちょっとした研究も積み重なることでスゴイ発見になるんですね。

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    2011年02月27日