作品一覧

  • 〈生きもの〉 ハダカデバネズミ 女王・兵隊・ふとん係
    4.1
    1巻1,650円 (税込)
    ひどい名前、キョーレツな姿、女王君臨の階級社会。動物園で人気急上昇中の珍獣・ハダカデバネズミと、その動物で一旗あげようともくろんだ研究者たちの、「こんなくらしもあったのか」的ミラクルワールド。なぜ裸なの? 女王は幸せ? ふとん係って何ですか? 人気イラストレーター・べつやくれい氏のキュートなイラストも必見!

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ユーザーレビュー

  • 〈生きもの〉 ハダカデバネズミ 女王・兵隊・ふとん係

    Posted by ブクログ

    1650

    吉田重人
    1980年滋賀県長浜市生まれ。2003年千葉大学文学部行動科学科卒業。2008年千葉大学大学院自然科学研究科博士課程修了、博士(理学)。2007年より日本学術振興会特別研究員

    岡ノ谷一夫
    1959年栃木県足利市生まれ。メリーランド大学大学院修了、Ph.D.取得。1994年より千葉大学文学部助教授、2004年より理化学研究所チームリーダー

    〈生きもの〉 ハダカデバネズミ-女王・兵隊・ふとん係 (岩波科学ライブラリー)
    by 吉田 重人、岡ノ谷 一夫
    東アフリカのケニアあたりにいる動物(図3) で、地下にトンネルを掘って集団で暮らしている。ネズミなのにハチやアリと同じよう

    0
    2023年07月24日
  • 〈生きもの〉 ハダカデバネズミ 女王・兵隊・ふとん係

    Posted by ブクログ

    ハダカデバネズミのことが、ユーモラスに、愛を持ってかかれている。研究の苦労についても知ることができる貴重な一冊。

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    2022年01月01日
  • 〈生きもの〉 ハダカデバネズミ 女王・兵隊・ふとん係

    Posted by ブクログ

    シンプルに面白かった。動物園で何度かみたことのある動物ではあったが、どのように生活しているのかほぼ知らなかったため、「そうだったのか」の連続であった。「よくわからないけれどなんだか見ていて面白い動物」から「見た目だけではなく全てが面白い」という見方に変わった。見た目が変でよくわからない生き物でも、その生き物なりに一生懸命生きていて、かつその生活様式的には理に適っているということを、ハダカデバネズミを通してまな無ことができたのがなんだか不思議である。

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    2020年08月04日
  • 〈生きもの〉 ハダカデバネズミ 女王・兵隊・ふとん係

    Posted by ブクログ

    小川洋子さんの本紹介より手に取った本。ハダカデバネズミという特異な生き物の生態も興味深いが、「17の鳴き声を使い分ける」というところから人間の言語の謎に絡めて研究をしようという研究者さんたちの発想が面白い。
    それにしても「真社会性動物」の面白いこと。しかも遺伝で全てが決まるのではなく、周囲の状況から女王にのし上がったり、兵隊になったり王様になったりするという。流石に昆虫よりも複雑な仕組みで動く社会のようだ。

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    2019年02月02日
  • 〈生きもの〉 ハダカデバネズミ 女王・兵隊・ふとん係

    Posted by ブクログ

     岩波科学ライブラリーの、ハダカデバネズミの本。

     裸・出歯・鼠。ひどい名前だけど、姿を見たらまさにその通りだから仕方がない。
     ハムスターの赤ちゃんのような姿だが、一生裸。げっ歯類特有のインパクト大の門歯。あるのかないのか分かりにくい、小さすぎる目。いわゆるキモカワイイというのはこの子たちのことなんだなと納得してしまいます。

     アリやハチのように真社会性を持つ哺乳類。厳然たる職業階級(カースト)制度。女王と生まれた新生児たちのふとんになるだけの係があるとはびっくりしました。が、その写真を見てそこはかとなくかわいく思ってしまうのはオイラだけではないはず。
     ピンク色した肉ぶとん係のハダカデ

    0
    2014年10月21日

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