小澤一郎のレビュー一覧
-
- カート
-
試し読み
-
Posted by ブクログ
推し解説者、小澤さんのサッカー戦術本。ラ・リーガの見たい試合の担当が小澤さんだとラッキー!と思う。めちゃくちゃ分かりやすいからだ。
本書では攻撃、守備、ネガティブトランジション、ポジティブトランディションに章を分け、それぞれ433.4231.352など、フォーメーションごとにチーム戦術、個人戦術を解説している。
オールカラーでめちゃくちゃ分かりやすいし、QRコードを読み込むと解説動画も見ることが出来る。
偽サイドバックだけじゃなく、去年グアルディオラがシティで実践したばかりの偽センターバックまで網羅。
この形ならどこがフリーになりやすくて、どこで数的有利を作ろうとしているのか、普段解説されてい -
Posted by ブクログ
ネタバレサッカー代理人は転職エージェントに似てる側面があるな。
転職が成功した場合、転職した職場の給料のx%を得る。
ただ、サッカー代理人は次の移籍先のみならず、基本的に選手のキャリア全体を見る点が異なるからより長期的に、戦略的に考える必要がありそう。
以下、気になった文を本文から抜粋。
エスパルスは、株主、ファン・サポーター、スポンサー、選手、スタッフなど多くの人々に支えられており、FIFA規則に則らない今回の移籍手続きを認めることは、こういった皆さまに対する責任放棄であり、できないことであると考えております。
→クラブも株主が最初に来る。
当初からチェゼーナとFC東京の間では次のステッ -
Posted by ブクログ
ネタバレサッカージャーナリストの小澤一郎さんの新しい著書。
最近のフットボールは監督の哲学をビジネスになぞらえるものが多い中、フットボールビジネスの特に選手の移籍に特化したすばらしい問題提起の内容となっている。
長友の移籍に伴う成功事例や岡崎の移籍に伴う騒動や問題点を浮き彫りにしながら、様々な関係者への取材などでより事実関係を埋めていくという内容。
現時点での移籍の地位向上はすばらしいが、その実が「0円移籍」である事実が強調される。
たしかにこの点は早急に対策が必要であり、選手との契約関係の見直し方や結び方などをしっかりと取り組むべきだと思った。
その辺の専門家が少ない点など、個人的にもそういった -
- カート
-
試し読み
Posted by ブクログ
現地を経験してる人が、これだけ分かりやすく整理して情報シェアしてくれてるのは、とてもありがたい。
そして、この差分が見えてるのに、日本でアップデートしたら良さそうな部分を取り込めてないのももどかしく感じるだろうなと。きっと、サッカー協会の人でもそう考えているはず。
著者は日本を否定したいわけでもなく、ファクトを並べて比較してくれてて、明らかに合理性があるものと、まあ、現実的には難しいよなと思うものなど様々ある。
色々と学びは多いが、あえて、3つほど、個人的に気になったところを挙げると以下になる。
・認知、分析、決定、実行の実行以外も尊ぶ
・飛び級でき、最適なレベルで磨ける
・チーム人数 -
- カート
-
試し読み
-
- カート
-
試し読み
-
- カート
-
試し読み
Posted by ブクログ
中々刺激的なタイトル。
スペイン流の指導法が絶対的に素晴らしいとは思いませんが、
強豪国の一つではあるので参考にすべき国の一つなことは確か。
スペイン流をそのまま日本に持ち込むことの是非は、
自分よりももっと詳しい他の人にお任せするとして、
著者の主張は一つの意見・見解としては興味深かったです。
さらに、最近流行りのスペイン留学などにも警笛を鳴らしており、
一定の価値のある本かと思いました。
スペインから学ぶべきところは学んだ上で、
日本独自の育成手法を立ち上がることを期待したいです。
(プロの指導者からすると、日本はまだその段階にまで来ていないと
おっしゃられるのかもしれませんが。) -
- カート
-
試し読み
-
Posted by ブクログ
日本(Jリーグ)の移籍制度はあまりマスコミは報じないので、この本で初めて知ったことが多かった。とても貴重な一冊。
著者は「日本のサッカーを向上させるには、日本のクラブも交渉力をつけて世界のマーケットに参加することが必要」という立場。一方、現場のクラブはそれが理想だと理解しつつも「そうは言っても現実的には厳しい」つまり、日本のサッカービジネスまだまだ成熟していないので、今グローバルマーケットに参加しても食いつぶされるだけだという意見。本書ではそういったクラブ幹部や、そのクラブからボロクソに敵視されている(笑)代理人、そして一番の当事者である選手まで、色々な立場の生の声が聞けるのが素晴らしい。
-
Posted by ブクログ
スペインから帰国して以来、精力的に活動している小沢一郎氏の一冊。
ニュースとして「点」としての存在する移籍に関する情報を、「線」につなげて、さらには日本のサッカー界への提言へと持って行っている。
選手や選手エージェント、各クラブのGMの声なんかも拾っているので、多角的に情報を得られる。
サッカービジネスに詳しい人ではなく、「なんでJリーグクラブには移籍金が入らないんだろう」なんて思うファンの人たちにはおすすめしたい。
通して読んで思ったが、日本サッカーにはまだ「日本サッカーとして戦略的に海外に売りだしていこう」という動きや考えがないように感じる。今年から始まった東南アジア戦略も事務局の -
- カート
-
試し読み