サッカー選手の正しい売り方 移籍ビジネスで儲ける欧州のクラブ、儲けられない日本のクラブ

サッカー選手の正しい売り方 移籍ビジネスで儲ける欧州のクラブ、儲けられない日本のクラブ

ビジネス・実用
1,584円 (税込)

7pt

4.6

サッカー選手の正しい売り方
―移籍ビジネスで儲ける欧州のクラブ、儲けられない日本のクラブ―


長友佑都(インテル)、香川真司(ドルトムント)、長谷部誠(ヴォルフスブルク)、内田篤人(シャルケ)、宇佐美貴史(バイエルン)、岡崎慎司(シュツットガルト)、家永昭博(マジョルカ)、宮市亮(アーセナル)、松井大輔(ディジョン)……etc

総勢20名以上の日本人選手が欧州のトップリーグに在籍するようになった現在、かつてないほど日本の選手獲得に欧州クラブの目が向けられている。スポーツ紙が嬉々として報じる海外移籍ラッシュは日本代表の強化、選手の成長という面で歓迎すべき面がある反面、諸手を挙げて喜んでばかりはいられない面もある。

それが「0円移籍」という問題だ。

実に半数以上の日本人選手が移籍金(違約金)0円で欧州のクラブに獲られている。
ただでさえ厳しいJリーグのクラブ経営という観点から見れば、大切な商品である選手がタダ同然(育成費は発生する場合がある)で移籍してしまうことはまさに死活問題となる。

なぜJクラブは相次ぐこの事態を阻止できないのか? クラブを救う手立てはないのか?

移籍市場は、したたかな者が勝つビジネスの「戦場」である。海千山千の欧州クラブと対等に移籍ビジネスを行い、Jクラブの利益を守るためには、まずは欧州のスタンダードを熟知し、「戦略」を立てなければならない。

否応なしにグローバル化する移籍市場のなかで、海外・国内問わずサッカー選手の「正しい売り方」を模索していかなければ日本サッカーの未来は危うい。

日本サッカー、Jリーグがさらに発展していくために、我々は何をするべきなのか?

移籍ビジネスの内情を解き明かすとともに、海外・国内移籍の最新事例を検証しながらJクラブ、選手がよりよい未来を築くために必要な移籍戦略について考察していく。【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】

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  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    スポーツ・アウトドア / スポーツ
  • 出版社
    :
    カンゼン
  • タイトル
    :
    サッカー選手の正しい売り方 移籍ビジネスで儲ける欧州のクラブ、儲けられない日本のクラブ
  • タイトルID
    :
    214890
  • ページ数
    :
    256ページ
  • 電子版発売日
    :
    2014年03月20日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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サッカー選手の正しい売り方 移籍ビジネスで儲ける欧州のクラブ、儲けられない日本のクラブ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    契約があるうちは移籍など考えれない!契約を満了してから移籍すべき!などという人もいると思うが、私は育ててもらったチームにお金を残せない方が不義理であると思う。
    夢もあるだろうが、本当に必要と考えてくれるチームであれば金を払ってでもとりたいと考える。そういうチームに行く事が選手にとってのやりがいではないだろうか。今は日本の名を売る時期で致し方なしとも考えるが、近い将来、移籍金を取れる選手が増えてほしいと考える。
    こんな本が読みたかった。

    0
    2012年08月30日

    Posted by ブクログ

    いわゆる優秀な選手の0円移籍騒動から問題を定義し、Jクラブが如何に今後の世界の移籍ビジネスを戦って行くかを考察しつつ、そもそも欧州の移籍マーケットはどんなものなのかをも解説している。またそれらはJリーグフロントや代理人、そして選手にもインタビューしているのでより多角的な面で書かれており、この問題を考えるには最適の一冊ではないだろうか。 そして、いわゆる欧州ありきの上から目線の書き方ではないので、Jクラブサポーターでも素直に読めるのでお勧め。

    0
    2012年03月10日

    Posted by ブクログ

    移籍に関する日本と欧州との比較が主な主題。
    その中で基本的にはJのルールでダメなところを記載しているが、欧州が何も全て良いというわけではなく、Jの方がよい部分もあることも記載。
    数人のインタビューもあり、内容充実。
    サポーター側としても何を考えるべきかも書いてあるのでJ好きの方には特におすすめ。

    0
    2012年03月05日

    Posted by ブクログ

    日本(Jリーグ)の移籍制度はあまりマスコミは報じないので、この本で初めて知ったことが多かった。とても貴重な一冊。

    著者は「日本のサッカーを向上させるには、日本のクラブも交渉力をつけて世界のマーケットに参加することが必要」という立場。一方、現場のクラブはそれが理想だと理解しつつも「そうは言っても現実的には厳しい」つまり、日本のサッカービジネスまだまだ成熟していないので、今グローバルマーケットに参加しても食いつぶされるだけだという意見。本書ではそういったクラブ幹部や、そのクラブからボロクソに敵視されている(笑)代理人、そして一番の当事者である選手まで、色々な立場の生の声が聞けるのが素晴らしい。

    それぞれの立場でそれぞれの正論があるので誰もがハッピーな道はない。読者は日本サッカーやJリーグのサポーターだろうから、その読者も他人事ではないはず。究極的には、クラブと選手どちらをとるかの選択。日本人ファンは選手を尊重する傾向が強い。しかしそれでは日本のサッカーは成長しない、と著者は主張する。
    さあ、僕自身はどうなんだ?───ただ読んで「面白かった」だけでなく、読後も自分なりに考え続けさせるほどの力を、本書は持っている。

    0
    2012年10月20日

    Posted by ブクログ

    スペインから帰国して以来、精力的に活動している小沢一郎氏の一冊。

    ニュースとして「点」としての存在する移籍に関する情報を、「線」につなげて、さらには日本のサッカー界への提言へと持って行っている。

    選手や選手エージェント、各クラブのGMの声なんかも拾っているので、多角的に情報を得られる。

    サッカービジネスに詳しい人ではなく、「なんでJリーグクラブには移籍金が入らないんだろう」なんて思うファンの人たちにはおすすめしたい。

    通して読んで思ったが、日本サッカーにはまだ「日本サッカーとして戦略的に海外に売りだしていこう」という動きや考えがないように感じる。今年から始まった東南アジア戦略も事務局の一部が走っているだけのようにも見えるし、各クラブ同士の足並みもバラバラ。「いかにしてJリーグクラブが世界のマーケットにおいて存在感を示せるか」ではなく、「いまのままではお金が取れないから困っている」という嘆きから脱していない。この本を多くのJリーグ関係者が読み、本気で考え直してくれることを期待したい。

    この本のデメリットを上げるとすれば、著者の正義感が強すぎる感があるところ。少し押し付けがましいかもしれない。

    0
    2012年05月26日

    Posted by ブクログ

    Jクラブを応援する身としては感情的にならずに読むようにしないと、少し腹の立つ部分もある。ただ移籍事情について知らないことも多かったし勉強になった。この本を読んでる間ずっとキヨがどういう形で欧州移籍を果たすのかっていうことを考えてた。

    0
    2012年04月07日

    Posted by ブクログ

    Jリーグが20年を迎え、これからどう進んでいくのか。
    切り離せない問題なのが、選手の移籍やGM制度の不備…。
    筆者は、
    ●日本人選手以外も「育てて売る」
    ●アジアのトップリーグを目指す
    ●欧州に合わせたシーズン、契約期間の導入検討
    ●代理人文化の醸成…などを提言。

    変わっていくものを追いたいよな。

    0
    2012年02月27日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    サッカー代理人は転職エージェントに似てる側面があるな。
    転職が成功した場合、転職した職場の給料のx%を得る。
    ただ、サッカー代理人は次の移籍先のみならず、基本的に選手のキャリア全体を見る点が異なるからより長期的に、戦略的に考える必要がありそう。



    以下、気になった文を本文から抜粋。

    エスパルスは、株主、ファン・サポーター、スポンサー、選手、スタッフなど多くの人々に支えられており、FIFA規則に則らない今回の移籍手続きを認めることは、こういった皆さまに対する責任放棄であり、できないことであると考えております。
    →クラブも株主が最初に来る。


    当初からチェゼーナとFC東京の間では次のステップとしての「売り手」がイメージされており、その売却先が見つかった場合にチェゼーナが買取りオプションを行使して売却。そこで得た移籍金の何割かがFC東京へ買取りオプション代として支払われる取り決めがあったというのがこの長友の移籍例に見るFC東京の移籍戦略の概要だ。
    →チェゼーナをトランポリンクラブとして、インテルからお金を得る移籍スキーム

    代理人というのは日常的に 「いかにして選手の価値を創り 、そして上げるか 」を考えている 。

    クラブにもエ ージェントにも 「選手を飼い殺しすることが最大の利益損失 」という考えがあることは見逃せない事実だろう 。選手の価値を高める 、移籍金を上げるためには選手がピッチ上でいいパフォ ーマンスを出していなればいけないのは誰の目にも明らかである




    監督が簡単に変わると選手にとってリスク
    → 中田浩二の例
    →チェルシーなど、監督が頻繁に変わるチームに移籍することは選手にとってリスクなのでは?

    0
    2020年11月04日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    サッカージャーナリストの小澤一郎さんの新しい著書。
    最近のフットボールは監督の哲学をビジネスになぞらえるものが多い中、フットボールビジネスの特に選手の移籍に特化したすばらしい問題提起の内容となっている。

    長友の移籍に伴う成功事例や岡崎の移籍に伴う騒動や問題点を浮き彫りにしながら、様々な関係者への取材などでより事実関係を埋めていくという内容。

    現時点での移籍の地位向上はすばらしいが、その実が「0円移籍」である事実が強調される。
    たしかにこの点は早急に対策が必要であり、選手との契約関係の見直し方や結び方などをしっかりと取り組むべきだと思った。
    その辺の専門家が少ない点など、個人的にもそういったビジネスに興味があるので、とても参考になった。

    まあ、欧州の移籍市場もボスマン判決以降徐々に変化していき、様々なフットボールビジネスのマーケティング施策などに押し進められ、今のようになっているので、焦ることはなく着実に進めていけばよいだろう。

    また、著書の中でスペインでのソシオクラブであるオサスナの事例が出てくるが、まさかオサスナがソシオ制だったとは知らなかった。あとビルバオも。(まあ、バスクの雄は想像できるが。)
    たしかにこういった中堅クラブの戦略はよいケーススタディになるし、私の愛するジェフなどはそういった戦略からJ1中堅まで戻ってくれないかなぁと考えているのだが。。。

    とにかく、すばらしい内容でした。
    ただ、ある程度サッカーの移籍に理解がある状態で読まないとあまり面白くないかもしれない注釈付きです。

    目次
    ●第一章 いまJリーグの移籍市場で何が起きているのか?
    ●第二章 Jリーグ移籍の内実
    ●第三章 日本における海外移籍、国内移籍の現状とあるべき姿
    ●第四章 海外の移籍ビジネス最前線
    ●第五章 選手の価値を高めるマネジメント
    ●第六章 エージェントの存在意義
    ●第七章 選手とクラブの幸福な関係とは?

    0
    2012年03月01日

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    :
    ビジネス・実用
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    :
    スポーツ・アウトドア / スポーツ
  • 出版社
    :
    カンゼン
  • タイトル
    :
    サッカー選手の正しい売り方 移籍ビジネスで儲ける欧州のクラブ、儲けられない日本のクラブ
  • タイトルID
    :
    214890
  • ページ数
    :
    256ページ
  • 電子版発売日
    :
    2014年03月20日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
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