堀川大樹のレビュー一覧

  • クマムシ博士の クマムシへんてこ最強伝説

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    表紙のゆるさで手に取ったら内容はごりごりの研究モノで、期待以上でした。でも、内容は初学者にも分かりやすく、そして、筆者のクマムシに対する計り知れない愛が伝わる一冊。生きているクマムシは見たことがないので、いつか見てみたいなぁと思いました。

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    2022年05月07日
  • クマムシ博士の クマムシへんてこ最強伝説

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    クマムシ愛に溢れた、クマムシ研究本。
    雑談ネタにもいいです。かわいいイラストですが、表紙の写真をみるとイラストとのギャップもあるが、まあ、その辺りはご愛敬。
    クマムシは虫とついているが、緩歩動物門に属するれっきとした動物。ちなみに緩歩動物門にはクマムシしかいない。クマムシの種類は約1200種類。著者はそのうちのヨコヅナクマムシを発見・命名。
    最強というのは、乾燥耐性や凍結耐性に極めて優れているということ。しかし、実験ではピペットで吸い出さないといけない、つまりピンセットだと容易につぶれてしまうので物理耐性はないようです。
    繁殖させるのに、アガー(ゼリーの素です)の培地に、ボルヴィックがいいとか

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    2021年01月22日
  • クマムシ博士の クマムシへんてこ最強伝説

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    クマムシの信じがたい生態から 愛すべき弱点まで。可愛いイラストのついた 観察日記形式で 第一線の研究者がクマムシ愛を 語ってくださってます。わかりやすく面白く 中学生ぐらいから十分に読めます 本気でクマムシを飼いたくなりました 素晴らしい ここ最近で一番感動した本です

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    2017年04月24日
  • クマムシ博士の「最強生物」学講座―私が愛した生きものたち―

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    学者が研究費を寄付に頼らず
    有料メルマガとキーホールダーなどのクマムシグッズの
    販売で賄うという
    買ってくれた人をサポーターとして位置付けている
    メルマガは「むしマガ」ブログは「むしブロ」
    ツイッターアカウントは@horikawad

    堀川さんはクマムシ研究者として北大で博士号取得後
    NASAエームズ研究所を経て
    現在はパリの大学国立医学研究所で研究中
    ちなみにフランスの国立研究所でも使用言語は
    現在英語に統一されているという

    この本はエッセイ風の巧みな文で
    軽くて既知に飛びとても面白い
    仕事は暮らしの一部として好奇心に突き動かされる愉しさが
    なければならないということをこの本は教えてくれる

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    2014年06月28日
  • クマムシ博士の「最強生物」学講座―私が愛した生きものたち―

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    第一線の科学者による一般向けの書物のひとつだが、高井研みたいな熱さを感じる。著者の有料メルマガやブログをまとめたもので一章ずつ短くまとまっていて読みやすい。前半はクマムシ中心だが、中盤以降は変わった生物とそれを取り巻く研究環境など普通は語られない裏話的なものが興味深い。
    クマムシはそこらへんのこけに生息している生き物で(昆虫ではない)あるが、カップヌードルのような完全な乾燥状態で高放射能、絶対零度も耐えうる。宇宙空間でも6日生存できるらしい。他にも乾燥して休眠状態になる生物はいるが、クマムシほどではないらしい。またどうやってそんな乾燥状態で耐えられるのか、そもそも放射能への耐性が高いのかいくつ

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    2013年12月15日
  • クマムシ博士の「最強生物」学講座―私が愛した生きものたち―

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    クマムシの研究者であり、むしブロを運営する堀川大樹さんの初書籍。
    本書はメルマガ「むしマガ」を加筆し編集されたものだという。
    堀川さん考案のクマムシさんが好きでも得体のしれない生物がニガテという若者でも手に取りやすいライトな内容である。

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    2013年10月15日
  • クマムシ博士の「最強生物」学講座―私が愛した生きものたち―

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    クマムシの話だけでなく、他の話も面白い。語り口調もセンスある。不死身のヒドラ、サイボーグゴキブリ、ハダカデバネズミなど、興味深い内容が多い。

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    2019年08月12日
  • クマムシ博士の クマムシへんてこ最強伝説

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    巷で流布されている情報から、クマムシは無敵のイメージが先行していたが、本書で正確な知識が得られた。クマムシは名前に誤魔化されてしまうが、実は動物の一種で、緩歩動物門に属する。ここはクマムシしかいなくて、1,200種類ほど見つかっているらしい。水生と陸生がいるが、陸生の方に乾眠と呼ばれる、代謝や呼吸も止めて生き延び、水をかけると再生する、ストレス耐性の強い種がいる。身近なコケの中で棲息している、メスのみで増殖する驚き、実験環境の中で飼育する難しさ、介護に近い作業など面白おかしく語られている。著者のクマムシへの愛が随所に感じられ、微笑ましい。

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    2018年11月28日
  • クマムシ博士の クマムシへんてこ最強伝説

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    クマムシ本は以前に別のモノを1冊読んだことが有るが、こちらの方が"クマムシ愛"に溢れていて、まあ楽しく読めた。
    他にも"乾眠"し、各種の耐性の強い動物・生物がいることは初めて知った。
    飼育の具体的な苦労話、各種の工夫などの話も面白い。

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    2017年08月23日
  • クマムシ博士の「最強生物」学講座―私が愛した生きものたち―

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    クマムシ研究に精通した著者が、クマムシとクマムシを取り巻くディープな世界を掘り下げる。

    1冊を通してユニークな語り口で、時にジョークや嘘(!)を交えながら面白おかしく読み進められました。一見ハードルの高そうな生物学研究の世界をぐっと身近に引き寄せ、その最先端を分かり易く紹介しています。クマムシの常識破りな生態はもちろん捕獲や飼育方法まで、これでもかというほどクマムシ愛に溢れた内容に。虫苦手の私ですら可愛いかも…と親しみを覚える魅力があります(※クマムシは「緩歩動物(かんぽどうぶつ)」です)。
    他にもクマムシ並に理解不能なエクストリームな生物や、研究職というディープな道を突き進んでいる他の研究

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    2016年07月21日
  • クマムシ博士の「最強生物」学講座―私が愛した生きものたち―

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    生き物系の本の面白さは、生き物そのものもさる事ながら、その生き物に魅せられた人のおかしさ、突き抜けぶりである。

    なので、当然、クマムシの本だと思ったら大間違い。クマムシ好きが、クマムシと、その他さまざまなクリーチャーを次々に紹介してく。納豆菌は宇宙からやってきたエイリアンであるとか(顛末は本書を読んでください)。



    そのぐらいまでは、まあなんとか想像も及ぶのだけど、なんとジョジョの奇妙な冒険を用いて英語を学ぶ手法と、その台詞が書かれている。いったいなぜ? (実はこの項の存在を北澤 繁太さんにご紹介いただいたのが本書を読むに至った経緯なのですが)



    そしてなんと、「生き物に魅せられた人

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    2022年06月01日
  • クマムシ博士の「最強生物」学講座―私が愛した生きものたち―

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    乾燥、放射線、超低温、高圧などの環境でも生き延びる驚きの生命体「クマムシ」に魅せられた研究者が、クマムシについて、その実態や魅力を語るとともに、その他の、最近の様々な興味深い研究についても楽しく紹介している。色々な人が色々な研究をしているんだと、とても面白く読むことができる。

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    2014年03月02日
  • クマムシ博士の「最強生物」学講座―私が愛した生きものたち―

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    著者に学ぶことは、生物学よりなにより学者がマーケティング感覚を持ち、顧客の満足度に見合う対価を得ることで自立して研究を継続しようとする姿勢だ。

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    2014年02月28日
  • クマムシ博士の「最強生物」学講座―私が愛した生きものたち―

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    面白かった。が、印象に残ったのはクマムシではなくアメンボとサイボーグゴキブリ(想像する未来像に懊悩(苦笑))そしてキモカワ界のアイドル、ハダカデバネズミの裏切らなさに歓喜。そして…同年代だなあと…(ドラゴンボールやジョジョの話が当たり前のように…分かり易いが、好きなんだなあ…)

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    2014年03月12日
  • クマムシ博士の「最強生物」学講座―私が愛した生きものたち―

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    ニヤニヤしてしまうのを我慢しながら一気読み。
    常識破りの生き物たちの生態を、ユーモアたっぷりに紹介してくれる。
    変わった生き物がいれば、それを研究する人間達もまたぶっ飛んでいる。
    画一的な人間が増えている現代社会への風刺も効いていて、面白い本だった。

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    2013年11月17日
  • クマムシ博士の「最強生物」学講座―私が愛した生きものたち―

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    この本によれば、アメンボウはメスを命の危険にさらしてまで、レイ◯をするらしい。私の中でアメンボウの株がだだ下がりだよ!
    たまにツルツルと激しくすべっているギャグもあるが、なかなかにおもしろい。

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    2013年10月02日
  • クマムシ博士の クマムシへんてこ最強伝説

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    ・最強生物クマムシ
    ・虫じゃなく、緩歩動物門の無脊椎動物
    ・凍ったまま30年、乾けば宇宙真空や超低温も耐えられる、放射線も耐えられる
    ・転ぶと自力で起き上がれない
    ・市街地でもしょぼい苔を好んで住みつく、苔はエサでもあり、乾燥を武器にした隠れ蓑
    ・苔から追い出してクマムシを採取できる
    ・1200種類以上いる、メインは美学の白クマムシ
    ・乾燥させて冷蔵庫で1年保存、水をかけるとまた活動し出す、生命の神秘を見せてくれる
    ・食べてみた実験、112万円、30分茹でる八万個体で水1mlと、食べた人「池の味」w

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    2025年05月24日
  • クマムシ博士の「最強生物」学講座―私が愛した生きものたち―

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    専門用語を使わずに、生物学の「おもしろさ」を伝えている感じ。
    良くも悪くもかなり砕けた口調なので(特に3章以降)、とっつきやすいが好みが分かれるかなあ、と予想。
    あとクマムシちゃんって本物の博士さんがキャラデザしてたんですね知らなかった

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    2014年09月09日
  • クマムシ博士の「最強生物」学講座―私が愛した生きものたち―

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    もちろんクマムシの話が一番面白いのだが、「タイムトラベラーと肉体関係を持つのは危険」や「バッタに捕食されたい博士」「不老不死の怪物と地球脱出」「スクープ:納豆菌は宇宙生命体だった」など、、、誰にどのように役に立つのか分からん知識が満載。
    まぁ、本を読むってそういうことだけどね。

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    2014年07月19日