作品一覧 2017/03/10更新 クマムシ博士の クマムシへんてこ最強伝説 試し読み フォロー クマムシ博士の「最強生物」学講座―私が愛した生きものたち― 試し読み フォロー 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 堀川大樹の作品をすべて見る
ユーザーレビュー クマムシ博士の クマムシへんてこ最強伝説 堀川大樹 表紙のゆるさで手に取ったら内容はごりごりの研究モノで、期待以上でした。でも、内容は初学者にも分かりやすく、そして、筆者のクマムシに対する計り知れない愛が伝わる一冊。生きているクマムシは見たことがないので、いつか見てみたいなぁと思いました。 Posted by ブクログ クマムシ博士の クマムシへんてこ最強伝説 堀川大樹 クマムシ愛に溢れた、クマムシ研究本。 雑談ネタにもいいです。かわいいイラストですが、表紙の写真をみるとイラストとのギャップもあるが、まあ、その辺りはご愛敬。 クマムシは虫とついているが、緩歩動物門に属するれっきとした動物。ちなみに緩歩動物門にはクマムシしかいない。クマムシの種類は約1200種類。著者...続きを読むはそのうちのヨコヅナクマムシを発見・命名。 最強というのは、乾燥耐性や凍結耐性に極めて優れているということ。しかし、実験ではピペットで吸い出さないといけない、つまりピンセットだと容易につぶれてしまうので物理耐性はないようです。 繁殖させるのに、アガー(ゼリーの素です)の培地に、ボルヴィックがいいとか、炭酸水はイタリアのロケッタがいいとか、小ネタも面白いです。 Posted by ブクログ クマムシ博士の クマムシへんてこ最強伝説 堀川大樹 クマムシの信じがたい生態から 愛すべき弱点まで。可愛いイラストのついた 観察日記形式で 第一線の研究者がクマムシ愛を 語ってくださってます。わかりやすく面白く 中学生ぐらいから十分に読めます 本気でクマムシを飼いたくなりました 素晴らしい ここ最近で一番感動した本です Posted by ブクログ クマムシ博士の「最強生物」学講座―私が愛した生きものたち― 堀川大樹 学者が研究費を寄付に頼らず 有料メルマガとキーホールダーなどのクマムシグッズの 販売で賄うという 買ってくれた人をサポーターとして位置付けている メルマガは「むしマガ」ブログは「むしブロ」 ツイッターアカウントは@horikawad 堀川さんはクマムシ研究者として北大で博士号取得後 NASAエーム...続きを読むズ研究所を経て 現在はパリの大学国立医学研究所で研究中 ちなみにフランスの国立研究所でも使用言語は 現在英語に統一されているという この本はエッセイ風の巧みな文で 軽くて既知に飛びとても面白い 仕事は暮らしの一部として好奇心に突き動かされる愉しさが なければならないということをこの本は教えてくれる 食うためのみに働くという環境が いかにおかしなことかを実感させてくれる 放射能にも殺菌に使われるガンマー線にも紫外線にも化学物質にも 耐性を持つ生物がいる このことは宇宙を股に掛ける生命体の可能性を高めた 納豆菌は不死身のエイリアン 栄養源無しで100万年生きながらえ煮沸しても死なないし 1万Gyのガンマー線を浴びても超真空でも宇宙空間でも生き残る 芽胞を保護するサップス細胞を持つのは地球上で納豆菌だけである 最もどこからどこまでが冗談なのかわからないままこの本は終わる Posted by ブクログ クマムシ博士の「最強生物」学講座―私が愛した生きものたち― 堀川大樹 第一線の科学者による一般向けの書物のひとつだが、高井研みたいな熱さを感じる。著者の有料メルマガやブログをまとめたもので一章ずつ短くまとまっていて読みやすい。前半はクマムシ中心だが、中盤以降は変わった生物とそれを取り巻く研究環境など普通は語られない裏話的なものが興味深い。 クマムシはそこらへんのこけに...続きを読む生息している生き物で(昆虫ではない)あるが、カップヌードルのような完全な乾燥状態で高放射能、絶対零度も耐えうる。宇宙空間でも6日生存できるらしい。他にも乾燥して休眠状態になる生物はいるが、クマムシほどではないらしい。またどうやってそんな乾燥状態で耐えられるのか、そもそも放射能への耐性が高いのかいくつかの遺伝子がはたらいているらしいが、まだまだよくわからない点が多い。なのでメルマガを購読して研究費を集めたいというようなことも書いている。 Posted by ブクログ 堀川大樹のレビューをもっと見る