作品一覧

  • クマムシ博士の「最強生物」学講座―私が愛した生きものたち―
    4.1
    1巻1,056円 (税込)
    乾燥、超低温、高圧、そして放射線にさえ耐える体長1ミリにも満たない動物――「地上最強」との誉れ高いクマムシをはじめ、不老不死を獲得した怪物、宿主をゾンビにするパラサイト、うんこになって飛行移動するカタツムリ……はたまたバッタになった博士まで、常識破りな生物たちを、パリ大学気鋭の研究者が愉快に紹介。
  • クマムシ博士の クマムシへんてこ最強伝説
    4.3
    1巻1,540円 (税込)
    なかなか死なない不思議な生き物クマムシ。 クマムシの信じがたい生態から愛すべき弱点まで、 研究室で起こる悲喜こもごもを交え、第一線の研究者が語ります。 「どんな状況で生き延びるのか」「どうやって極限状態を過ごすのか」「なぜそんな能力をもっているのか」「普段はどのように生きているのか」といった内容を通じ、生き物の不思議な力を感じられる1冊です。 人気キャラクター「クマムシさん」のイラストをたっぷり収録しています。 ※紙の商品に付いているシールは電子版には収録しておりません。 【著者紹介】堀川 大樹(ほりかわ だいき) 1978年、東京都生まれ。地球環境科学博士。慶應義塾大学先端生命科学研究所特任講師。北海道大学大学院地球環境科学研究科にて博士号取得。NASAエイムズ研究センターおよびNASA宇宙生物学研究所にてヨコヅナクマムシを用いた宇宙生物学研究を実施した後、パリ第5大学およびフランス国立衛生医学研究所に所属。著書に『クマムシ博士の「最強生物」学講座─私が愛した生きものたち』(新潮社)『クマムシ研究日誌─地上最強生物に恋して』(東海大学出版部)がある。ブログ「むしブロ」、有料メルマガ「むしマガ」を運営。ツイッターアカウントは@horikawad/@kumamushisan

ユーザーレビュー

  • クマムシ博士の クマムシへんてこ最強伝説

    Posted by ブクログ

    表紙のゆるさで手に取ったら内容はごりごりの研究モノで、期待以上でした。でも、内容は初学者にも分かりやすく、そして、筆者のクマムシに対する計り知れない愛が伝わる一冊。生きているクマムシは見たことがないので、いつか見てみたいなぁと思いました。

    0
    2022年05月07日
  • クマムシ博士の クマムシへんてこ最強伝説

    Posted by ブクログ

    クマムシ愛に溢れた、クマムシ研究本。
    雑談ネタにもいいです。かわいいイラストですが、表紙の写真をみるとイラストとのギャップもあるが、まあ、その辺りはご愛敬。
    クマムシは虫とついているが、緩歩動物門に属するれっきとした動物。ちなみに緩歩動物門にはクマムシしかいない。クマムシの種類は約1200種類。著者はそのうちのヨコヅナクマムシを発見・命名。
    最強というのは、乾燥耐性や凍結耐性に極めて優れているということ。しかし、実験ではピペットで吸い出さないといけない、つまりピンセットだと容易につぶれてしまうので物理耐性はないようです。
    繁殖させるのに、アガー(ゼリーの素です)の培地に、ボルヴィックがいいとか

    0
    2021年01月22日
  • クマムシ博士の クマムシへんてこ最強伝説

    Posted by ブクログ

    クマムシの信じがたい生態から 愛すべき弱点まで。可愛いイラストのついた 観察日記形式で 第一線の研究者がクマムシ愛を 語ってくださってます。わかりやすく面白く 中学生ぐらいから十分に読めます 本気でクマムシを飼いたくなりました 素晴らしい ここ最近で一番感動した本です

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    2017年04月24日
  • クマムシ博士の「最強生物」学講座―私が愛した生きものたち―

    Posted by ブクログ

    学者が研究費を寄付に頼らず
    有料メルマガとキーホールダーなどのクマムシグッズの
    販売で賄うという
    買ってくれた人をサポーターとして位置付けている
    メルマガは「むしマガ」ブログは「むしブロ」
    ツイッターアカウントは@horikawad

    堀川さんはクマムシ研究者として北大で博士号取得後
    NASAエームズ研究所を経て
    現在はパリの大学国立医学研究所で研究中
    ちなみにフランスの国立研究所でも使用言語は
    現在英語に統一されているという

    この本はエッセイ風の巧みな文で
    軽くて既知に飛びとても面白い
    仕事は暮らしの一部として好奇心に突き動かされる愉しさが
    なければならないということをこの本は教えてくれる

    0
    2014年06月28日
  • クマムシ博士の「最強生物」学講座―私が愛した生きものたち―

    Posted by ブクログ

    第一線の科学者による一般向けの書物のひとつだが、高井研みたいな熱さを感じる。著者の有料メルマガやブログをまとめたもので一章ずつ短くまとまっていて読みやすい。前半はクマムシ中心だが、中盤以降は変わった生物とそれを取り巻く研究環境など普通は語られない裏話的なものが興味深い。
    クマムシはそこらへんのこけに生息している生き物で(昆虫ではない)あるが、カップヌードルのような完全な乾燥状態で高放射能、絶対零度も耐えうる。宇宙空間でも6日生存できるらしい。他にも乾燥して休眠状態になる生物はいるが、クマムシほどではないらしい。またどうやってそんな乾燥状態で耐えられるのか、そもそも放射能への耐性が高いのかいくつ

    0
    2013年12月15日

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