平鍋健児のレビュー一覧

  • アジャイル開発とスクラム 顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント

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    日本のボスが課題図書として同僚に挙げていた一冊が回覧されてきたので、読んでみた。
    ソフト開発に携わっているわけではないので、直接取り入れるわけではないけれど、小さく回していけということですね。
    野中先生はやっぱりお得意の暗黙知と形式知、そして実践知の話に持って行くのね。

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    2020年06月22日
  • アジャイル開発とスクラム 顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント

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    従来の開発手法ではビジネスの変化に対応できなくなったため、アジャイルが広まった。ソフトウェア開発のみならず、組織経営やチーム運営にも多くの示唆が含まれている。

    第1部ではアジャイルとスクラムの基本的な説明、第2部ではリクルート・楽天・富士通でのアジャイル事例紹介、第3部ではそれらを踏まえた考察、という3部構成になっている。

    スクラムで決められている役割はこの3つ。プロダクトオーナー、開発チーム、スクラムマスター。スクラムマスターはプロジェクトファシリテーションに注力するサーバントリーダー。管理者たるマネジメントリーダーではない。コマンドコントロール型の組織から、自律化・自己組織化したチーム

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    2019年02月05日
  • アジャイル開発とスクラム 顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント

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    著者の一人である野中郁次郎氏は、論文「The New New Product Development」の中で、「専門集団によって設計され、文書化されたナレッジが、次の工程の専門集団にに引き継がれ、これを繰り返して物を作っていく」プロセスに対して、当時、キャノン、ホンダなどが行っていた「色々な専門家が一体となり、自律的組織として物を作っていく」プロセスを、ラグビーに例えて、「スクラム」と呼んだ。このスクラムは、海を越え、アメリカでトップ・プログラマたちをインスパイアーした。そして、スクラムは、その名前のまま、ソフト開発プロセスの新ムーブメントとなり、故郷である日本に帰ってきた。
     ソフト開発は、

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    2018年10月23日
  • アジャイル開発とスクラム 顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント

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    四年ぶりに再読。アジャイルやスクラムはある程度理解している前提で、何度読んでも会話の重要性は再認識する。ビジネスとエンジニアの垣根を超えるコミュニケーションはやっぱどうあがいても大事。政治的事情でよしとされない場合でも、ダマで勝手にやっちまおう。
    しかし読むたびにtypeAからCの考え方混乱するわ。Aが普通のスクラムだとおもってたが、やっぱちがうな。

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    2018年02月05日
  • アジャイル開発とスクラム 顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント

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    アジャイルとは何か、そして自分自身の業務にどのように取り込んでいけば良いか、ということを考えさせられる一冊。スクラムの本質に迫る野中氏との対談も読み応えありました。

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    2018年02月01日
  • アジャイル開発とスクラム 顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント

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    ひさしぶりにこういう専門書を読んだ。
    面白かった。ソフトウェアもウォーターフォールではなく、こうしたアジャイル型の開発が進むのだろうか?

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    2018年01月09日
  • アジャイル開発とスクラム 顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント

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    SECIモデルで知られる野中郁次郎氏の論文が、アジャイルのアイディアのもとになっていると聞いて拝読。

    その点では本書後半において明らかになっており、アジャイルを単なる高速ソフトウェア開発のプラクティスではなく、情報共有、知識共有という、IT企業にとって必要不可欠な要素と結びつけて考えることができるようになった。前半は一般的なアジャイルの説明に終始するため、後半こそ、野中氏が関わっている本書の本質であると思う。

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    2017年02月28日
  • アジャイル開発とスクラム 顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント

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    アジャイル開発、スクラムという概念を理解するつもりで読んだので、その目的は達成できた。(だから★4つ)
    プラットフォーム上でのサービス開発には使えるなと思う反面、大規模プラットフォーム開発の主戦場ではつかえないかも。日本が負けているのは、サービス開発ではなく、プラットフォーム開発(戦略)だと思っているので、いまここに乗ることが本当にやることなのかという疑問はのこった。

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    2015年06月24日
  • アジャイル開発とスクラム 顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント

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    スクラムの勉強で購入。
    スクラムの基本的な考え方とか、わかりやすくて良かった。
    あと楽天とリクルートでの実例もあって、これからスクラムを入れるにあたって、すごく参考になる内容。

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    2014年11月11日
  • アジャイル開発とスクラム 顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント

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    今となっては随分古い内容になった気がする。
    XPのプラクティスなんて殆どが当たり前になってきた。
    初めて読んだ当時は、こんなの現実的でないなんて思ってたのに…
    技術的な内容というより、ポエムというか概念というか、理念か…?
    まぁサクサク読めたけど、この先どんどん陳腐化していきそうな…

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    2025年02月26日
  • アジャイル開発とスクラム 第2版 顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント

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    ■従来手法の何が問題なのか?
    ・人の創造性を奪ってしまう
    ・文書によるコミュニケーションには限界がある
    ・悪いタイミング
    ・未来を読む水晶玉はない
    ・仕事が楽しくない
    ・部分最適化

    ■アジャイルを大規模化するフレームワーク
    【共通する点】
    1.既にうまくいったチームが2つ以上あること
    2.大規模化する必要があること

    ・Nexus:最も純粋なスクラムの複数チーム拡張。あくまでソフトウェアのプロダクト開発に焦点がある。チーム間の依存関係を調整しながら、同期的に全体スプリントを回し、動くソフトウェアをデリバリーする。
    ・Scrum@Scale:単にソフトウェア開発手法としてのスクラムを拡張したも

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    2023年07月02日
  • アジャイル開発とスクラム 第2版 顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント

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    アジャイル・サムライを読んだ後だったので、「ふーん」という感じだった。

    開発現場に深く入ってない人が「アジャイルってどんなもんじゃい?」というときに読むと非常にいいかも。

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    2023年03月01日
  • アジャイル開発とスクラム 顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント

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    アジャイルの概念、その背景にある企業哲学について良く考察されていた。
    SECIモデルとアジャイルの関連性は興味深かった。

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    2020年03月20日
  • アジャイル開発とスクラム 顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント

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    本書は、共著者に野中郁次郎が入っていることからもわかるように、システム開発に従事している人でなくても、経営視点でアジャイルとスクラムについて解説している。やや抽象的なところが多いが、この分野で初めて読むにはお薦め。しかし、米国で始まったスクラムが実は竹内・野中が日本の製造業でのイノベーションの手法として名付けた「スクラム」から来ているとは驚きであった。また、実際にスクラムを採用した、リクルート、楽天、富士通の方のインタビューも興味深かった。

    ・アジャイル開発が浸透してきた背景には、ビジネスの変化の速さがある。
    ・アジャイル開発では、すばやくユーザーや顧客のフィードバックを得ることで、ムダな機

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    2021年08月08日
  • アジャイル開発とスクラム 顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント

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    ネタバレ

    アジャイル開発のサイクルがわかる1冊。おかげで過去に読んだ「SPRINT 最速仕事術――あらゆる仕事がうまくいく最も合理的な方法」(2017年. ジェイク・ナップ (著))に書いてあった意味がようやくわかるようになった。

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    2018年04月17日
  • アジャイル開発とスクラム 顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント

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    どういった要求に対してアジャイルの考え方が生まれたか、具体的な手法の例が読みやすく書いてある。
    知ることと実際に適用するのは別だが、アジャイルの考え方を手っ取り早く把握するのにはまずまず。

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    2017年02月21日
  • アジャイル開発とスクラム 顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント

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    なんかこう、しっくりこない。
    ソリューション開発には確かに向いてなくはない。
    受託開発のなかで適用するのはなかなか難しそう。
    筆者もそれは認めていて、そのようなスキームの中での適用の工夫を述べている個所もある。

    できたら、「受託開発における」スクラム開発について、本を出してもらえないかな。

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    2015年11月23日
  • アジャイル開発とスクラム 顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント

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    顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント
    見積もりポーカーやKPTなどアジャイル開発の方法論について記載されていてアジャイルを知らない人がざっと分かる本。(1章しか読んでいない)

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    2015年03月06日
  • アジャイル開発とスクラム 顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント

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    「持ち帰り禁止ルール」は自分の組織にも適用してみたがうまくいった。全員で定義がはっきりしたルールを定める重要性を体感。野中先生節はやっぱ好き。

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    2017年03月20日
  • アジャイル開発とスクラム 顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント

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    前半でアジャイルの概要を説明し、後半でこれを実施した企業の事例を紹介し、最後に著者二人の対談を載せた本。

    前半の解説部分は可もなく不可もなく。後半の事例紹介では当事者のインタビューが掲載されており、どのような困難に直面しそれをどのように乗り越えたか、に関する生の声を目にでき、それなりに有意義。最後の対談部分は、学者らしい抽象論に終始しており、実践知である「アジャイル的」なるものとは正反対の趣で萎えた。

    入門書として悪くはないと思うが、いかんせん「アジャイルサムライ―達人開発者への道」というぶっちぎりの良書が存在してしまっているので、相対的にあまり高い評価は与えられない。

    入門を終えた後に

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    2014年08月19日