岡本一郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
[ 内容 ]
「テレビCM崩壊」「ネットに飲み込まれるテレビ」「新聞の役割は終わった」「広告代理店は生き残れない」など、マスメディアにおけるビジネスモデルの危機が喧伝されている。
実際、2007年にはインターネットの広告費が雑誌の広告費を抜いた。
加えてテレビ、新聞、雑誌、ラジオのマスコミ4媒体広告費がいずれも前年割れしたのに対して、インターネットの広告費は124・4%の伸びを示した。
このような状況で、既存のメディアはどうビジネスモデルを変えればいいのか?
またインターネットを有効活用するには?
新進気鋭のコンサルタントが、その道筋を明確かつ具体的に提示する。
[ 目次 ]
マスメディアの -
Posted by ブクログ
タイトルと内容が大幅に乖離している
主な内容はマスメディアの現状分析と、今後について。
・視聴者のニーズにあわせてターゲティングの制度をあげ、アテンション、ひいては広告単価を上げるオンデマンドポイントキャスト
・過去コンテンツの利用
・シニアをターゲットとして捉え直すAMラジオ
などなどマスメディアコンテンツの方向性に関しての提言は示唆に富んでいる。
雑誌LEONの事例(ターゲットと読者層をあえてずらすマーケティング戦略)は非常に興味深かった。
ただ、終盤のマスメディア存続論は多少強引に感じる。インターネットが民主的というより、アナーキーであることは同意できるが、一方的に情報を押し付け -
Posted by ブクログ
メディア悲観論が多い中、マスコミ関係者への希望をと謳っている姿勢には多いに賛同。だって、特に当時者である僕たちが悲観したってしょうがないし、必要なのは改革でしょ?
が、しかし、最終的なオチがいまいちなのですね・・・着眼点とかはとても面白いんだけど、総花的なオチか、ウェブ2.0関連の書物で既に述べられていることばっか。まあ、見る方向がウェブをあがめ奉っているあっち側じゃないのはいいことなのですが・・・。
ただし、前段のメディアとは、コンテンツとはってところがとても面白くて、ここは良いです。
●グーグルは、アテンションではなくインタレストの卸売りをするビジネスモデル。
●メディアに回せるアテ