村山祥栄のレビュー一覧
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同和行政の過去の成果は成果として、現状の問題点は問題点としてしっかりと見据えたえで、今後どうすればよいのかということをしっかりと提言している。
暴露本を単なる面白い読み物として読むだけでは何も生まれないということを痛感させられた。
最近、原発問題等でごたごたしているようですが、若いのに立派!Posted by ブクログ -
タブー視されていた同和事業に果敢に切り込んでいく若手議員がその取り組みを分かりやすく本にしている。議員の行動のバックボーンとなる青年時代の体験も序盤に描かれていて、人間味が伝わってくる。著者の体温を感じるルポだった。
同和事業に関する施設にアポなしで突入する著者の度胸はすごい。監視カメラで見張ら...続きを読むPosted by ブクログ -
集結したはずの同和行政がいまだに根深く残っていることを赤裸々にし、その完全終結に向けた処方箋を提示している。
著者の現場に赴いての調査能力と洞察力には感服する。こういう地方議員が増えてほしいものである。
同和問題は難しい問題であるが、おかしな優遇政策がいつまでも続いていることが逆に差別を助長している...続きを読むPosted by ブクログ -
船用の新書。最年少市議会議員だそうで、ところどころ自信家というか、鼻につくけど、まぁ立派なもんだ。同和問題はまだ終わっていない。あの大学のときの「同和なんて金持ちがやってる運動」説に衝撃を受けたのは今も忘れない。逆差別の実態。部落を部落たらしめるといってもよいのでは。しかし、公務員を退職させるのは至...続きを読むPosted by ブクログ
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[ 内容 ]
逆差別の「現場」発タブーなき再生論!
終わったはずの「同和事業」に隠された深き闇。
続発する市職員不祥事と迷走する同和行政。
解放運動の総本山で今、何が起きているのか。
[ 目次 ]
第1章 最年少新人議員が見た深き闇(古都・京都に隠されたタブー なにも決められない「政治」 ほか)
...続きを読むPosted by ブクログ -
京都市の腐敗した行政について、「同和問題」にテーマを絞り、論じた本。
現状現地主義で、自らの足を使い、目で見て、耳で聞き、肌で感じる。
奔走して京都を良くしていこうとしているお熱く、良識のある方!
とても分かり易く、地方行政の問題を考える上での切り口になりうる良書。Posted by ブクログ -
テーマがテーマだけに感想を述べにくいけれど、同和問題の現状についてよくここまで踏み込んだなあ、と思いました。
きっと真実なんでしょうね。
ぜひ、数年後に、議員側ではなく行政側で指揮を執ってみてほしいです。
同和問題と同じくらい公務員改革も難しいと思うので・・・。
コミセンや改良住宅など、同和...続きを読むPosted by ブクログ -
『税金フリーライダー(タダ乗り)』とは最近はやりの
「公金チューチュー」のことです(´・ω・`)
京都市長選で敗退された方の思いのたけを聞いて下さい
・公務員人件費(権力機構=労働組合)
・外郭団体の外郭団体(チェックできん)
・無責任行政(土地開発公社)
・基礎数字で嘘はつかぬが隠す(嘘もあるなぁ...続きを読むPosted by ブクログ