空木哲生のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
部員不足による廃部に悩む大学山岳部。そこに現れた3名の入部希望者。クラブにとっての安全支点となるべき存在だ。が、彼女たちは山への知識どころか、運動経験もない。彼女たちを部に留めたい先輩部員たちの悲喜劇がはじまる。
大学の弱小クラブあるあるネタを盛り込み、山登りの楽しさ、ウンチクを教えてくれる。さらに、盛り上げるのがこれぞマンガという個性的なキャラクターと動きのあるコマ割り。副部将金田のドヤ顔がツボにはまる。
社会人になって本書を読んでいると、改めて思う。言いたいことを言いあいながら、趣味に没頭できる大学クラブの人間関係って素晴らしいなと。 -
Posted by ブクログ
この感覚が正しいのか、それが自分でも判らないが・・・この漫画を読んで感じたモノを、“ノスタルジック”と呼ぶのだろう
目に痛いほどの、過剰すぎるまでの色を一切として感じないタッチが、そう思う理由だ、と思うのだが、ハッキリした所は自分でもよく分からない。多分、その「?」が消えないのも、この作品の魅力を余さずに引き出している
どの作品も、人の特別なところなんて一個もない生活に密着し、その「普通」が「特別」に勝る事を諭してくる、嫌味だと感じない程度の絶妙なジワジワ加減で
どの作品も、読み手の心に寄り添ってくる素朴な優しさと温和さを含んでいた
個人的に笑わせてもらったのが、『ジャーか、ポットか』、ストーリーにグッと引き込まれ、空木先生の漫画家としての髄を垣間見た錯覚を覚えたのが『停滞女子』
一日のどこか、一瞬に幸せ、大事にしたい、と思えるモノを見つけられる人はきっと大丈夫だ、と思えるようになる一冊
担当さんには、この空木先生を飴と鞭を巧く使い分けて、丹念に『漫画家』として育てていって欲しい -
Posted by ブクログ
朝日新聞の書評で読んで、面白そうだと思って読んでみた。
なんだろう、何が良いのか「分析」ができないのだけど、
とにかくめちゃくちゃよかった。
「スナップガール」なんて、本当に何でもない。
なんてことない、ほんとにお話にしようなんて思いつきもしないような断片なのに、ものすごいぐっとくる。
彼女がカメラマンを目指してるとか、そんなドラマもないし、
彼女はただ好きで撮っていて、そしたらそれが思いもかけず父親にルーツがあったと分かる、それだけ。
別に父親は死んでる訳でもないし、いわゆる「ドラマ」のようなものはない。
ただ、彼女が愛して撮っている風景の断片が魅力的で、
「そんな写真にまつわるいろいろな出来事が気に入ったのだろう」の台詞。
なんやしらんが、ぐっとくる。
お父ちゃんに「撮れ」とか、言われることにもぐっとくる。
なんなんだろう、どうしてこんなに…。
これ、すごい、ほんと。
お気に入りは「町火消し」
このお母ちゃんのキャラクターが本当にすばらしくて、いい。
男の人(哲生という名前だから男だと思ってるけど、違うのかな)が描いてるということが、なんか悔しい。
つーか、どの短編もいい。
やばい、この漫画。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ山が好きなので読み始めたが、キャラクターがいまいちどの人も好きになれない。
特に男性陣が嫌だ。
雨具はまぁ良いが靴は流石にお古はどうなのだろう。
汚いし、人の足の形に合った靴に命を預けたくないなと思うのだが、山をやる人には普通のことなのだろうか。
確かに中古だから好きなだけ試し履きができるのは利点だと思うが
鱒寿司だのボンドだの言われるのも不愉快だし
3人はよく嫌にならないな。自分なら辞めてしまいそうだ。
いくら磨いたからと言って靴を机の上に置くのは上下の区別がついていなさ過ぎる。
登頂のお祝いにマシュマロとポッキーとチョコパイで作った何かをくれるのが可愛かった。
確かに時代が進めば進む程未踏に挑むのが難しくなる。落穂拾いは言い得て妙だ。
近くに沢山テントがあって日も暮れているのに煩いなと思ったらしっかり周りから怒られていてちょっと笑った。 -
購入済み
初心
山を登り始めたころの事を思い出す。
山岳部じゃなかったから全部自分で手探りだったけど、最終的には同じ経験をしてきたな。
山の描写はリアルだし、道具の扱いなどもリアルに表現してるので、マンガとしてだけではなく、学べる作品なのかな。