立木鷹志のレビュー一覧

  • 接吻の博物誌
    米原の推薦である。よく調べている。学者の書いたものではないので、系統的な書き方ではないが、引用が多くあって面白い。
  • 女装の聖職者ショワジー
    生涯女装を続けた聖職者フランソワ=ティモレオン・ド・ショワジーの生涯を描いた本。第一部では、フランス王国におけるショワジー家の立場、ショワジーの女装癖、賭博癖、シャムへの伝道旅行、晩年の学術活動が時系列順に記述される。第二部は彼が残した『女装冒険譚』の翻訳である。女装する聖職者というおそらく奇異の目...続きを読む
  • 毒薬の博物誌
    毒物の効用(実際のものからそう信じられていたものまで)、歴史、そしてエピソードを紹介。小難しい文体ではなく、読み物として十分に面白い。
    紹介されている毒も植物、生物、鉱物、化学物質と多岐にわたる。実際に毒物を用いて猛威を振るった犯罪者たちのエピソードも、それ単独で読めるほど面白味がある。
    どこを読ん...続きを読む
  • 毒薬の博物誌
    毒薬だけに、蠱惑的な内容。いやもう、毒薬をテーマにした本なら面白くならないわけないでしょうと思っちゃうな。
    なんか同じ著者で媚薬の本もあるらしい。読も読も。