【感想・ネタバレ】毒薬の博物誌のレビュー

あらすじ

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死のアロマを漂わせ、人を欲望の罠へと誘う危うい薬──毒薬。神話の時代から毒薬繚乱の中世をへて現代にいたるまで、消えることなくつづく毒の香。怪しい魅力=呪力を内に秘めた毒薬に取り憑かれた人々とその逸話を集成した博物誌。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

神話、中世、現代の毒殺事件や使われた毒薬のお話が盛り沢山
中世時代の毒薬の中には確かに毒草もあったが、他にも毒としては効果が薄いか効果がないものもあったし迷信を信じて怪し気な物を使ったり色々あったようだ

マンドラゴラを安全に引き抜く方法の犬を使わないバージョンは大がかり過ぎて実際にこの方法で抜いた人がいるのかな

ベゾアールや宝石が解毒剤として用いられたが果たして効果があったかどうか..

姉妹本と言われる媚薬の博物誌もとても気になる

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2025年06月24日

Posted by ブクログ

毒物の効用(実際のものからそう信じられていたものまで)、歴史、そしてエピソードを紹介。小難しい文体ではなく、読み物として十分に面白い。
紹介されている毒も植物、生物、鉱物、化学物質と多岐にわたる。実際に毒物を用いて猛威を振るった犯罪者たちのエピソードも、それ単独で読めるほど面白味がある。
どこを読んでも満遍なく面白いが、特にお勧めは「2 ローマ宮廷の毒薬」。古代ローマの陰惨な(そして少しばかり滑稽な)毒殺の歴史が垣間見える。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

毒薬だけに、蠱惑的な内容。いやもう、毒薬をテーマにした本なら面白くならないわけないでしょうと思っちゃうな。
なんか同じ著者で媚薬の本もあるらしい。読も読も。

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2016年02月15日

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