原作未読で作家さん買いの一冊。
ハードな血の匂いのする描画と、佐倉先生お得意の可愛い女の子盛りだくさんが同居していて、帯の「ようこそ「大奥(ハーレム)」へ」は二重の意味で裏切られるかたちの印象を受けました。
女の子のバトル物だから問題ないのですが、戦国時代のオヤジ描画がもう一息というところはあるものの、それを凌駕する敵味方双方の女の子キャラクターの個性が序盤からしっかり描かれていて、彼女たちのこれからの活躍が期待できます。
原作も結構シリーズを重ねているようなので、ぜひコミカライズも負けずに続けていただきたいです。