甲斐崎圭のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
マタギは単なるハンターではない。
マタギは、万事万三郎を祖とし連綿と続く歴史の一部であり、ライフスタイル。
本書は阿仁マタギ十四世松橋時幸氏の一代記。
今の時代に、リアルに生きたマタギに直接取材したマタギの生業の記録。
ここ数年、熊による人や作物への被害が大きく取り上げられ喧しいが、秋田山間部である阿仁では、熊と闘い山と共存するのが普通の暮らしであった。
そんな生活が、まだ私たちが直接話を伺えるほど近い時まで続いていた。
野生動物との共生、共存を考えるにあたり、マタギの生き方を学ぶことは非常に参考になると思う。松橋時幸氏の子孫は現在も阿仁マタギとして暮らしている。 -
-
Posted by ブクログ
秋田県の山深い里・比立内で第14代のマタギとして活躍された松橋時幸氏の半生を追ったルポです。
時幸氏はマタギの他、農業、林業を営み、川に魚を追い、旅館も営むという方。
その生活は自然と共に暮らすなんて言う生半可なものではなく、自然への畏敬、恐怖、しきたりという名の保護、野獣から集落を守る気持ち、色々な思いがないまぜになったものです。
そして、山深い集落に押し寄せる時代の波、生活様式の変化、行政の束縛、高齢化、過疎…。
その中でマタギとしての矜持を保ちながら、変化に適合していこうという姿。
話は戦中から昭和60年頃まで。既に半世紀が経過しており、時幸氏もなくなりましたが、今は婿さんが15台を継ぎ -
Posted by ブクログ
おもろかった、
古本、110円としては、優良物件。
ただ、もうちょっと、
いわゆる紀州犬の今の話をエクスペクトしてたんだが、
北海道で熊狩をしていた、熊五郎という
赤紀州犬(有色個体)の話が主。
紀州犬、小学校の時の同級生のお家が
ブリーダーをしていて、たまに見に行った。
うちは、隣の家が柴犬のブリーダーで、
そこから分けてもらって柴犬を飼っていた。
あと、ビーグル、猟犬。
ともかく、紀州犬ちゅうと
白>赤>斑>胡麻、っていう感じで、
白が一番人気がある(今もか?)
ともかく、
紀州犬にはいろいろな意味で、
思い入れが深いので、
内容はともかく
コレクトアイテム的な一冊やねぇ。