竹中千春のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ビジュアル伝記とタイトルに入っているように、きれいな絵と豊富な写真で、とても分かりやすいです。ポプラ社、画期的な本を作られたなと思いました。このシリーズでは、ガンディーの他に11名の偉人の伝記があり、順番に読んでいきたいです。
ガンディーの言葉、エピソード、ガンディー関連のクイズ、時代背景の説明、オススメ本と映画など、様々な角度から理解できるよう工夫されており、飽きません。ふりがな付きなので、小学校の中学年ぐらいから可です。この本は、前からでも後ろからでも読めるようになっています。ここも面白い。前からいけば、ガンディーの言葉、後ろからだとクイズです。
ガンディーの言葉で気に入ったのは、次の -
Posted by ブクログ
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宝塚みたいに現実とはかけ離れた世界観にハマるっていうのがあって、物理の世界とかも現実なのに現実逃避できるレベルですごい話が多いから好きなんだけど、インド関連も日本とあまりにも世界観が違いすぎて現実逃避できて好き。インドの古典も面白かったけど、ガンディーについて知ることで、現代インドが知れた感じがした。知りたかったパキスタンとの国境の話とか
竹中千春
日本の政治学者。専門は、インド政治・国際政治史。東京都生まれ。東京学芸大学教育学部附属高等学校を経て、1979年東京大学法学部第3類(政治コース)卒業。東京大学法学部学士助手(1979-83年)、東京大学東洋文化研究所助手(1984-8 -
Posted by ブクログ
今まで社会嫌いだった私が、世界情勢と平和に興味を持って
初めてこんな本を読んでみました。
初めてがこの本でよかった!暴力の起こる構造がとてもよく分かりました。
暴力の6つの要素、信念・人・武器・資金・情報・ネットワーク
どこか断ち切れば、暴力はなくなる…
イスラエルとパレスチナの紛争の年表で、世界史で覚えたこともたくさん書いてあって
あの時の勉強では、ただ名前を覚えていただけ。中身までちゃんと勉強しておけばよかった…
「安全で豊かな世界」である市民社会で生きている私たち
「危険で貧しい世界」である非市民社会で起こっている紛争
関わり合いがないように思えるけど、実は暴力の連鎖でつながってい -
Posted by ブクログ
#ガンディーのことばと人生
#竹中千春 監修
#ポプラ社
ガンディーもバガヴァッドギーターを学んだと言う。非暴力非服従はあまりにも有名。
最近DVDでガンディーの映画を見たこともあったので知識がつながった。
どんな宗教も最終的に目指すところは同じであると考え、共生を目指すガンディー。
民衆の言葉を聞き、質素な布だけを身にまとうその姿がその人気の理由だろう。
もう少し関連書籍を読みたくなった。
#Gandhi's Words and Life
#Supervised by Chiharu Takenaka
#Poplar Publishing
Gandhi is said to -
Posted by ブクログ
インドを知るためにはやはりガンディーの理解が必要。
本著にて彼の生涯の概要を理解することができた。
恥ずかしながら、非暴力運動としてのガンディー程度の理解だったので、多くの事実を得ることができた。
彼は、当初、南アフリカで活動していたこと、インド人がアメリカにおける黒人のような処遇でイギリス植民地で働かせられていたことなど等々。
また、ガンジーの非暴力がイスラム教徒に対する宥和策として捉えられ批判も少なくなかったことも新たな理解であった。
結果としてパキスタンの分離がされた事実からも、後年、ガンディーの政治的な影響力は弱まり、どちらかというと象徴的な存在になってしまったのだろうか。
ただ、人を