嶋中潤のレビュー一覧

  • 死刑狂騒曲

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    10月-17。3.0点。
    男女2名を誘拐し、テロリスト集団から死刑囚3名を釈放せよという脅迫。
    テロに屈しないと表明するも、女性の殺害画像が公開される。
    司法試験合格の若手女刑事が、捜査へ。

    スピード感はあった。まあまあ面白い。
    最後のひねりは、必要だったのかな。

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    2019年10月28日
  • 代理処罰

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    ネタバレ

    エレナの印象が180度翻った。そういう意味では驚きがあった。ただ、情報が後出しなので、伏線の回収が上手いとか、そういった技巧的な工夫でなかったのが残念。この本に出てくる場所だったり、聡の病気だったり、自分との共通点が多かったのには驚いた。読書をしていて、こんなに共通項が多かったのは初めてかも。ということで、そこそこ楽しめました。

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    2019年09月01日
  • 天穹(てんきゅう)のテロリズム

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    46地上からはうかがえない宇宙空間での話しでアポロ少年としては面白く読んだ。まあ陰謀がらみのエピソードは余計だったかも。

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    2019年04月11日
  • 貌(かお)なし

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    ネタバレ

    無戸籍だと世の中に存在していないのと同じ扱いになってしまう。おそろしいことだ。基本的な社会的なサービスを受けることができない。

    子供には落ち度がない。親が届出を出さないからいけないんだと思っていたけど、どうしても届出を出せない理由があって困っている人がいることを知った。逆にお金を出して不正に戸籍を手に入れて、他人に成りすましている人もいる・・・矛盾している気がする。だからといって、右から左へとホイホイ戸籍を与えればいいという問題でもないと思う。それをビジネスにするような悪い奴もいるだろうし・・・難しい。

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    2015年12月07日
  • 貌(かお)なし

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    内容(「BOOK」データベースより)

    突然失踪した父。行方を追う娘は、父が25年前の殺人事件の法廷で、被告に有利な証言をしていた事実を知る。真相を求めて父の過去をたどる娘は、「無戸籍」という不条理な境遇に生まれた彼の、あまりにも過酷で無慈悲な人生に向き合う。『代理処罰』で第17回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞した著者渾身の書下ろし長編ミステリー!

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    2015年11月12日