由井りょう子のレビュー一覧

  • ぼくは満員電車で原爆を浴びた 11歳の少年が生きぬいたヒロシマ
    原爆物の中ではかなり描写がしっかりしていると思った。
    子供向けではあるものの残酷な描写もしっかり残されていて、他の原爆小説より印象に残る
  • ぼくは満員電車で原爆を浴びた 11歳の少年が生きぬいたヒロシマ
    子どもと一緒にゆっくり読んだ。私の祖母たちからはほとんど聞くことができなかったので、こんなふうに読むことができて、本当にありがたいことだと思う。
  • ぼくは満員電車で原爆を浴びた 11歳の少年が生きぬいたヒロシマ
    原爆投下直後の様子を生々しく書かれていました。被曝の恐ろしさがとても伝わりました。子供たちにも読んでもらいたい本です。
  • ぼくは満員電車で原爆を浴びた 11歳の少年が生きぬいたヒロシマ
    米澤鐡志さんは1945年8月6日、11歳のときに広島で被爆しました。
    当時、米澤さんはお母さんと妹、弟たちと疎開先で暮らしていました。この日は、広島の家へ生活に必要な荷物を取りに行くため、朝早くお母さんとふたりで出かけたのです。原爆が投下された時、米澤さんとお母さんは電車の中にいました。
    米澤さんは...続きを読む
  • 石巻赤十字病院の100日間 増補版
    災害時、日頃の訓練や備えがいかに大切か。最近、わたしの会社も震災時に帰宅困難者受け入れ施設に手をあげて指定されましたが、必要品を購入したもののそれがどこにあるのか、実際その時にどう動くのか、全く計画されていません。日々の業務を確実に行うと同時に災害への備えを一人一人が考えること、被災者になってから考...続きを読む
  • ぼくは満員電車で原爆を浴びた 11歳の少年が生きぬいたヒロシマ
    爆心地から程近い場所で被爆し、奇跡的に生き残った少年の話。当事者しか語りえない凄惨な被爆体験は悲しい現実を教えてくれました。戦後70年を過ぎた今、戦禍を直接知る人は少なくなっています。
    子どもにはまだ早い、でもいつか読んで欲しい一冊でした。
  • 石巻赤十字病院の100日間 増補版
    医療の現場からみた災害現場がよく見えてくる。極限状態で冷静に判断して、淡々と仕事をこなす姿はすごいとしか言いようが無い。
  • 石巻赤十字病院の100日間 増補版
    2016年熊本地震の最中、この本を読んだのは偶然ではない。

    あの未曾有の災害の記憶も未だ薄れない中、熊本で起きている地震で、あの3.11の反省は活かされているだろうか?

    まだまだなような気もする。

    東海・東南海・南海地震や首都圏直下地震も叫ばれる中、この度の熊本地震での経験が、将来に活かされる...続きを読む
  • ぼくは満員電車で原爆を浴びた 11歳の少年が生きぬいたヒロシマ
    児童書ではあるが私自身が読みたいと感じ、また子供がもう少し大きくなったら読ませてやりたいとの思いから購入。

    内容としては、子供にも読み易い文章で当時の状況がとても詳細に語られている。
    私の母が被爆しており私自身も被爆2世なのだが、母の体験談については母が自発的に話した内容についてしか息子である私も...続きを読む
  • ぼくは満員電車で原爆を浴びた 11歳の少年が生きぬいたヒロシマ
    後世に伝えなければいけない本。
    胸がえぐられるような表現の本でした。
    体験なさった方にしかわからない 伝えられない真実。

    絶対に風化させてはいけないと思いました。
  • ぼくは満員電車で原爆を浴びた 11歳の少年が生きぬいたヒロシマ
    リアルな体験談。そのときのことがリアルに伝わってきました。
    こんなことは二度とあってはいけないとしみじみ思いました。
  • ぼくは満員電車で原爆を浴びた 11歳の少年が生きぬいたヒロシマ
    児童書。当時の米沢さんと同じ11歳の娘に与えました。
    原爆というものもまだよく分かっていなかった娘に、被爆体験は衝撃的だったようですが、「核のない社会にしたい」と強く思えたようです。
    福島原発事故のことも触れられているので、原発についても本を読んでから娘と一緒に調べたり教えたりしました。その良い機会...続きを読む
  • 石巻赤十字病院の100日間 増補版
     東日本大震災から13年…このタイミングでこの作品を手にしました。発災から100日間、石巻赤十字病院の災害医療活動を追ったノンフィクションです。

     地域に根差した医療活動と、災害に備えた活動を発災前から行っていた石巻赤十字病院…。備えがあったからこそ発災後も対処できたこともあれば、津波肺や低体温の...続きを読む
  • ぼくは満員電車で原爆を浴びた 11歳の少年が生きぬいたヒロシマ
    11歳の時、爆心地付近で被爆し、奇跡的に生き残った方の語りから作られた本。原爆の恐ろしさを直に経験した方の言葉を聞ける時間はあとわずか。原爆の悲劇を繰り返してほしくない。そんな思いで作られた本だと思う。子供も読めるよう書かれています。次の世代となる子どもたちに読んでほしい。
  • ぼくは満員電車で原爆を浴びた 11歳の少年が生きぬいたヒロシマ
    電車内被曝をしたその日見た地獄絵図。爆心地に近いところに居合わせたが奇跡的にも生き残ったぼく。戦 原爆投下の瞬間に何も言えずに知らずに亡くなった人がたくさんいる。その人たちのためにも生き残ったぼくはあの体験を語り継がねばならない。辛く悲惨な出来事も知れば未来をよりよくするかもしれない。米澤さんの想い...続きを読む
  • ぼくは満員電車で原爆を浴びた 11歳の少年が生きぬいたヒロシマ
    原爆投下時、爆心から1キロメートル以内にいて生き残った人は10人以下だったのではないか、と言われているなか、
    爆心から750メートルの所にいた作者。
    広島電鉄の鋼鉄の電車の中にいて`電車内被爆者`だった。
    それでも母や妹などが亡くなるなか、生き残ることができた作者が語る、原爆投下〜被爆体験。


    ...続きを読む
  • ぼくは満員電車で原爆を浴びた 11歳の少年が生きぬいたヒロシマ
    爆心地に近い場所で被爆したにも関わらず、今も死なずに生きている「奇跡」。
    その目で目撃したものを、講演会記録だけではなく書籍にしようと後押ししたのは、3.11の福島第一原発の事故だったという。それで、冒頭の紹介文を書いているのは、原発の研究者である小出裕章氏。

    この中で特筆しておきたいのは、仲の良...続きを読む