由井りょう子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
東日本大震災から13年…このタイミングでこの作品を手にしました。発災から100日間、石巻赤十字病院の災害医療活動を追ったノンフィクションです。
地域に根差した医療活動と、災害に備えた活動を発災前から行っていた石巻赤十字病院…。備えがあったからこそ発災後も対処できたこともあれば、津波肺や低体温の症状を呈した患者さんの対応や、ライフラインや物資が十分でない中の活動は想定を越えものだった…。職員も家族の安否が不明であったり、家族が犠牲になったり、住まいの損壊に見舞われたりと、職員も被災者でもあり役所も機能不全の中、それでも命を救うために尽力する…。
備えはしすぎることはないもの…そう強く感 -
Posted by ブクログ
ネタバレ爆心地に近い場所で被爆したにも関わらず、今も死なずに生きている「奇跡」。
その目で目撃したものを、講演会記録だけではなく書籍にしようと後押ししたのは、3.11の福島第一原発の事故だったという。それで、冒頭の紹介文を書いているのは、原発の研究者である小出裕章氏。
この中で特筆しておきたいのは、仲の良かった友達として、朝鮮人についての記述があること。原爆を語る書籍で、広島に朝鮮人が多く暮らしていたこと、その子どもたちと仲が良かったのに、他の日本人の子どもたちと違い、疎開ができなかったことなどに言及したものは、そう多くない。その視点は貴重で、重要。