田村秀のレビュー一覧

  • データの罠 世論はこうしてつくられる
    よくあるランキングやら、アンケート調査やら、
    そんな数字の危うさを指摘してます。
    そしてどうやって世論をつくるのか。

    大手新聞社の世論調査すら危ういのです。
    仕組みは簡単。誘導尋問的に設問作ればいいだけ。
    でも記事の見出しには「xx何%」って書ける。

    そもそも世論って考え方が嫌いです。
    本当の世...続きを読む
  • データの罠 世論はこうしてつくられる
    視聴率、平均貯蓄額、選挙速報など、
    世の中にあふれる数字のかずかず。
    本当にその数字は正しいのか、
  • データの罠 世論はこうしてつくられる
    最近一番気になっていることの一つである「世論操作」に関して、その実践的手口(笑)を紹介してくれる本。世論調査といってもまず調査の方法(訪問?郵送?インターネット?)からしていくつもあるし、細かいところでは選択肢の設定方法までふみこんでいる。「やむを得ない」という表現がいかに危険なものかよくわかります...続きを読む
  • 政策形成の基礎知識-分権時代の自治体職員に求められるもの-
    【卒論で使用】著者は、元自治省の官僚で現在は新潟大学法学部の教員をしています。地方自治体の研修講師として多く呼ばれているようで、実務と近いことが感じられるよい本です。内容は、基礎的な統計の見方、評価の見方、自治体組織のフラット化、大学・コンサルの活用方法など。全体的によくまとまっているというか、読み...続きを読む
  • 自治体と大学 ――少子化時代の生き残り策
     誰がどう考えても、大学の数は多すぎる。
     自治体との関係という視点は、このことを考えるための視点としては有効だろう。既に多くの大学が姿を消している、移転しているという事例の多さに心が痛む。
     大学街という昔ながらの文化がある大学は、極めて幸せなのだろう。自治体という観点よりも、さらに小さな「マチ」...続きを読む
  • 自治体と大学 ――少子化時代の生き残り策
    今、公立大学って100大学以上もあって国立大学より多い。
    グローバル化が叫ばれるなか、大学の役割も変わってきているし、地域と大学の関係も見直されている。
    一方で地域に大学が存在することの価値も大きいせいで政治の影響も受けやすい。特に影響を受けやすいのが公立大学だ。今後ますます運営の舵取りは難しくなる...続きを読む
  • データ・リテラシーの鍛え方 “思い込み”で社会が歪む
    鍛え方のパートはあまり無く事例の紹介が多めだが、興味深く自分自身誤解していたことも多い。
    自分がデータを作るときにも、特に2軸グラフは気をつけないといけないと思った。
  • 自治体格差が国を滅ぼす
    10年以上前の本であるが現在の制度の不備やそれによって起きうる現象に警鐘を鳴らしている。
    地方自治や地域格差の核心をついており、実例を踏まえてあるのでわかりやすい。
    本の厚さもちょうどよかった。
  • データ・リテラシーの鍛え方 “思い込み”で社会が歪む
    様々なメディアや世の中に出ている、各種データや調査・アンケートを正しく見て、正しく判断、活用するために必要な教養、能力を具体例を挙げながら解説してくれる1冊。データやアンケート結果、ランキング等はしっかり主体性を持って見ないと間違うということを改めて認識しました。
  • データ・リテラシーの鍛え方 “思い込み”で社会が歪む
    読後直後のタイミングでの感想を書くのは難しかったが、ある程度時間が経つ中で、テレビなどで示される各種調査を、この著者が指摘する観点に留意してみることができるようになった気がする。
  • 地方都市の持続可能性 ──「東京ひとり勝ち」を超えて
    地方都市に住む者としてタイトルに惹かれて購入した。
    ライバル都市の部分が興味深い。
    人口に関する今昔のデータが豊富で地方都市の衰退が数字でわかった。
  • データの罠 世論はこうしてつくられる
    タイトル通りデータの罠について解説していますが、谷岡一郎の著書の方が有益で特に新鮮味がありませんでした。
    僕の評価はA-にします。
  • 自治体格差が国を滅ぼす
    浦安市、豊田市などの勝ち組、夕張市をはじめとする負け組。具体的な市町村を事例としてあげ、深刻な自治体格差が看過できない状況に陥っていることを警告する。今後の国の行政のあり方、自治体の生き残りの条件を説く。「都合の悪い情報こそ積極的に公開し、住民や議会の判断を仰ぐべき。」むべなるかな。
  • データの罠 世論はこうしてつくられる
    興味深い内容。

    視聴率は600世帯を対象として測定。±3〜4%の誤差がある。
    これを0.1%誤差の水準にしようとすると、300万世帯を対象にしなければならない。

    経済効果測定は、マイナス分は考慮されていない。
    例えば、ワールドカップでスポーツバーの売上が伸びたとして、
    その分は加算されるが、同じ...続きを読む
  • データの罠 世論はこうしてつくられる
    同じアンケートであっても、対象母体(読んでる新聞、見ているテレビ、使っているWebサービス)による結果の違い、アンケートとテレゴングなどによる結果の違い、など、単純に〇割の人が賛成、やら、〇〇%の人が実施している等の数字だけを見て一般論だと理解してはいけないとを感じた。当たり前の話ではあるが、それを...続きを読む
  • 自治体格差が国を滅ぼす
    個々の地方自治体を例示し、日本の地方自治体の現状やこれからのあり方を、中央との関係も取り上げながら論じている。
    自分の地元の将来を考える際に、非常に参考になり得る文献。
  • 自治体格差が国を滅ぼす
    自治体の問題や地域格差が広い視点で述べられており、参考になる。今回の東日本大震災での混乱を予見するような、帰宅難民や原発の記載に、すでに言われていたことなのに、十分に対応されていなかったのだと悔やまれる。
  • 自治体格差が国を滅ぼす
    [ 内容 ]
    個人や企業間で格差の拡大が叫ばれて久しいが、格差は自治体・地域の間でも確実に広がりつつある。
    財政破綻した「負け組」自治体が住民サービスの質を下げる一方で、中学卒業までの医療費が無料など、住民が受益を謳歌している「勝ち組」自治体もある。
    自治体・地域の間の格差はなぜ生まれ、拡大し続けて...続きを読む
  • データの罠 世論はこうしてつくられる
    [ 内容 ]
    巷にはデータが溢れている。
    「視聴率」「内閣支持率」「経済波及効果」「都道府県ランキング」等々…。
    新聞、テレビ、雑誌に何らかのデータが掲載されていないことはまず無い。
    そして私たちは、これらのデータからさまざまな影響を受けている。
    しかし、肝心のそのデータにどれほどの客観性があるのだ...続きを読む
  • データの罠 世論はこうしてつくられる
    聖教新聞の引用が出てきて読むのをやめようかと思ったけど読み続けて良かったです。
    データを丸のみしてはいけないなと思います。