下田直人のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
「人が集まる会社」「人が逃げ出す会社」をこの本では「温める会社」「冷やす会社」と言い分けて、「冷ます会社」の特徴で注目すべきは、「本来の目的を見失い、手段が目的となってしまっている」こと。これは常に意識していないと誰もが陥りそうと思っています。一方で「温める会社」の特徴で注目すべきは「フェイストゥフェイスを重視する」「多様性の受け入れに柔軟である」「個人を大切にしている」が印象に残りました。働き方改革やコンプライアンスをまじめにやればやるほど、社員がつらい思いをして、「人が逃げ出す会社」になるのはなぜか?って事の説明が私個人が日頃から思っていたことを言ってくれて本当にスッキリ(笑)
温める -
Posted by ブクログ
これで下田さんの就業規則本を読むのは3冊目かな。はじめての著作は、社労士事務所に入って半年くらいした時に、何気に本屋に入って、今まで全く目にすることがなかったコーナーにあるのを見つけて、すごく衝撃を受けたものだった。
で十数年の時を経て今回の著作は、作り方のスタンスの主張が変わっている。二作目の前作もこういうことは言っていたが、今回新たに打ち出している。もっとも、規定例を見る限りは、そこまで変わってはいない様に思うのだけれど、要は作り方、なんだろうな。特に服務規律は、今まではとにかく会社にリスクが及ばない様に細かく具体的に何個も、会社が従業員の意見に関係なく、作っていたところを、まずは従業員も -
Posted by ブクログ
人の心が温まる会社と人の心を冷やす会社の特徴やその経営者の人となり等を分析して、つきなみだけど「感謝(特に親とか)」すると、自然とそういう会社になる、というお話。
日経225に採用されているような大企業だと、温まる会社になるっていうのは、もう無理なんじゃないかと思う。大きすぎて、所詮、歯車だし・・・とか、中間管理職ほど思うでしょう。若い人は、先輩・後輩の良い関係に恵まれればいいかもしれませんが。
温まる会社の例で、社長が従業員の家庭訪問まで行っている事例はビックリ。
総勢100~200人くらいの会社だったらできるかもしれないが、with COVID-19の時代で、face to faceのコミ -
-