たまたま並行して読んだ「地図と拳」で中国三昧の読書になりました。
この本を読むまで、西太后という人がどんなに歴史に影響を及ぼした人が忘れていた。
大国である清の宮廷がどんなだったか興味を持ったのですが、筆者の徳齢と西太后そして清の皇帝やその人事を大変興味深く読みました。
日清戦争で日本がなぜ勝利で
...続きを読むきたか、その賠償金で次に向かったこと、諸外国が中国との貿易で得たもの。史実とは異なった平和と共同で進む道はなかったのかと残念に思う。
それにしても戦争の予算よりも西太后の予算が多く優先順位も高いとは、どうかしているとしか思えない。ホントか嘘か妃殺しや、朝鮮の閔妃事件など、この大陸は賄賂と寝返りが染み付いているとしか思えない。