杉本昌隆のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今週、同じようなことを言っている場面に3度遭遇。
1. 本書で師匠の著者が弟子である藤井聡太にあれやこれや教えるのではなく、自分で考えさせること(彼はもともとそういうタイプだったとのだが)
2. NHKの「プロフェッショナル」で少年野球の監督の辻さんが同じように、勝つためにあれこれ指示するのではなく、自分たちで考えさせる指導に変えたと。
3. 朝ドラの「ブギウギ」で、両親が進路について自分で考えて選んだことを、自分たちの選択が正しかったと思っていること。
本書は、藤井聡太の師匠の著者が、彼の構想力や集中力などについて、小学生の頃からのエピソードを織り交ぜて、身近にいるからこそわかる彼の考え方 -
ネタバレ 購入済み
Pinterestの格言が色褪
最近のPinterestに登場する自作の(?)格言、名言(迷言)に、「努力は裏切らない」凡人が努力したところで結果はついてこない!
「努力だけではどうにもならない領域が棋士にもあります」
「うまい相手が勝つのではなく、自分が間違えるから負けるのです」(言い回しを書き変えております)
ペライPinterestの格言、名言、迷言を読んでいたので実にスッキリして一気読み。この頃コメント受付しなくなりまして、興味が失せてしまった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ読み了えて、藤井聡太ファン本としては良いが、藤井聡太の学び方を今から僕がしようとしても無理である。杉本昌隆の言葉で「私は現役棋士だから、自分を1番に考える」、「棋士は棋理を究めるため研鑽する同志である(曖昧な引用)」の2点が残る。モンテッソーリ教育も、将棋教室の指導も良かったのだろうけれど、今から真似はできない。
集中力について、僕は集中し過ぎてのめり込むと、神経的に参る時がある。それで読書やタブレットに向かう時は、パソコンに音楽を鳴らす。読書中は聞こえないが、本よりふと目を上げた時、聞こえる音楽に和む。同時に何冊かを並行読書する場合もある。
気持ちの切り替えが出来れば良いのだろうけれど -
Posted by ブクログ
ネタバレ「弟子であろうとすごいものはすごいのです」、「藤井聡太の師匠」という肩書の杉本昌隆八段です。いい師匠ですね。そして、将棋界のみならず日本国中に「藤井フィーバー」、藤井聡太七段の強さと人柄、そして肉を切らせて骨を砕くその攻め将棋が見る者を虜にさせてるんだと思います。私もその一人です。東海地区にタイトルをの悲願は、一宮市の豊島王位・棋聖によって実現しました。豊島、藤井と2人のタイトル保持者が東海地区に出現する日もそう遠くないと思います。杉本昌隆 著「弟子・藤井聡太の学び方」、2018.2発行。
小学1年の藤井聡太が中学生相手の感想戦で「この局面では、ここに歩を打たないと、こちらに勝ちがないから」