杉本昌隆のレビュー一覧
-
藤井聡太の師匠の杉本八段が週刊文春で連載しているエッセイ。
当然ながら藤井の話が多いものの、それ以外の棋士である自身のことや将棋界の話も含めて面白かった。Posted by ブクログ -
ロザン菅さんがYouTubeで本書を紹介し称賛されていたため手に取ってみた。
私自身も3年前から将棋が好きである。
本書は、藤井七冠の師匠杉本八段のエッセイをまとめた書籍である。
杉本八段のユーモアある文書力に驚嘆するとともに、藤井七冠に対する師匠としての親心、棋士としての尊敬を至る所から感じるこ...続きを読むPosted by ブクログ -
将棋への愛があふれるエッセイ集。どのエピソードも面白いが、藤井聡太七冠という世界一の弟子を持った大いなる喜びとひとかけらの複雑な思いが吐露されている第15回や第41回などが特に味わい深い。
杉本八段のお人柄が偲ばれる。Posted by ブクログ -
さすがに最強の棋士を弟子に持っているだけあってネタは尽きない。杉本先生の自虐ネタも秀逸。
先崎先生が「羽生さんが七冠とったんだから藤井くんも七冠はとるだろうけど」と当然のように語っているのが興味深い。棋士の先生方はそういう感覚なのかな。Posted by ブクログ -
良い意味ですごく気を使っている良いお師匠さんだなぁと思う。
本人が将来恥をかくようなことは注意するけど、他はそこまで干渉しない。
そういう年上の存在って、いくつになっても必要だと思う。Posted by ブクログ -
藤井聡太さんの強さの秘密よりも、師匠である杉本八段の心情や考え方の変遷が本書の大部分を占めます。年齢が幾つになっても周りの目を気にせず、一心不乱に努力することの大切さが学べます。まだまだ燃え尽きたくない人、若い部下の成長を支えつつ、自分自身も成長したい人にオススメです。Posted by ブクログ
-
杉本師匠がワイドショーなどで語っている内容だったりするけど、その背景や師匠のポリシーを深く知ることができてよかった。
藤井二冠の天性の才能はもちろんだけど、家族や師匠や一門など取り巻く環境のおかげで花開いたんだなと。師匠の厳しくも温かい考え方には納得しかないけど、実践するのは難しい。
将棋界の厳しさ...続きを読むPosted by ブクログ -
読み了えて、藤井聡太ファン本としては良いが、藤井聡太の学び方を今から僕がしようとしても無理である。杉本昌隆の言葉で「私は現役棋士だから、自分を1番に考える」、「棋士は棋理を究めるため研鑽する同志である(曖昧な引用)」の2点が残る。モンテッソーリ教育も、将棋教室の指導も良かったのだろうけれど、今から...続きを読むPosted by ブクログ
-
「弟子であろうとすごいものはすごいのです」、「藤井聡太の師匠」という肩書の杉本昌隆八段です。いい師匠ですね。そして、将棋界のみならず日本国中に「藤井フィーバー」、藤井聡太七段の強さと人柄、そして肉を切らせて骨を砕くその攻め将棋が見る者を虜にさせてるんだと思います。私もその一人です。東海地区にタイトル...続きを読むPosted by ブクログ
-
「オレが育てた」的なところが全くなく、謙虚な人柄がにじみ出ている。自慢話の匂いをさせずにこういうものが書ける人って、めったにいないと思うのだ。そんな師匠に出会えたこともまた、藤井聡太君の「運命の星」の強さなんだろうな。ちょっと冗長な感じがするけれど、それも穏やかな持ち味のうちかな、という気になる。Posted by ブクログ
-
藤井聡太さんに興味があり手に取った本ですが、杉本師匠が一気に好きになりました。
杉本師匠のもとで学んでいるからこそ、藤井さんはのびのびと自分の将棋ができているんだろうと思います。
これからもお2人を応援します。Posted by ブクログ -
面白い、過去に読んだ将棋本の中で最もマニアック。
なんだか別のゲームをしているかの洋に思わされる手順が多く、とても面白く読んだ。将棋と言うよりは将棋のルールを使ったパズルをしている印象。Posted by ブクログ -
藤井聡太六段(今は六段ですが,近々,昇段されるかと思いますが)の師匠の杉本昌隆七段から見た,藤井聡太六段の学び方に関する書籍です。対象が何であれ,子供が学ぶことに関する親の環境の作り方,子供に「集中力」や「自分で考え抜く力」を身に付けさせるための親の姿勢や環境の構築,将棋に対するアプローチなど,参...続きを読むPosted by ブクログ
-
聞く耳を持つ。己を知る。どれを勉強しないか、いかに捨てるか。
有り余る時間が自由に使える環境より、決められた時間で集中する。
定石にとらわれすぎず自分で考える。
モンテッソーリ教育が藤井聡太の力を引き出した?Posted by ブクログ -
ざっくりまとめ
・強くなるため、血の滲むような努力をしてここまできたのではなく、好きという気持ちが自然と常に将棋のことを考えるようにさせている。
・相手を見ているのではない。相手に勝つのではなく、よい将棋がしたい。
Posted by ブクログ -
藤井くんのことを知りたいと思って借りた本。
もちろん将棋の話です。あまり将棋に明るくないので少し難しかったですが藤井くんの考え方などがわかる本でした。Posted by ブクログ -
温かでユーモアのある人柄が滲み出る好エッセイ。いくら藤井聡太さんの師匠であっても、御本人の魅力がなければ、こんなにメディアに引っ張りだこにはならないと思う。藤井くんは、良い師匠に恵まれたな。Posted by ブクログ
-
お弟子さんの超人的な活躍により
すっかり有名人になられた杉本師匠。
TVで拝見し、素敵なお人柄だとは思っていましたが
将棋だけでなくかなりの文才もお持ちの方でした。
何より藤井君の活躍を我が子のように見守る眼差しは、どこまでも温かく
厳しい将棋界だからこそ、藤井八冠の誕生は
この師匠がいたからこそな...続きを読むPosted by ブクログ -
悔しがること、あきらめない心は一つの力、ポジティブな感情。杉本昌隆「悔しがる力」、弟子・藤井聡太の思考法、2020.2発行。①目標は記録よりも強くなること ②AI超えの棋士(人間の大局観、AIも使う現代棋士、AIは時間の節約)③居飛車の力将棋 ④勝ちに向かって最短を目指す。Posted by ブクログ