杉本昌隆のレビュー一覧

  • 将棋・究極の勝ち方 入玉の極意

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    面白い、過去に読んだ将棋本の中で最もマニアック。
    なんだか別のゲームをしているかの洋に思わされる手順が多く、とても面白く読んだ。将棋と言うよりは将棋のルールを使ったパズルをしている印象。

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    2018年09月23日
  • 弟子・藤井聡太の学び方

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     藤井聡太六段(今は六段ですが,近々,昇段されるかと思いますが)の師匠の杉本昌隆七段から見た,藤井聡太六段の学び方に関する書籍です。対象が何であれ,子供が学ぶことに関する親の環境の作り方,子供に「集中力」や「自分で考え抜く力」を身に付けさせるための親の姿勢や環境の構築,将棋に対するアプローチなど,参考になる内容が多かったと思います。
     結局は本人が何をするかということなのですが,そのための環境構築やサポートということは大切だなと思って読んでいました。

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    2018年05月02日
  • 弟子・藤井聡太の学び方

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    聞く耳を持つ。己を知る。どれを勉強しないか、いかに捨てるか。
    有り余る時間が自由に使える環境より、決められた時間で集中する。
    定石にとらわれすぎず自分で考える。
    モンテッソーリ教育が藤井聡太の力を引き出した?

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    2018年04月26日
  • 師匠はつらいよ2 藤井聡太とライバルたち

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    週刊文春に連載のエッセイをまとめた「師匠は辛いよ」シリーズの第2弾。

    将棋界の日常のあれこれ、天才棋士を弟子に持つ師匠の辛さなどを相変わらずの自虐ネタを盛り込みながら、一話一オチ(笑い)で描くエッセイ集。

    今回は聡太色はやや薄めか。
    そこまで自虐しなくてもと思うけど、師匠とて現役の棋士、勝負師であるからにはなかなか辛いものはあるんだろうな〜と慮る。
    これだけ全方面に気を遣って、師匠は大変ですな。

    将棋はさておき、杉本八段のエッセイの筆力はなかなかのもの。少ない枚数とはいえ、毎週毎週ネタを見つけてオチまでつけてエッセイを書けるのも立派な才能です。

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    2025年10月24日
  • 師匠はつらいよ2 藤井聡太とライバルたち

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    パート2。
    天才棋士、藤井聡太の師匠、56歳杉本昌隆八段の人気エッセイ。
    弟子に比べて…など藤井聡太と比較すること自体が既に筋違い。最早張り合う対象ではなく、藤井聡太の師匠という特権を存分に活かしまくってほしい。
    過去のユーチューブ動画にも残っているが、師匠と弟子で行われたフラッシュ暗算ならぬフラッシュ詰将棋選手権。確か、師匠にハンデをつけても弟子の秒速の回答に歯が立たなかったのは、公衆の面前だっただけに余計に悔しかったことでしょう。
    前期の順位戦でB2からC1へ降級したものの、現在3勝1敗と頑張っている杉本師匠。
    今は竜王4組だが、かつては1組に8期在籍していた実力者。直近の通算成績は638

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    2025年09月24日
  • 師匠はつらいよ2 藤井聡太とライバルたち

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    藤井聡太の師匠杉本八段のエッセイ第二段
    藤井の八冠達成の時期にあたるのでそれ関係のエピソードが面白いが、気になるのは別の点
    100回分の掲載だから週刊誌で二年分のものをまとめているのだが、その間に弟子が半数以上入れ替わっているとの記述
    厳しい世界であることが実感できる

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    2025年09月21日
  • 藤井聡太は、こう考える

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    藤井聡太さプロんの師匠、杉本プロからみた藤井プロの姿。
    目先の勝利よりも、好奇心。
    考え抜くことが、好き。
    AIを使った研究。集中力の配分(バランス)。

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    2024年06月09日
  • 藤井聡太は、こう考える

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    ざっくりまとめ

    ・強くなるため、血の滲むような努力をしてここまできたのではなく、好きという気持ちが自然と常に将棋のことを考えるようにさせている。

    ・相手を見ているのではない。相手に勝つのではなく、よい将棋がしたい。

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    2024年05月11日
  • 藤井聡太は、こう考える

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    藤井くんのことを知りたいと思って借りた本。
    もちろん将棋の話です。あまり将棋に明るくないので少し難しかったですが藤井くんの考え方などがわかる本でした。

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    2024年04月15日
  • 悔しがる力 弟子・藤井聡太の思考法

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     悔しがること、あきらめない心は一つの力、ポジティブな感情。杉本昌隆「悔しがる力」、弟子・藤井聡太の思考法、2020.2発行。①目標は記録よりも強くなること ②AI超えの棋士(人間の大局観、AIも使う現代棋士、AIは時間の節約)③居飛車の力将棋 ④勝ちに向かって最短を目指す。

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    2024年01月20日
  • 藤井聡太は、こう考える

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    藤井聡太八冠の師匠杉本昌隆八段による、藤井聡太の強さの秘密をスキルとメンタルの面から探る本書。

    あるインタビューで藤井は、「自分が強くなるために負けが必要である場合、(目の前の勝負に勝つのと)どちらを取りますか」と言う質問に対して、「負けを受け入れる」と答えていたという。
    目先の一勝よりも強くなることを優先する彼の将棋観は、対局での序盤からの長考の姿勢にも見て取れる。
    楽をせず将棋の真理を追求する姿、タイトルの数や記録に振り回されずより強くなることを唯一の目標とする姿はいつ見ても清々しい。
    将棋を楽しみ、ブレない目標を持つ、そんな直向きな姿が藤井聡太八冠の魅力なんだと改めて実感しました。

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    2024年01月03日
  • 藤井聡太は、こう考える

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    藤井聡太さんという人をもっと知りたい、と思って手に取りました。
    ・・・将棋の勝負や棋士のことが書いてあっても、具体的にどうすごいのか、じつはピンとこない、という例も多々あり(笑)。
    将棋や棋士に詳しい人ほどより楽しんで読めるかな、と思いました。

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    2023年12月23日
  • 藤井聡太は、こう考える

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    強い理由とは、常に将棋のことを考え、研究していること。
    そこには集中力、構想力があり、探求心がある。そして常に平常心を保っている。しかし、その姿は「努力」というものとは少し違うもののようだ。
    将棋が好きで、将棋と共にいることが幸せであるということの結果なのかもしれない。
    藤井氏本人の言葉をベースに師匠の杉本氏が実話と推測を交えて藤井総太の魅力を語っている。
    将棋だけではなく、生き方として学ぶことが多い一冊だった。
    才能があるのは勿論だが、とにかく将棋が好きであることが強い理由だと思う。
    藤井総太氏については推測して書かれている点も多い。間違いはないのだろうけど、やはり本人の言葉をもっと読みたい

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    2023年11月14日
  • 藤井聡太は、こう考える

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    2023年の第八十一期名人戦で名人位を獲得した棋士の藤井聡太。
    師匠が初めて明かす、藤井流の「心の整え方」「頭の使い方』。

    キーワードとしては、
    * 純粋さ
    * 構想力
    * 集中力
    * 平常心
    * 探究心
    * 才能
    といった言葉が並ぶ。

    言葉通り受け止めるのではなく、これらの言葉で表現される藤井の「マインド」の状態をいかにイメージできるかがポイントであろう。

    例えば、構想力については、
    根底にずっとあるのは、最善手を追求する、・・・ための構想であり、勝つための構想とは異なるということ。
    最善手というのはいい将棋であり、人に感動を与えるもの、そうした棋譜を残したいということのようだ。

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    2023年11月12日
  • 悔しがる力 弟子・藤井聡太の思考法

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    今を時めく藤井聡太の師匠、杉本昌隆が、藤井を語る、だけではなく、50歳にして順位戦昇級という中々出来ないことをなしとげた「中年」棋士としての自分について語る。
    当たり前ではあるものの、努力し続けることの重要性。負けた時の切り替え、AIと将棋。
    人は自分のことを見ていないようで見ている。だからと言って見続けているわけではない。
    結論を出して切り替え。
    指導する際は相手の個性をよく見てタイミングをみる。どんなに年が離れていても一人の立派な個性。

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    2020年09月20日
  • 悔しがる力 弟子・藤井聡太の思考法

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    杉本さん自身が素晴らしい棋士であるのに、藤井さんの名前がサブタイトルに入ってること以外は素晴らしい本です

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    2020年09月08日
  • 杉本流相振りのセンス

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    自分が時代の流れに着いて行けないだけなのかもしれないが、以前のシリーズと比較して、定跡書としてみるとアマチュアには指しづらい変化が多い印象を受けた。
    ただ、ところどころにあるポイントを追うと、新しい相振りの考え方が得られると思う。

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    2014年01月29日