渡邊二郎のレビュー一覧

  • 存在と時間I

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    [ 内容 ]


    [ 目次 ]
    序論 存在の意味への問いの開陳(存在問題の必然性、構造、および優位;存在問題を仕上げるときの二重の課題―根本的探究の方法とその構図)
    第1部 時間性をめがける現存在の学的解釈と、存在への問いの超越論的地平としての時間の究明(現存在の予備的な基礎的分析(現存在の予備的分析の課題の開陳;現存在の根本機構としての世界内存在一般;世界の世界性;共存在および自己存在としての世界内存在―「世人」))

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性

    0
    2010年06月16日
  • 自己を見つめる

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    噛んで含めるような語り口である。よりよき生のために哲学する。そこから紡ぎ出される言葉は滋味に富み、華があり、心に素直に届く。

    多くの哲学者の営みがなんの解説も付けずに、突然引用されるが、流れの中で理解できるので、苦ではない。しかし、個々の哲学の位置づけだけでも知っていたら、より楽しめる著書だろう。

    読んでいると、背筋が伸びる本だし、実際、背筋を正して向き合うべき本だろう。

    母性信仰など、時代的な記述については、現在は配慮が必要だ。
    また、自殺をしてはいけない理由については説得力に乏しい。

    本書の根底に一神教的神の存在がほのめかされている。つまり、信仰の意義が横たわっている。

    <体験>

    0
    2025年02月27日
  • 自己を見つめる

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    わたしたちの日常と、その奥に潜むふだんはなかなか意識しないものとを平易な言葉で結びつけ、哲学というものは、こういうものであったということを再認識させてくれる名著である。

    0
    2023年12月25日
  • 存在と時間I

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    読むのに1ヶ月半かかったが、全く理解出来ず、記憶にも残らず。
    途中、あまりの分からなさに機嫌を損ねたほどである。
    さらに再読するとますます分からないところが増える。
    でもちょっと面白くなってきてるから、もう少し頑張ろうと思う。

    0
    2022年01月29日
  • 存在と時間III

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    [ 内容 ]


    [ 目次 ]
    第3章 現存在の本来的な全体存在しうることと、気遣いの存在的な意味としての時間性(現存在にふさわしい本来的な全体存在の限界づけより、時間性から邪魔者を現象的に取り払うことへといたる方法的な歩みの下図;先駆的決意性としての、現存在の実存的に本来的な全体存在しうること ほか)
    第4章 時間性と日常性(現存在の実存論的機構の根本事態と、この機構の時間的な学的解釈の下図;開示性一般の時間性 ほか)
    第5章 時間性と歴史性(歴史の問題の実存論的・存在論的開陳;歴史の通俗的了解内容と現存在の生起 ほか)
    第6章 時間性と、通俗的な時間概念の根源としての時間内部性(現存在の前

    0
    2010年06月16日
  • 存在と時間II

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    [ 内容 ]
    現象学的解釈学の方法によってあばき出される「現存在」の存在の意味と真相。

    [ 目次 ]
    内存在そのもの
    現存在の存在としての気遣い
    第2篇 現存在と時間性(現存在の可能的な全体存在と、死へとかかわる存在;本来的な存在しうることの現存在にふさわしい証しと、決意性)

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]

    0
    2010年06月16日
  • 存在と時間I

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    すでにいくつかの種類の翻訳を持ってたけど、買ってしまった。世界の名著を改訳し、さらに注も新しく付けてあるというので購入。2巻と3巻も同時に。どうせ一気に読むことはないので三巻本というのはありがたい。

    0
    2009年10月04日
  • 人生の哲学

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    ・生きがいの対象、つまり生きる意味・価値・目的・理想、に夢中になり没頭するとき、生活は充実する。充実感はその時の幸福あるいは後から振り返った時の幸福に繋がる。そうした幸福感に溢れた人は人生そのものを肯定する意識が内に芽生える。
    ・幸福とは1.安全、2.生きがい、3.生きてるだけで幸せということを知ること・生命の美しさに触れること・他者と心を通わせること

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    2021年06月16日
  • ニーチェ・セレクション

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    途中。
    半分程読んで、また寝かせる事にした。

    過激な思想と先入観を持っていたが、それは気持ちが高ぶった時であって、必ずしも常日頃そうではないらしい。
    意外だったのは健康賛美。
    体が弱いと、自然、精神も引きずられてしまうのだろう。
    彼が健康な肉体に恵まれていたら、このような思想に至らなかったかもしれないし。
    それは後世の人にとっては一人の偉大な思想家を失って(顕われない場合にこの表現は不適切かもしれないが)、しかし彼個人は幸せと思える人生を送れたのかもしれない。

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    2015年04月29日