マルコム・グラッドウェルのレビュー一覧

  • Outliers 思考と思考がつながる

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    とても面白かったし、タメになった。2025年に読んだ本の中で5本の指に入る本だと思うし、人生のバイブルとして置いておきたい本。すべての人が1度は読むべきだと思う。
    ー私たちは、成功というものをあまりにも属人化しすぎている。個人の資質とはまったく関係ない要素が成功に与える影響力を私たちは過小評価している。私たちが社会全体として、人生を左右するような隠れた要素にもっと敏感になれば、誰もがチャンスを手に入れられるような仕組みをつくることができるはずだ。
    ー彼らは、自分のしていることで成功するために、自分のアイデンティティの一部を手放さなければならなかった。なぜなら、韓国文化に深く根付く権威を重んじる

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    2025年11月09日
  • 第1感~「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい~

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    論理的思考は第1感を妨害する
    複雑な問題には第1感を、単純な問題には厳密な思考を
    頭の良いアメリカ人の言い回しは面白い

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    2025年11月07日
  • ボマーマフィアと東京大空襲~精密爆撃の理想はなぜ潰えたか~

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    知らなかったことが多くあり、人物の紹介の仕方がうまく、引きこまれた

    この著者が好きなんだと思う

    それしても、2時間で10万人、とは

    それでも、現時点で戦争が続いていることに驚愕する

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    2022年12月18日
  • 超新版ティッピング・ポイント 世の中を動かす「裏の三原則」

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    『ティッピング・ポイント』とは、社会が大きく変わる転換点のこと。小さな変化の積み重ねが、突然大きな変化を引き起こす。2000年に出版された同書では、「少数者の法則」「粘りの要素」「背景の力」の三原則が働いており、複雑系の世界ではそれが重要な要素だ、という話。
    2025年に出版された本書『超新版 ティッピング・ポイント』、原題は『Revenge of the Tipping Point』では、世の中を動かす裏の三原則として、「空気感」「スーパースプレッダー」「ソーシャル・エンジニアリング」が提唱されている。
    それぞれの詳細について、面白エピソードと科学的エビデンスで説明される。
    最後に、
    「第4

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    2025年10月01日
  • 超新版ティッピング・ポイント 世の中を動かす「裏の三原則」

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    著者の『逆転』は10年くらい前に読んでいて、ダビデとゴリアテのように逆転劇はどのように成し遂げられるかについてなどあり、企画書に使わせてもらっていた。本書は、25年前に書かれてヒットした前作を同じタイトルながら、全く書き直している。いかにマイナーなことがメジャーになるかについてさまざまな事例を挙げながらそのポイントを解説しているが、25年前は「少数者の法則・粘り・背景のチカラ」だったが、本書では「空気感・集団構成・スーパースプレッダー」と説く。登場する事例が面白く、銀行強盗だったり、コロナだったり、麻薬だったりする。ちょっと馴染みがない事例も多いがデータを踏まえていて納得させられる。今の言葉で

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    2025年09月20日
  • 第1感~「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい~

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    【勘?バイアス?瞬時の判断力について】
    情報、データに基づく論理的思考を働かせた方がいい時と、
    直感で決めたほうがいい時と、
    結局どうなの?
    という本。

    色々な事例や側面を紹介して書かれているのですが、
    私が個人的に学んだことは、

    瞬時のひらめきや直感を信用する価値のある状況ー
    1. 経験値のあるものについて、プロは勘が養われている
    2. 個人的な人生に関わるものー自分の言語化されてないかもしれない価値観にも関わる、複雑すぎて答えがない

    適応性無意識、バイアスなどについても書かれています。


    1.経験と瞬時の判断。
    適応性無意識とは、一気に結論に達する脳の動きのこと。
    プロには

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    2024年06月05日
  • 第1感~「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい~

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    無意識差別による歪んだ社会
    現代、「偏見」よって社会構造に異変が出ている。それは「目隠し裁判」「目隠し評価・採用」など採用されるべき理由があり、現実社会は人の偏見・先入観で動かされていることが多いと言うことだ。米国社会での白人と黒人の刑罰の大差など無意識による人種差別など、日本でも政治家の「偏見」政策によって牛耳られ始め「公平・公正」と言いながら偏見、先入観に惑わされているのが現状だ。

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    2022年09月28日
  • ボマーマフィアと東京大空襲~精密爆撃の理想はなぜ潰えたか~

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    本書を読むまで、B29は日本の迎撃など相手にしないような高度からやすやすと爆撃を行っていたものかと思っていた。実際には、航続距離ぎりぎりだし、照準器の精度や気流の問題等で高高度からの爆撃では効果を上げることができず、やむを得ず低空から、やむを得ず夜間に爆撃を行ったのだということがわかった。そして日本中に行われた空襲が、マリアナ諸島にいる「現場指揮官」だけの判断だったということにも驚いた。200ページほどの著作で、たいへんコンパクト。著者は、理想主義者vs現実主義者の戦いとして、ノンフィクションを物語化しているので、ところどころ牽強付会なところもあるのかとは思うが、読みやすさには貢献していると思

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    2022年09月23日
  • ボマーマフィアと東京大空襲~精密爆撃の理想はなぜ潰えたか~

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    精密爆撃から無差別爆撃へ。B29による日本への空襲。なぜ大量殺戮へ発展したのかを描く。

    アメリカ空軍は元々は陸軍。補助兵力だった航空機を主力兵器に。第一次世界大戦の塹壕戦、総力戦への反省から航空機によるピンポイントでチョークポイントとなる工場等の目標を狙う昼間の高高度精密爆撃。戦争による双方の犠牲を最小にする最良の手段と考えられていた。その一団がボマーマフィアと呼ばれた。

    実際には精密爆撃は成功せずやがてハンセル将軍からルメイへの指揮官交代を機に低高度夜間の都市無差別攻撃へと方針は変換する。

    本書は戦略爆撃の思想からどのように変化したかの裏側を描く。

    現在は高性能誘導弾の発達によりある

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    2022年09月22日
  • ボマーマフィアと東京大空襲~精密爆撃の理想はなぜ潰えたか~

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    終戦が夏ではなく冬まで続いていたら、餓死者が増えていた。マッカーサーは食料を与えた英雄。
    戦争を早く終結するために、夜間低空爆撃を各都市で繰り返す。
    日本人からすれば、アメリカ人の都合のよい言い訳にも聞こえます。

    しかし、東京空襲の慰霊碑がないなど仰るとおりのこともあります。

    こういったことを二度と起こさないように両当事者からの事実を後世に伝えてほしい。

    終戦記念日に読んだことに、運命も感じます。

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    2022年08月15日
  • 第1感~「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい~

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    瞬間的な判断の素晴らしさと弱さを知って行動に移そう。
    この言葉に著書は集約されている。
    そして、行動に移すことが何より大切なのです。

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    2022年05月06日
  • 人類は絶滅を逃れられるのか

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    賛成派と反対派に知識人を分けて、ディベート開始!その内容を記録したエキサイティングな本で面白い。知識人同士が対談すると、妙に気を遣い合って議論にはならず、相互補完的な意見交換に終始する。そんな日和見な論壇風景が生温いと感じるなら、この本は最適だ。ひろゆきの論破シリーズも本にしてみては?と思い付いたほどだ。お題は、「人類の未来は明るいか」さて自分はどちら側で参加しよう。

    と、上記が読み始めた前半。で、読み進めると、ディベート特有の噛み合わない空中論争。テレビタックル読書編。意味のない揚げ足取りと一方的主張にだんだん辟易してくる。あー、そうか。ディベート番組のエンタメとしての醍醐味は、揶揄中傷、

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    2022年05月02日
  • 人類は絶滅を逃れられるのか

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    短時間でサラッと読めるディベート。
    マルコムグラットウェルのジョークが冴え渡りなかなか楽しい。
    しかし結果は予想に反していた。
    現場の臨場感はまた違うのだろう。
    ともあれ、進歩によって一人の人間が及ぼす事のできる影響は過去に例のないほど大きくなっているのかどうか。
    なかなか面白かった。

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    2018年12月31日
  • 人類は絶滅を逃れられるのか

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    ムンクディベート。テーマが壮大過ぎてやや消化不良といった感じ。ただ、リドレーとグラッドウェルの対決は個人的に○

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    2018年03月22日
  • 人類は絶滅を逃れられるのか

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    未来に対しての肯定派マット・リドレーとスティーブン・ピンカー、懐疑派のマルコム・グラッドウェル、アラン・ド・ボトンの文明の過去・現在・未来に対するディベートの本。

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    2018年01月04日
  • ボマーマフィアと東京大空襲~精密爆撃の理想はなぜ潰えたか~

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    東京を初めとする、日本の都市で民間人を狙って大量虐殺を行なった米軍。

    元は、精密爆撃で相手の継戦能力を奪うことを理想としていた一派があったらしいのだ。その挫折を、ちょっとだけ描く。

    かなり精密な照準器を作っていたらしいんだけど実戦では全くダメだった。特に日本では初めて出会ったジェット気流に翻弄されて、クソの役にも立たなかった。

    だからどうしたって話で、欧州では士気爆撃だっけ、民間無差別爆撃やったけどさほど効果がなかったんで、大量殺戮用のナパーム焼夷弾まで作って、民間人が逃げられないよう、できるだけ沢山焼け死ぬように工夫に工夫を重ねた米国に何の変わりはない。

    その酷さを語っているふうでは

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    2025年10月25日
  • 超新版ティッピング・ポイント 世の中を動かす「裏の三原則」

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    期待して読んだが、面白かったが何を学べたのかわからない印象。

    【旧版】ティッピング・ポイントの3原則(2000)
    1. 少数者の法則(The Law of the Few)
    社会的感染を引き起こすのは、ごく少数の「特別な人物」である。

    この「キーパーソン」は以下の3タイプに分類される:

      Connectors(コネクター):多数の異なる社会圏をつなぐ人
      Mavens(メイヴン):知識の豊富な情報通
      Salesmen(セールスマン):人を説得する力のある人

    2. 粘りの要素(The Stickiness Factor)
    情報が拡散するには、「人の記憶に残る」「再生されやすい」特

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    2025年07月14日
  • ボマーマフィアと東京大空襲~精密爆撃の理想はなぜ潰えたか~

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    自分が知るマルコム・グラッドウェルの他の著作とは違う印象を持った。それは戦争における日本に対する米国を取り上げたテーマにあるのかもしれない。

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    2025年03月09日
  • ボマーマフィアと東京大空襲~精密爆撃の理想はなぜ潰えたか~

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    マルコム・グラッドウェルはものすごく好きな書き手だが、これはテーマに対してボリュームが少なすぎ、それだけに単純化が激しい。カーティス・ルメイとヘイウッド・ハンセルをある陣営のそれぞれ代表者に仕立てるには論証が足りていないと思われる。面白いんだけど説得はされなかった。
    それにしても、日本人はアメリカが好きすぎる。そして同胞の犠牲に対してとても冷淡だ。

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    2024年03月16日
  • ボマーマフィアと東京大空襲~精密爆撃の理想はなぜ潰えたか~

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    ●=引用

    ●フェスティンガーは、このすべてをどう解釈したのだろう? 人は何かの信念に傾倒すればするほど信念のために犠牲を払えば払うほどその信念が誤っているという証拠をますます受け入れがたく感じる。だから信念を捨てたりしない。ますます傾倒するのだ。

    ●ハリスは反発した。ことさらに一般市民を狙ったわけではない。ドイツ軍の戦争継続を可能にしていたすべてものの生産体制を狙ったのだ。それが爆撃のそもそもの目的だった。今言ったように、ドイツ全土の潜水艦建造施設や軍需産業、そこで働く人々を破壊することが目的だった。私に言わせれば、彼らは全員が現役兵だった。軍需物資の生産に携わる人々は、現役兵として扱われ

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    2024年02月17日