桜井博志のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
・価格に見合った価値を提供できなければ、お客様は美味しいと感じてくださらない。
・失敗や窮地に追い込まれた時、如何に熱意を維持するかが重要
・「勘と経験」は「数値化、見える化」する。
どうしても数値化できないところは、最後は人がやる。
・既存の設備を徹底的活用する。ないからできないではなく、あるものを創意工夫でフル活用することで窮地を乗り切る。
・費用対効果と言った瞬間、この程度でいいんだという甘さがでる。
・失敗してもよい。恐れることはない。だけど失敗という結果がでたら、次からはやり方を変えてほしい。
・「がんばらないけど、あきらめない」
・「ジャパン・メイド」ではなく「ジャパン・ -
Posted by ブクログ
日本酒市場で人気を誇る「獺祭」を製造・販売する旭酒造の「獺祭」の開発秘話と同社の歩みを書いた一冊。
先日アメリカを訪問した安部総理をもてなしの席で出された一品でもある「獺祭」。圧倒的な品質を誇る逸品はどん底の中から様々な経験を経て生まれたことを本書を読んで知りました。
また、日本酒の製造法やワインとの違いなどお酒に関する知識も得ることができました。
世界展開していくなかでも日本で販売している商品で勝負する姿勢や杜氏が居なくても徹底した数値管理で四季醸造を行える体制を作り上げたことなどは氏の執念を感じました。
美味しいお酒を届けるために純米大吟醸にこだわり、地元の人や多くの人に支えられな -
Posted by ブクログ
獺祭何度か飲んだことはあり、美味しいと思うが、私は燗で飲む派なので私には少し合わないかなと思っていたお酒。
近年の獺祭ブームは私もすごいな、頑張っているな!と思っていたので手に取る。
勘当されていた酒蔵の息子が、父の死で酒蔵に戻り、山口ではなく、東京に地酒を売り込んでいくことで立て直しを図る話。
最初は他の経営本と書いていること大差ないかな?と思うが、それは基本は皆同じと言うことか。後半はカラーの出し方、こだわり、日本を思う心、共感できるところがいっぱいあった。
海外でも日本酒需要が右肩上がりと言うのは嬉しく思う。
【学】
・70点を目指すのではなく、120点の酒造りにこだわる
・常識