桜井博志のレビュー一覧

  • 逆境経営

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    (2014/11/30)
    1984年、酒蔵が4つしかない山口県にあって四番手の旭酒造。要するにダメ会社。
    先代の急逝で勘当から戻ってきた三代目。
    失うものは何もないと、杜氏ではなく自分たちでマニュアル通りに酒を作り始めて
    生まれたのが、いまやどこに行っても品切れの獺祭!

    カンブリア宮殿で見た内容とそんなに変わってないけど、
    自分自身が日本酒にのめりこんできただけに、
    なんだか新鮮。

    ほとんどの経営者が失敗する中、うまく行ったからこういう本が書ける。
    成功した人の話は楽しいが、同じことをやってもうまくいくとは限らない。
    ただ言えるのは、座して死を待つ寄りは自分で考えて挑戦するものにしか成功は

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    2024年06月07日
  • 勝ち続ける「仕組み」をつくる 獺祭の口ぐせ

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    2017/05/29 蔦屋家電
    ★経営者が考え抜いて、方針を決める
    ★東京市場を目指す(パイが大きいところで勝負)

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    2018年12月24日
  • 逆境経営

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    (「普通」はすなわち「負け」とは?)……私が社長になったころの旭酒造にとって、酒蔵商売の”正攻法”とは、一生懸命に酒屋さんを回って人間関係を築き、酒を売ってもらうことにありました、それが、一般的な酒蔵のスタイルだったのです。酒蔵といえども企業です、企業である限り社会に貢献しなければ存続する価値はない。「徹底的に『美味しい酒』を造ろう」それは、挑戦という名の、さらなる困難に足を踏み入れた瞬間でした。
    (追いこまれてこそ?)……「自分で造ろう。そうすれば、今まで杜氏に遠慮して安易に流れていた酒造りも、したいようにできる。挑戦できる!」経営に集まって来るお客様の声を、そのまま酒造りに反映できる、妥協

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    2015年02月05日
  • 逆境経営

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    獺祭を知ったのは、日本酒好きの上司との酒席だった。それ以来、私の一番好きな日本酒は獺祭になった。祝いの席で獺祭のボトルをいただくこともあったが、あの時の種類はなんだったのだろうか。本書を読むまで私は獺祭のことを何も分かっていなかった。一度でいいから獺祭磨き二割三分の遠心分離タイプを味わってみたい。できれば全種類飲み比べをしてみたい!

    以下、本書より抜粋。
    「目指す頂は、日本一か最高品質しかない。そこにしか、私たちのお客様はいない。」

    「私は伝統産業として酒造の仕事に誇りを持っていますが、手法にこだわりはありません。常に、より優れた酒を目指して『変わる』ことこそ、旭酒造の伝統でありたいと思い

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    2025年02月19日
  • 逆境経営

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    いろいろと良いことが書いてあった。
    直前に読んだ、おなじ山口県の柳井さんの本と被るところがあり、さすが経営者。

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    2023年07月31日
  • 逆境経営

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    他の有名経営者さんの話にも共通することとして、自社のことだけでなく業界全体、地域全体、日本全体のことを考えて使命感を持って行動していることが印象的であった。パーパス経営と繋がってくる。

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    2023年04月22日
  • 勝ち続ける「仕組み」をつくる 獺祭の口ぐせ

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    1.お酒を全く飲まないのですが、獺祭が有名であることは知っていたので、なんとなく知りたいくらいの軽い気持ちで読みました。

    2.獺祭を製造している旭酒造の社長である桜井氏が会社をどのように経営しているのか、獺祭に対してどれほどまでに愛情を持ち、消費者の幸せと結び付けているかが強く伝わる一冊です。
    タイトルからは組織論について書かれていると思われますが、それだけではありません。獺祭をどのようにブランド化していくのか、という商品面やマーケティングについても書かれています。難しい用語は一切書かれておらず、ひたすらに考えてひたむきに実行してきた姿が書かれています。


    3.タイトルで「仕組みと作る」と

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    2022年01月15日
  • 逆境経営

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    獺祭がどのようにして日本を代表する日本酒になったかの回顧録。
    品質にこだわりを持ち、そこを譲らないこと。
    人と違うことをやる事。
    それ以外はなんでもオッケー

    下二つが他の酒蔵にない事なんでしょうね。

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    2019年03月01日
  • 逆境経営

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    資源を見極め、純米大吟醸のみをターゲットとする。
    杜氏を廃止して、自ら各種工程を可視化・定量化して、とことん品質の向上に努める。
    徹底した酒米の磨きにこだわる。
    地元ではなく、東京もしくは世界への販路拡大を目指す。
    まさにニッチャーの経営戦略。

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    2017年10月01日
  • 逆境経営

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    獺祭で有名な旭酒造の社長の著書。
    成功談も失敗談もがっつりと語っており、とても参考になった。
    思えば自分も常に逆境ばかり。
    昔は嫌だったけれど、最近は楽しめるようになった。
    逆境だからこそ、出来ることがあるはずだ。

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    2017年02月17日
  • 逆境経営

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    ネタバレ

    借りた本なのでレヴューを残しておく。

    日本酒「獺祭」の旭酒造社長の桜井氏の著作
    社長になってから獺祭を生み出して、現在、社長のこれからの展望を書き記したもの。

    おいしいものを作る
    マーケットをしぼる
    品質の安定化、数値化
    →数値に落とし込めない世界がある、神業の世界
     最後は人の手、口、五感で決める
     95点をめざしても85点であったり
     科学であるけど、科学でない

    ワインとは違う価値観で日本酒を考える
    世界中どこに出しても変わらない獺祭の味
    国民性、歴史、風土、地理
    →海外でも日本酒の保存法、飲み方を含めて広めていく、日本文化の伝承

    細部にこだわることが日本的
    →ゆえに伝統的な技法で

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    2016年01月13日
  • 逆境経営

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    日本酒が好きなので、奥トレで交換してもらったこの本も一気に読ませてもらいました。獺祭が生まれるまでにこんな苦労や工夫やあったんだって読みながら、それでも諦めずに結果につなげてきた著者の努力に敬意を覚えました。そして、何度も酒蔵見学している小澤酒造や酒蔵で働く友人の仕事を垣間見ることができて、さらに日本酒に愛着を持った一冊でした。最後の一節、「逆境をはねのけるのは、私たちにとって慣れた戦い」と自分も言えるよう頑張っていきたいと思いました。

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    2015年06月17日
  • 逆境経営

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    獺祭はうまい。
    日本酒通ではないが、飲みに行くと置いてるかチェックしてしまう。
    八海山や久保田が好きでしたが、飲みやすいので非常に気に入っています。(今も獺祭しか飲まないと言うわけではない)

    タイトルの通り読めば読むだけご苦労されたというこちがわかります。
    古くから続く業態、業界でそれを変革するのは難しいと思います。
    が、それをやるんだと強く思う人がいれば、絶対に出来ないとは言えない。諦めたらそれで終わりだし。

    日本の文化を世界に知ってもらう、日本酒を美味しいと思ってもらうために。
    目的が明確になっているから素晴らしいのかな。

    自分自身が祖父の代から続く事業をかじりもせずに放棄してしまっ

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    2015年05月17日
  • 逆境経営

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    かなり苦しい経営を迫られた過去をコミカルに綴っているところがすごい。誇張なく表現されていて、読みやすかった。日本酒業界低迷の理由を客観的に分析して、今後の方針を具体的に示しているあたりは見習える部分があったと思う。

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    2014年08月22日
  • 逆境経営

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    ネタバレ

    日本酒業界に彗星のごとく登場した獺祭。
    しかし、彗星のごとく登場したのには、様々なストーリーと旭酒造の並ならぬ努力があった。

    経営という観点でも学ぶべきところは多いし、米の生産における国の施策と問題点、TPPにおける思いなども参考になる。

    そして、なにより、杜氏や蔵人のいない数値管理した製造工程にかなりインスパイアされた。
    かなり面白い書籍だった。
    日本酒の国内での軽視、ワインと同等のブランディング戦略なども興味深い。

    メモ
    こだわったのは、社内(特に製造部門)の熱意をいかに維持できるか、という点でした。
    〜中略〜
    ビール製造は、すでに技術的に解明されている点が多く、原価低減や品質の安定

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    2014年07月17日
  • 逆境経営

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    ネタバレ

    30年前、傾きかけた酒蔵を杜氏に頼らない、年に複数回仕込むなどの、方法により大人気の日本酒メーカーになった。ますます獺祭のファンになつた。獺祭スパークリング、飲んでみたい。

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    2014年05月19日
  • 逆境経営

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    獺祭という日本酒の会社の経営者。
    杜氏が夏は働きに出るため、冬に日本酒を作っていたという習慣を杜氏を雇うことでなくす。
    米の仕入れ先の組合の圧力から抜け出すために、そこからの仕入れをやめた結果、全国的に伸びていく力となった。
    機械化で解決できることは解決し、人でしかできないことは人で行う。
    人でしかできないことをわかっている、その域まで達してみたい。

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    2014年04月21日
  • 逆境経営

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     獺祭の社長によるここまで来たぞという自叙伝的な本。個人的には同郷として応援しているんだけど、一方でワインと同列視されるところまで日本酒を引き上げた原動力が知りたかった。その答えは、逆境と挫折の積み重ねの中で見えた、本質への集中に他ならない。地ビールなどにも手を出し倒産寸前。杜氏にも逃げられ、美味しい酒を作るのに自分と4人の素人しかいなくなったところで、山田錦を自ら作っていくところから始めた。注ぎこぼしを何が男らしいだ!と断罪して、ワイングラスで提供する。こうした型破りを進めるには、背水の陣で向かっていくことしか無い。「頑張らないが、あきらめない」という信条にもあるとおり、辛抱強くやってきたの

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    2014年04月13日
  • 逆境経営

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    桜井博志 『逆境経営』

    山口県の日本酒と言えば「獺祭 だっさい」とすぐ出る今日この頃じゃが、昔は経営困難で潰れる寸前までの酒蔵を改革して立て直してく話。

    世界に羽ばたく日本酒迄に成長させた経営力は凄いw

    あ~、獺祭呑みたいっ!

    2014年読破

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    2024年02月16日
  • 逆境経営

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    獺祭社長の経営の苦悩

    どこの蔵も抱える苦悩は同じだなと思った。
    獺祭は東京にバーを出店し、海外にも出店するという日本酒ブームを巻き起こすパワーのある会社なのでぜひ頑張ってほしい。

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    2023年09月18日