桝田啓三郎のレビュー一覧

  • 死にいたる病

    Posted by ブクログ

    牧師たるものは、もちろん信仰者でなくてはなるまい。
    では、信仰者とは!信仰者とは、もちろん、恋する者である。
    ・・・・・・『死に至る病』190頁

    彼、キルケゴールの指す「死に至る病」とは、絶望のことである。
    この書では、様々な絶望の形を弁証法的に解説しているのだが、普段、私たちが使う「絶望」とは違う意味を持つらしい。
    彼の絶望とは、人間の自己が神を離れ、神を失っている状態のこと。
    そして、人は皆、絶望しているということが語れる。
    自分で絶望していないと思う者も、絶望に気づいていないに過ぎない。
    真に絶望していない者は、極めて稀な存在なのだ。

    第二編では、罪についてが語られるわけだが、ここで

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    2010年12月22日