高木ユーナのレビュー一覧
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購入済み
ギャグと大切なテーマの両立
男性同士が付き合うのは普通ではないのか?普通とは何か?というテーマが、深刻になりすぎることなく、ギャグを沢山交えながら、ちゃんと描かれている作品です。
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購入済み
なにこれ熱い
一巻を立ち読みしたあと、気がつけば全四巻まで全部買っていた…な、なにがおきた。
アイドルには全然興味ないけど、熱い人間が好きだ。だからジャンプが好きだし、弱虫ペダルも大好き。少女ファイトも好きだ。東京トイボックスも好き。そんな熱量を感じる作品が好きなら、読んでほしい。ラスト四巻目は掲載誌ヒバナが休刊したせいなのか何なのか、三〜四巻分のボリュームが詰め込まれている。これでもか、これでもかとエピソードを畳み掛けら最後まで駆け抜け、気持ちよく終わっていて、読み終わったあと、あー面白かった!といえる作品 -
Posted by ブクログ
私の中の、少年漫画(恋愛ジャンル)で見事、殿堂入りを果たした作品
ともかく、インパクトが強い
自分の持っているモノを技術も何もなく、読み手の心に力いっぱい、自分が壊れかねないほどぶつけてくるかのような、荒々しく、時に目も背けたくなるほどのショッキングな描写をぶちこんでくる絵柄
誰かを好きになるってコトは、その誰かと別れなきゃならない時が来る、そんな辛さ、哀しみ、苦しさが共にある、そんな当たり前の事実を、「両思いになった瞬間、相手が消失する」と言う斬新な設定を、最初から最後まで見事に活かしきり、殺さなかったストーリー
好き合った瞬間に、最愛の一人が自分の目の前で消え去る、常人なら一度、味わっただ -
Posted by ブクログ
やっぱ、この恋愛漫画、ヤベー
細かいジャンルは違えど、このクセになる感じは、森下Suu先生の『日々蝶々』に匹敵する、そう言っても過言じゃあるまい
画もストーリーもキャラも、どれもこれも全てひっくるめて、凄まじい中毒性を生み出している。蕩けるような甘ったるさも、淡いほろ苦さも、痛いほどの辛さも、口の中で泡のように続けざまに弾けて、アクセントのある混じり気の強い味を作り出している。本来なら、一口で辟易してしまう所なのだが、どう言う訳だか、一度、この漫画の毒にやられたら逃げられない、虜になってしまう
読み手に安易な満腹感を与えず、逆に、読めば読むほどに飢餓感を募らせ、「もっと読みたい!」と懇願させる -
Posted by ブクログ
この『黒犬』の優樹が、H25・11月現在、少女漫画で最も推すのが森下suu先生の『日々蝶々』ならば、少年漫画系列の恋愛マンガで推すのが、この高木ユーナ先生の『不死身ラヴァーズ』
内容は、ただただ、衝撃的の一言に尽きている
「好き」が成就した歓喜と、実質的な『失恋』の激痛を、ここまで克明に描くか、と戦慄すら覚え、背中に冷たいものが流れた
画力はとびきり高くない・・・と私は思う
けど、その荒削りで、高木先生の本気が伝わってくる画と、この恋愛マンガの主役の一人である甲野の本気が絡み合い、高いステージを目指しているのがビシビシ伝わってくる
恋はどんな結果を迎えようがいいものだ!! そんな喉を裂くような -
Posted by ブクログ
ネタバレノリと勢いでジェットコースターに乗ってる感覚で最後まで読めてしまう漫画。そういう漫画はストーリーで読ませるタイプの漫画が多いように思うけど、このドルメンXは心理描写で読ませていくタイプの漫画だと思う。
絵にも癖があるが何より表現が独特。しばしば流血や内臓が飛び出る(物理だったり心象風景だったり)事態になるので苦手な人は注意。私もそんなに得意な方ではないし、最初は意味がわからないと反射的に思ったのだが、伝わってくるものがある気もして最終的にはちょっと癖になった。
地球侵略を目論むイケメンだけが取り柄の宇宙人がアイドルで頂点に立つことで地球侵略を成し遂げようとする話、と書いてしまえばそれまでなのだ