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“よろず探偵 人捜しも承り” キテレツ発明家の名推理!! 大正時代の浅草。町のはずれにあるボロ家・百栗庵の主で発明家の柿三郎が、探偵稼業に踏み出した。冴えない風貌で発明品は珍妙だが、“顕紋粉”を使った指紋採取などの科学的な調査や、状況証拠から理論的に導き出す思考実験によって、明晰な推理を次々に披露! 機械式招き猫の助手・お玉さんを連れ、女中の千代とともに“ホモンクルスに殺された博士”“連続して発見されたバラバラ死体”“幻術師の元から消えた弟子”などの謎に挑むが……。前作『帝都探偵 謎解け乙女』で注目を集める著者が、大正という時代設定を自在に操り、「大正の平賀源内改め東京のホウムス、浅草が生んだ奇跡の名探偵」である発明家・百栗柿三郎を主人公に据えて描く、傑作“大正モダン”×本格ミステリー!
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Posted by ブクログ 2015年02月25日
気楽に読める娯楽小説...ではある。
が、「それだけ」ではない。
ミステリなので、例によって詳しくは書けないが...
全四作を収めた短編集ではあるが、
幕間に短い「サイドストーリー」が挿入される。
探偵のキャラがお気楽な発明家だったり、
語り手であるお手伝いさんが面白かったり、
「あり得ない」探...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年03月15日
大正ミステリー。実際にシャーロックホームズが活躍した頃の日本を舞台にしているところが面白い。
是非シリーズ化して欲しいところだが、この作者はそんな読者の希望をぶった切ってしまう潔さがある。そこもこの作者の魅力の一つだ。
しかし、主人公である百栗柿三郎の出自についても十分物語ができそうな気がする。大...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年04月03日
読み終わった最初の感想は「う~ん微妙」。
理由としてはトリックのリアリティの無さ。大雑把ともいえる。
例えば、第一話に出てくるホムンクルスとそれを入れた容器。”本来は強い刺激臭のする特殊な溶液にひたされていた”と書かれているのでそれはおそらくホルマリン(ホルムアルデヒド)。
こんなものが換気が...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年02月10日
事件ひとつひとつは面白味があるのかもしれないけれど、全体のまとまりを感じないので、う~ん……。もう少し短くてテンポのよい話で全10話くらいあれば、こんなまとめもありかな…て気がするんですが。こういう雰囲気の作品、けっこう好きなので、いっそメディアミックスして1クールくらいのアニメにしてもらえたら……...続きを読む
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