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Posted by ブクログ 2013年04月12日
ひとに作られたひとが、世界を造るに至るまでの物語。
『あなたの魂に安らぎあれ』『帝王の殻』に続く3部作のラストにして根源。
……ものすごく繊細で、優しく、すべてを認めようとした人造人間が、残酷なほどの“創造”を行うまで。
「すべてを救う」と彼が言った瞬間に鳥肌がたちました。その技法は、『あなたの魂...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年04月17日
<poka>
分厚い上下巻だが、一気に読めた。
物語の最後に「実加」といっしょに泣いてしまった。
この小説に出会たことに感謝。
カラスをみると思い出します。
三部作の三部から読むことになったが、このあとは物語の時系列に従って、二部、一部と読みました。三部だけ読むのも可。
<だいこんまる>
私は一...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年01月21日
火星三部作の第三作。上下巻。
出版は
「あなたの魂に安らぎあれ」「帝王の殻」「膚の下」
ですが、時系列でいくと、
「膚の下」「帝王の殻」「あなたの魂に安らぎあれ」の順。
時系列に従って三作品再読したい。
三作品の中ではこれが一番好き。
神林さんは難しいけど読み応えがあって
いろいろ考えさせられる。...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年11月17日
「われらはおまえたちを創った。おまえたちはなにを創るのか?」それが訓練部隊・間明少佐の別れ際の
言葉だった。梶野少佐指揮下の実戦部隊に配属された慧慈は地下都市・破沙へ赴くが、強硬な火星移住策を
進める国連軍に反感を強め、アートルーパーの独立を宣言した。...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年06月12日
実加に字を教える場面、慧慈の脳の中で発火する発見の連続が凄まじい描写だった。釘付けになってなかば焦りながら文を追って読んでしまったのに、そのイメージはスローモーションで再生されているかのように頭の中に膨らんでいって、強烈な印象を叩きつけられた感じ。そのまま慧慈の感覚をなぞる体験をさせられてびっくりし...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年08月19日
火星三部作の最終作。
人に限りなく近づけて作られたサイボーグ「アートルーパー」を主人公にしたSF小説。
「人間でないもの」の目を通して荒廃する地球に住む人間たちを描くことで、「人とは」「人の創造主とは」「創造とは」を読み手に考えさせる小説だ。
後半の主人公が提唱する地球の保護方法はどこか宗教め...続きを読む
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