―幕末バトル・ロワイヤル―

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660円 (税込)

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徳川幕府の生き残りを懸けたイチかバチかの天保改革が、幕末の幕を切って落とした――。改革失敗、経済混乱、飢饉に火事に異国船、未曾有の事件が頻発する中、虚々実々の駆け引きに翻弄される幕府首脳の姿は、青雲の大志と権力欲が渾然一体となった政治の現実を教えてくれる。尊王攘夷・倒幕開国のうねりが押し寄せる直前、黒船来航までを、さまざまな名珍場面でたどる、既成史観ではわからない幕末政界権力争奪史。

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  • ―幕末バトル・ロワイヤル―
    660円 (税込)
    徳川幕府の生き残りを懸けたイチかバチかの天保改革が、幕末の幕を切って落とした――。改革失敗、経済混乱、飢饉に火事に異国船、未曾有の事件が頻発する中、虚々実々の駆け引きに翻弄される幕府首脳の姿は、青雲の大志と権力欲が渾然一体となった政治の現実を教えてくれる。尊王攘夷・倒幕開国のうねりが押し寄せる直前、黒船来航までを、さまざまな名珍場面でたどる、既成史観ではわからない幕末政界権力争奪史。
  • ―幕末バトル・ロワイヤル―井伊直弼の首
    660円 (税込)
    黒船到来という外患が内憂に転じ、動乱期が始まった――。激動期には、誰が政治権力を握るかが決定的な重要を帯びる。本書で扱う安政期のキーパーソンは、部屋住みの庶子から幕府権力の絶頂、大老にまで駆け上がった井伊掃部頭直弼だ。条約勅許、将軍継嗣問題、地震、インフレ、コレラなど難問が山積する中、京都朝廷の意向を無視して調印を強行し、反対派を弾圧することで自ら墓穴を掘ることになる……。
  • ―幕末バトル・ロワイヤル―天誅と新選組
    660円 (税込)
    尊王派と佐幕派の対立は、ついに流血の惨を招くに至った――。殺される側は身分も立場も理由もいろいろだが、「文久」の三年間、政治都市京都を中心に《天誅》の名による殺戮が荒れ狂う。過激派浪士と新選組が死力を振って斬り合う剣戟ロマン。それは《銃砲》の時代を迎える直前、道場剣術から実戦に復活した《刀》の最後の花道だった。幕府はテロの恐怖にじわじわと消耗してゆく。急転直下のバトル・ロワイヤル。

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―幕末バトル・ロワイヤル― のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2010年07月22日

    幕末前夜の社会状況を老中水野忠邦の史料から身元不明者の文書まで駆使した概説書。著者的には幕末は天保の改革から始まったという認識らしい。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    天保の改革あたりの徳川幕府内のごたごたを、軽妙に書いてある。週刊誌に連載していたものをまとめたので、短く区切られていて片手間にも読みやすい。

    今現在の政治状況が幕末くりそつー!と常々思っているのだが、ほんとに、幕藩体制はまだ生きていると確信するよ。
    水野忠邦と鳥居燿蔵の暗躍なんてこれぞ時代劇という...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年10月16日

    徳川慶喜をどう評価するかが幕末研究のポイントだと思うのだが、本書は「ダメ将軍」扱い。阿部正弘も徳川斉昭が怖くてオランダ国王の親書を見せられなかったとか、想像ではあるが「あるよなあ」と思う。

    0

    Posted by ブクログ 2010年06月30日

    [ 内容 ]
    徳川幕府の生き残りを懸けたイチかバチかの天保改革が、幕末の幕を切って落とした―。
    改革失敗、経済混乱、飢饉に火事に異国船、未曾有の事件が頻発する中、虚々実々の駆け引きに翻弄される幕府首脳の姿は、青雲の大志と権力欲が渾然一体となった政治の現実を教えてくれる。
    尊王攘夷・倒幕開国のうねりが...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    天保の改革の水野忠邦の時代から幕末動乱期までの江戸幕府内の政治構想について短いエピソードを集めることにより描き出している。
    従来の歴史本に対して、大分軽いタッチで書かれていながらも、水野忠邦が何を目指して、そして失敗したのか。開国騒動での幕藩体制の混乱振りが面白く描かれている。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    タイトル買いでしたが、これは当たり。
    明治維新が始まる直前の「改革はしなきゃいけないけど、何も出来ない」幕府側の(ゴタゴタな)内情が人間味あふれるキャラクターと共によくわかります。
    後は日本人の政治に関するワイドショー的な受け止め方とか200年経っても変わらないなぁとも思いつつ。
    時の権力者とその周...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年03月19日

    組織内で生き残るためにやりそうなことは今も昔も変わらないのか。
    僕自身は特に策は講じてないのだが、やるやつはやってるんだろうな、と思う。
    付け届けとかもたぶんやってるんだろうな。

    それはそうとして。
    筆者はどうやって昔の人がなにを裏でやってきたか、とかを知りえるのか、と思ったが、あとがきに古文書の...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2011年08月01日

    江戸 特に幕末に疎い私でも たっぷり楽しめた。学校で習ったあの人この人 あの政策この政策の裏話がうじゃうじゃと…『大江戸曲者列伝』がかなり三面記事的というかワイドショー的面白さだったのに対してこれは、もうちびっと教科書的かな。登場人物も水野忠邦やら水戸斉昭やら遠山景元やら幕末語るに必須の方々で。でも...続きを読む

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