Posted by ブクログ
2011年05月23日
[ 内容 ]
黒船到来という外患が内憂に転じ、動乱期が始まった―。
激動期には、誰が政治権力を握るかが決定的な重要を帯びる。
本書で扱う安政期のキーパーソンは、部屋住みの庶子から幕府権力の絶頂、大老にまで駆け上がった井伊掃部頭直弼だ。
条約勅許、将軍継嗣問題、地震、インフレ、コレラなど難問が山積する...続きを読む中、京都朝廷の意向を無視して調印を強行し、反対派を弾圧することで自ら墓穴を掘ることになる…。
[ 目次 ]
第1部 安政内憂録(下田開港;便利屋役人;ひるがえる日の丸;伊豆の大津波;海上の遊牧民;爆発事故;お台場崩壊;水戸と彦根;日本橋と深川;江戸大風水害;講武所始まる;お茶坊主;井伊の赤鬼;ストレスに死す;英遇公子;英国領事は見た;幕末親米派;日米交渉;堀田の大汗;攘夷利権;条約調印;押し掛け登城;戌午の蜜勅)
第2部 安政血風録(安政の大獄;暗黒裁判;安政コロリ;薩海入水;至誠人を動かす;死地の思想;小塚原の首;金貨大流出;天狗の羽ばたき;桜田門外の変;あいまい解決;富士女人解禁;斉昭の死;万延遣米使節団;外国奉行憤死;ヒュースケン暗殺;万延小判;五品江戸廻送令;江戸城御金蔵破り;三人吉三)
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