落語百選 春

落語百選 春

825円 (税込)

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落語は本来噺家の芸によるものだが、高座で演じられる身振り手振りの可笑しさにとらわれていては、落語の奥に潜む人間の生態を見失うことになりかねない。本シリーズは、「落語」の素型を損なうことなく、そこに溜めこまれた人間の想いを写し取るように構成した新しい試みです。まずは「春の巻」。玉子焼きはタクアンでかまぼこは大根、もちろん酒は薄めた番茶。「近々いいことがあるようですよ、湯飲みの中に酒柱が立ってます。」おなじみ「長屋の花見」など春気分あふれる25話。

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  • 落語百選 春
    825円 (税込)
    落語は本来噺家の芸によるものだが、高座で演じられる身振り手振りの可笑しさにとらわれていては、落語の奥に潜む人間の生態を見失うことになりかねない。本シリーズは、「落語」の素型を損なうことなく、そこに溜めこまれた人間の想いを写し取るように構成した新しい試みです。まずは「春の巻」。玉子焼きはタクアンでかまぼこは大根、もちろん酒は薄めた番茶。「近々いいことがあるようですよ、湯飲みの中に酒柱が立ってます。」おなじみ「長屋の花見」など春気分あふれる25話。
  • 落語百選 夏
    825円 (税込)
    「刀が一本」「長剣か短剣か」「じゃんけん」「じゃんけんなんてえものはない。長いか短いか」「いいかげん」(出来心)。軽く、すばやいやりとりも江戸の落語の痛快なところ。愛すべき人々やお化けたちか続々登場するこの巻は「一眼国」「二十四孝」「お化け長屋」「あくび指南」など25話を収録。
  • 落語百選 秋
    935円 (税込)
    「秋刀魚は目黒にかぎる」でおなじみの「目黒のさんま」、死者さえ仲間に入れて、笑いにとり込む「猫会談」、「あの野郎、字を書くよォ」「あいつが? いやな野郎だァ」と変に意気がる「三人無筆」。このほか、「時そば」「粗忽の釘」「死神」など25篇を収録。
  • 落語百選 冬
    935円 (税込)
    「え、『とは』ってえのは、いったいなんです?」「とは、というのは、あとで調べたら千早の本名だった」。でおなじみの「千早振る」をはじめ、「牛ほめ」「首提灯」「芝浜」「粗忽長屋」など知ったかぶり、見当はずれの人々が続々登場。たっぷり笑いの25篇。百選シリーズここに完結。

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落語百選 春 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2016年10月21日

    ○目次
    まえがき
    猫久/たらちね/湯屋番/浮世床/長屋の花見
    三人旅/三方一両損/饅頭こわい/粗忽の使者
    明烏/王子の狐/猫の皿/蟇の油/〆込み
    花見酒/崇徳院/大工調べ/四段目/付き馬
    松山鏡/豊竹屋/一つ穴/こんにゃく問答
    百年目/あたま山
    解説 落語が指さす道  鶴見俊輔

    本書では、「たらち...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年12月24日

    落語スタンダード。解説も至極さっぱりしている。筋や背景を分かった上で、落語を聞きにいけば、それぞれの味付けをより楽しめるような気がする?

    猫久、たらちね、湯屋番、浮世床、長屋の花見、三人旅、三方一両損、饅頭こわい、粗忽の使者、明烏、王子の狐、猫の皿、蟇の油、〆込み、花見酒、崇徳院、大工調べ、四段目...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年03月21日

    古今東西、語り伝えられてきた古典落語が100話が収録。
    春・夏・秋・冬、それぞれの巻に25話ずつの計100話。

    寄席で生の落語を聞くのが一番だけど、なかなかその機会がない人にはお薦め。
    本書シリーズ4巻で、話の流れや内容を事前に知っておけば、生で落語を聞く際、同じ演目でも落語家によって、その話方に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年09月03日

    春・夏・秋・冬と4冊で百話あります。泣いたり笑ったりおもしろい話がたくさんです。 (宮崎大学スタッフ)

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    「粋」に触れたくて手を伸ばしてみたら、これが滅法面白くてハマった一冊。
    夏・秋・冬とあるので、全部読んで落語が好きに。
    噺家さんの生の落語を見に行きたくなりました。

    0

    Posted by ブクログ 2019年07月23日

    季節が春の落語をたっぷり収録したちくま文庫。
    大工調べ、面白いなぁ。
    花見の話が楽しいですね。
    その中でもあたま山、発想がやばい。

    0

    Posted by ブクログ 2015年09月23日

    落語初心者なので、こういう本で押さえておくべき作品を知りつつ、youtubeなどで聴いてみている。話芸なので活字化されたものは別物と捉えるべきだろうが、基本形を知った上で表現の違いを味わうには良い資料だと思う。

    収録されているのは、猫久、たらちね、湯屋番、浮世床、長屋の花見、三人旅、三方一両損、饅...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年07月31日

    どうも落語が気になる、と読んでみたら。いや意外と知ってる話が多い。何故か。色んなところに取り入れられているからでしょうか。
    この春の部の有名な話は(まぁ殆ど有名だけど)長屋の花見、三方一両損、饅頭こわい、粗忽の使者、明烏、蟇の油、こんにゃく問答辺りでしょうか。面白い。

    0

    Posted by ブクログ 2011年12月12日

    普段、落語を聴く機会はまったくと言っていいほどありません。
    でも、それなりに興味はあります。
    去年かおととしには、どうにも落語を聞きたくて、
    たまたま閃いて新聞のラジオ欄をめくってみて、NHKの寄席番組を
    聞いたことがあった。名の知らぬ落語家さんが手慣れた調子で
    しゃべる落語を聴いたのだが、耳慣れぬ...続きを読む

    1

    Posted by ブクログ 2012年01月17日

    超絶期待していた分、普通だった。
    やっぱ落語はしゃべってなんぼか?

    物語には、オチが大切で、落語の場合、サゲがしっかりしてるので、どの話も面白く読めるのが魅力。

    あと夏秋冬とあるけど、冬が面白そう。
    ま、のんびり読みすすめるとする。

    0

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