庭師の娘

庭師の娘

メスメル博士のお屋敷に,庭師の父親と住むマリーは,修道院で勉強中です.だけど,マリーが考えているのは植物のことばかり.本当は父親のように庭の仕事をやりたいのです…….18世紀末のオーストリアで,時代や社会の制約にもめげず,自分の道をひらいていく少女を描く歴史フィクション.

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 海外文学
  • 出版社
    岩波書店
  • ページ数
    239ページ
  • 電子版発売日
    2021年08月26日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    5MB

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庭師の娘 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    植物が好きで、斬新な庭づくりの才能をみせるマリー。けれど修道院に行くことが決まっていて・・・。マリーは自分の“やりたい”という気持ち、一度しかない人生を“やりたい”ことに費やす覚悟を過ぎていく日々のなかで試される。

    0
    2013年12月24日

    Posted by ブクログ

    表紙の印象通りの上品な味わい。
    モーツァルトがいいアクセントになっている。
    久しぶりに読んだな~こういうお話v

    0
    2013年12月06日

    Posted by ブクログ

    庭と音楽と焼きたてのパンにあふれています♪
    ファンタジーでもなく大事件も起きない、静かで淡々と、でも時折きらめく日常物語。
    メスメル夫妻いい人たちですね。「女の子は考えられないとでも言うのかね?」
    こんな人たちが側にいてほしい。こういう大人でありたい。

    ヴォルフガング・モーツァルト少年の生き生きと

    0
    2013年12月01日

    Posted by ブクログ

    タイトルと装丁、物語があまりにもぴったりで、夢中でページをめくった。植物が大好きなマリーが望む生き方と厳しい現実の中をどう生きるか。本人の意志とともに周囲の環境も大切なのかもしれない。きっと庭師のお父さんの影響を大きく受けたのでしょう。もっとお父さんのことも書いてくれたらよかったのになぁと思う。なぜ

    0
    2014年05月05日

    Posted by ブクログ

    表紙がとても美しい。
    ああ、こーゆー庭をのーんびり歩けたら気持ちいいだろうなあ。

    才能ある少女とその才を認め、伸ばす手助けをしてくれる大人と。
    目にも鮮やかな花々の色彩と、モーツァルトの軽やかな音楽と。

    そーゆー時代だ、とばかりに自分の気持ちとは裏腹な道を進まされそうな
    少女。だが、本人の悩み具

    0
    2013年12月12日

    Posted by ブクログ

    庭師の娘マリーのお話。
    マリーは父と同じ庭師になりたいが、父からは修道院に行くよう言われています。
    反対されても、庭師になるため頑張るマリーの姿が印象的な作品です。

    0
    2013年10月21日

    Posted by ブクログ

    舞台は女帝マリア・テレジアが君臨する18世紀半ばのウィーン。 修道院の看護婦になる事を父親に決められた14歳の庭師の娘マリーが、メスメル医師の庭園の植栽を任され造園家の才能を開花させるまでの1年間が暦月で綴られる。季節とともに彩りを変えるさまざまな花や、ウィーンの街角の雑踏の中を歩くマリーの姿が生き

    0
    2024年06月02日

    Posted by ブクログ

    ひさしぶりに海外のYA小説を読んだ。
    というか、時代物だし、ほとんど児童文学といえそう。

    モーツァルトがかかわってくるあたりから面白くなるのだけど、なんともシンプルすぎる内容で、ちょっと肩すかし。

    もう少しモーツァルトが深く内容に関与してくれたらなあ、と思えた。
    さらに、もっとモーツァルトを変人

    0
    2014年08月02日

    Posted by ブクログ

    ウィーンの庭師の娘マリーは草花を愛し、庭師としてすばらしい才能をもっている。時代はモーツァルトが12才の頃。女の子は考える必要がないとされる時代。マリーはメスメル博士、愛するヤーコプのおかげで始めての女性庭師になるのだった。

    0
    2013年11月04日

    Posted by ブクログ

    庭師になる夢を手にいれることができて、良かった。モーツァルトやオペラについて、知っていたら楽しめるところも多いと思う。
    メスメル博士のような大人が近くにいたらいいなと思った。

    0
    2013年09月30日

庭師の娘 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 海外文学
  • 出版社
    岩波書店
  • ページ数
    239ページ
  • 電子版発売日
    2021年08月26日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    5MB

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