ショローの女

ショローの女

1,650円 (税込)

8pt

新しい生活が始まった。
熊本―東京を行き来するあたしを待つのは、
愛犬(三歳)、植物(八十鉢)、学生たち(数百人)。

ハマる事象、加齢の実状、
一人の寂しさ、そして、自由。
老いの体感をリアルに刻む最新エッセイ。

熱く共感を集めて大好評の
『閉経記』『たそがれてゆく子さん』に続く
〈伊藤比呂美の今〉

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ショローの女 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年10月02日

    伊藤比呂美さんの今日は、私の明日。
    すでにバイタリティでは、負けてるかもしれませんが、これからも楽しみにしています。

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    Posted by ブクログ 2022年09月11日

    アメリカから愛犬クレイマーと帰国後、熊本と東京を毎週往復する生活になってからのエッセイ集。前作『たそがれていく子さん』の出版記念イベントで初めてナマで伊藤比呂美さんを体験した頃からすると、また一段と「ショロー」の考察が切実でホンロー(老婆化)が他人事でなくひたひたと我が身にも迫っていることを感じる。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年11月21日

    愛犬との野山を駆け回る散歩
    後半 猫2匹も参入します

    その他観葉植物は多数
    学生さんにも親身で
    生き物を愛す伊藤先生
    決して穏やかとは言い難い毎日ですが
    情にあふれる毎日
    昔からファンでしたので
    3人の娘さんが
    登場するのも楽しみ
    みんな 女の道を踏みしめつつ
    楽しくやってそうで よかったわ

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    Posted by ブクログ 2022年03月26日

    伊藤さんの書いたものはいつもぐっと心に刺さる。
    「殺したての生き物のようなこんにゃく」のうまさ。
    (セクシャルハラスメントについて)年配の女はみんなアップデートできているのに「おっさんたち、まだそこにいるのか」という不思議。(ほんとに。地位や収入に関係なく、まだそこにいるおっさんのなんと多いこと。)...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年01月29日

    著者は、熊本に住んでいるので、知ってる名前がポロポロ出てくる。文章が洒脱。感性が、鋭敏。ウーン詩人である事に納得。あと自由奔放な生き方。見習わなければ。私との年齢差がないので、老化現象が似ていて…。

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    Posted by ブクログ 2021年12月21日

    ずっと比呂美さんの本を読んでいるので、とうとう一人暮らしなのだなあと感慨深い。

    子どもが巣立っても犬、猫、植物と愛を注ぐものを必要とするのはサガなのかなあと思ったり。

    肉体的な老化についても学べるけれど、魂はあまり老いないのだなということもうかがい知れる。

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    Posted by ブクログ 2021年11月26日

    “咳はしなくても一人。息するだけでも一人。ごはんたべても一人。寝るときも一人。
    こうやって寂しいと思いながら年取っていくこと、しかたないと思っている。一人で寂しいなあと思いながら死んでいくことも。父もそうだった。寂しければ寂しいほど、贖罪してるような気持ちになる。”(p.28)


    “あたしは、今後...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年09月12日

    お待ちかね伊藤比呂美エッセイ。他にないそのテイストをうまく言い表せずにいたが、少し前に新聞の読書欄で、金原ひとみさんが本書の評を書いていて、そう!そうなのよ!と膝をバシバシ打った。
    「生活も趣味も感情も驚くほどわちゃわちゃと忙しいのだが暑苦しさは皆無、むしろドライで、どこまでも飄々としている」

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    Posted by ブクログ 2021年06月30日

    もう面白すぎて他の読書計画ほっぽらかって読み耽る。途中からもったいなくてゆっくりゆっくり読む。

    待つ身になり、ようやく理解する父親の言葉。
    今度来る時は早いうちにおれに来ると言わないでおくれ。待ってるのがばかに長くてしょうがない。
    そんなことちゃんと言語化するおじいちゃんがいるのだ。詩人の父はやは...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年10月02日

    ショローって初老?。って、何歳からだ?
    と思って手にした本。
    私より少しお姉様の著者。コロナ禍の中、
    どんなふうに過ごされてきたのか、興味深かった。

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