コチャバンバ行き

コチャバンバ行き

小説・文芸
880円 (税込)

4pt

4.0

安穏・安全な「生」とは何か? 読売文学賞受賞の明篇――湘南で多少の土地を持ち、家を貸して自適生活する主人公。妻は仕事で不在がち。「安全な生活」とは何か……。元上司との様々なやりとりのあと、上司は妻を失う。南米・ボリビアでのバスの乗客の、何の苦痛もない死……。ささやかな生活の描写の中に、人生の哀歓をつむぎ出す、永井龍男独自の「美学」の結晶。『皿皿皿と皿』を併録。読売文学賞受賞作品。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    講談社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    講談社文芸文庫
  • タイトル
    :
    コチャバンバ行き
  • タイトルID
    :
    949597
  • ページ数
    :
    350ページ
  • 電子版発売日
    :
    2021年05月21日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
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    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    皿皿皿と皿の途中の章を読んでいる時、今すごいものを読んでいるという思いになった。それなのに後半、自分の気持ちが離れていって、そのまま読み終えてしまった。
    惚れ込むほどに上手さのある作家だ。けれどもこの作家を上手い作家として見てはいけないように思う。皿皿皿と皿を肯定するためには、批評が必要だ。この作品解説では四季折々の季語を織り交ぜた、俳句的な要素のある作品だと書かれているが、それもそうとして、永井の奥底に迫るような切り口を見つけなければならない。コチャバンバ行きの終わり方には、作品全体を包み込むような(そのような終わり方を、終わりというのだと僕は思う)確かな力があった。だから好きだったのだ。僕は、小説というのは終わり方がほんとうに大切だと思っている。
    けれども、この作品集から良い言葉をたくさん知ることもできた。良い言葉を知ると、そこから良いものに出会える。「落葉松」という単語が出てきて調べてみたら、島倉千代子の「哀愁のから松林」という歌を知ることができた。島倉千代子のことが好きだと気づいた。こんなふうな贈り物をしてくれるから、やっぱり本を読むって素敵なことだ。

    0
    2023年06月18日

コチャバンバ行き の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    講談社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    講談社文芸文庫
  • タイトル
    :
    コチャバンバ行き
  • タイトルID
    :
    949597
  • ページ数
    :
    350ページ
  • 電子版発売日
    :
    2021年05月21日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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