朝霧・青電車その他

朝霧・青電車その他

1,023円 (税込)

5pt

2.7

16歳での懸賞小説当選作(「活版屋の話」)。18歳の懸賞脚本当選作(「出産」)。19歳の時の文壇出世作「黒い御飯」。早熟の才能明らかな最初期から、第2回横光賞「朝霧」や、「花火」「青電車」に到る、永井龍男の短篇の精髄。「往来」「胡桃割り」「ある夏まで」など、14篇の秀作群。後年の短篇の冴えを予感する短篇世界!

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朝霧・青電車その他 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2015年11月10日

    中学生ころだったか、教科書に「黒い御飯」が載っていた。三人の男兄弟の末っ子が、小学校入学前を回想し、父や家族との思い出を語るという作品。
    「頬のこけた、髭をはやした顔、そして自分で染め直した外套を着て、そろそろ、そろそろ、下駄を引き摺るようにして歩く父の影が、私の心へ蘇える。」

    ある4月1日、父が...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年04月06日

    どの短編も前半は説明臭いところがあるけれど、後半で見事に締めてくれる。最後は洒落た感じでもひねりが効いた文でもないのに、これ以上物語が続くとは思わせない。

    贅肉無しの完璧な人が、瞬発力を要する様々な競技をして、着地なりゴールなりをばっちり決める。そんな感じです。

    0

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