警視庁科学捜査官 難事件に科学で挑んだ男の極秘ファイル

警視庁科学捜査官 難事件に科学で挑んだ男の極秘ファイル

1,700円 (税込)

8pt

解明せよ! その毒物は何なのか? 黒煙はどう流れ被害者たちを襲ったのか? 閉じ込められた幼児はいつ窒息したのか?
科学捜査官第一号となり、日本の科学捜査の基礎を築いた著者が初めて明かした戦いの軌跡。

警視庁科学捜査官第1号となった著者は、全国の数々の難事件を背後から支えてきた。
地下鉄サリン事件では最初にサリンを同定、サリンを製造したオウムの土谷正実と取調べで対峙し自供を引き出した。
和歌山カレー事件では思わぬ場所からヒ素を発見、ルーシー・ブラックマン事件では暴行ビデオの解析から使用薬物を特定した。44人の死者を出した歌舞伎町ビル火災では、煙の流れを検証し、防火扉が閉まっていれば多くの人命が助かったと結論、管理者の業務上過失致死傷罪立証に寄与した。
知られざる科学捜査の真実が明かされる、まさに一気読み必至のドキュメントだ。

本書に登場する主な事件
地下鉄サリン事件 東電OL殺人事件 イラン人トランク詰め殺人事件 警視庁清和寮爆破事件 和歌山カレー事件 長崎・佐賀連続保険金殺人事件 国立療養所アジ化ナトリウム混入事件 奈良硫酸サルブタモール殺人未遂事件 ルーシー・ブラックマン事件 北陵クリニック薬物使用連続殺人・殺人未遂事件 世田谷一家4人殺害事件 新宿歌舞伎町ビル火災 川崎協同病院安楽死事件 東京駅コンビニ店長刺殺事件 福山市保険金目的放火・殺人事件 パロマガス湯沸器事故 大阪幼児死体遺棄・殺人事件 名張毒ぶどう酒再審請求

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

警視庁科学捜査官 難事件に科学で挑んだ男の極秘ファイル のユーザーレビュー

4.0
Rated 4 stars out of 5
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    長年の謎が解けた

    科学捜査官が難事件と警察組織に挑んだ姿が面白く、他の事を忘れて土日で一気に読んでしまった。文章は木訥だが、巨大な警察組織内でやって来られた科学捜査改革が凄すぎて、そんな事が全く気にならない位ほど面白い。惜しむらくは、最後駆け足になった数多くの難事件について詳細に書かれた続編を期待したい。

    #アツい #カッコいい #タメになる

    0
    2021年12月20日

    Posted by ブクログ

    日本の科学捜査能力の向上に間違いなく貢献した方。過去の多くの事件と職歴を振り返る。官僚組織との戦いに費やされる部分が実に多いところか何とも。

    多くの難事件に科学の視点から解決する科学捜査官の警察人生を振り返る一冊。それは正に昭和から平成の事件史と言える。地下鉄サリン事件、和歌山毒物カレー事件、44

    0
    2021年10月18日

    購入済み

    これは面白い本です

    科学知識を活かして数々の難事件に取組み、解決していった1人の警察官の生き様を書き記した自伝の書である。オーム真理教の捜査から始まり、様々な事件に取り組むとともに、警察という古い体質の組織の壁にも負けず、科学的な捜査支援組織の導入に取り組んで行く姿は感動的でもある。ちょっと値段は高いが、読んで決して損

    0
    2021年03月28日

    Posted by ブクログ

    仕事に対する情熱がすごい。
    心折れそうなとき思い出したい。
    心折れてからだと熱量にやられて読めないかも。

    0
    2022年02月06日

    Posted by ブクログ

    相当マニアックな内容で読みづらさもあるが、過去の大事件を科学にアプローチしていき、解決に導いていくプロセスは勉強になる。所々に警察組織への作者の不満が散りばめられているところはご愛嬌。

    0
    2021年11月22日

警視庁科学捜査官 難事件に科学で挑んだ男の極秘ファイル の詳細情報

閲覧環境

服藤恵三 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す