源氏将軍断絶 なぜ頼朝の血は三代で途絶えたか

源氏将軍断絶 なぜ頼朝の血は三代で途絶えたか

999円 (税込)

4pt

4.5

●「承久の乱」へと続く、幕府内の壮絶な権力闘争の歴史とは? ●2022年大河ドラマ『鎌倉殿の13人』時代考証者が描く源氏三代「新解釈」。日本史上初の本格的な武家政権である鎌倉幕府では、創設者頼朝の源氏の血統は三代で途絶え、継承されなかった。跡継ぎのいなかった三代将軍実朝の暗殺がこの「断絶」を招いたとされるが、その当時、二代将軍頼家の遺児、あるいは他の源氏の血を引く人々も存在した。にもかかわらず、なぜ彼らは将軍になれなかったのか。そもそも実朝の暗殺が源氏将軍の断絶を招いたのは、自明の理なのか。頼朝による鎌倉幕府の樹立から三代将軍実朝の殺害に至るまで、幕府内の壮絶な権力闘争の歴史を紐解きながら、「源氏将軍断絶」の歴史的な意味を問い直す1冊。

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源氏将軍断絶 なぜ頼朝の血は三代で途絶えたか のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    実朝と後鳥羽のビジョンおよび実績が示されている。
    別史料に照らし合わせて吾妻鏡を裏読みしていくプロセスも面白い

    0
    2022年10月26日

    Posted by ブクログ

    鎌倉幕府において、創設者で初代将軍の頼朝の血統は、
    三代で断絶した。その三代の将軍についてと、権力闘争、
    その後の将軍継承をも含め、史料を基に詳細に解き明かす。
    はじめに・・・「吾妻鏡」の意図とその他の史料について。
    第一章 源氏将軍の誕生
    第二章 源氏将軍の継承
    第三章 源氏将軍の確立
    第四章 源

    0
    2022年08月10日

    Posted by ブクログ

    三代に終わった鎌倉幕府の源氏将軍について、頼朝による将軍家の成立とその指向性、頼家による継承と実朝による源氏将軍の確立とその消滅にいたる流れを紐解く内容。吾妻鏡の曲筆の検証を通じて行われる頼家・実朝の再評価が興味深い。

    0
    2022年01月29日

    Posted by ブクログ

    もし、実朝が暗殺されずに生きていたら、おそらく室町幕府の足利義満のような絶対的権力者になっていたかもしれない。ただ、承久の乱も起きず、朝廷と武家との関係は、だいぶ違ったものになっていただろう。日本史上、その後の歴史に最も影響を与えた暗殺の一つだろう。

    0
    2021年02月10日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最初は低調だけれど、実朝くらいから面白くなる。リーダーシップのある実朝像と北条氏世の連携による「チーム鎌倉」と実朝生前から親王将軍構想があったとの指摘は新鮮。

    0
    2021年04月09日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    鎌倉幕府が続いていたのは知っているけれど、実朝が倒れた後の将軍が誰なのかは正直よく知らなった。
    ならば何故源氏将軍は三代で断絶してしまったのか。
    吾妻鏡をベースに愚管抄やその他の資料から読み解く源氏三代の歴史。頼家と実朝の治世も改めて振り返る。

    20歳前後で後継を決める時代、後鳥羽上皇の従妹である

    0
    2022年07月31日

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