科学と科学者のはなし 寺田寅彦エッセイ集

科学と科学者のはなし 寺田寅彦エッセイ集

913円 (税込)

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電車の混雑には法則があるか? 虫たちはいったい何を考えているのか? 身近な自然や世の中の出来事を,細やかに観察しながら書きつづった明治の物理学者による科学エッセイ.

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科学と科学者のはなし 寺田寅彦エッセイ集 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    電車の混雑についての考察
    必ず空いた電車に乗るために採るべき方法は空いた電車の来るまで、気ながく待つという方法である の始まりから電車混雑の律動、人生の問題への考察への流れが良い

    塵埃と光
    明きめくら

    0
    2025年11月08日

    Posted by ブクログ

    中谷宇吉郎の『雪は天からの手紙』を読んだので積読していたこちらも。
    明治生まれの物理学者・寺田寅彦による随筆を、天文学者の池内了が編集したもの。
    茶わんの湯気や昆虫の思考、金平糖のトゲトゲから植物の不思議な構造、満員電車、妖怪、災害…などなど、身近にわんさか転がってる科学のタネがどんどん出てきます。

    0
    2025年10月14日

    Posted by ブクログ

    寺田寅彦が書いたエッセイと言うことで期待して読んだが面白いもの。1割後はほどほどという感じでした。ちょっとついていけない部分があった。

    2回目読み直した。1回目は星2つかなぁと思ったが、読み直すととても良い文章だなと思った。科学者ならではの視点でいろいろな現象を捉えており、「これは研究対象になるの

    0
    2025年09月17日

    Posted by ブクログ

    息子が大きくなったら読ませたい本リストの上位です。どのエッセイも日常からの気付きに溢れていて、学びの本質を知ることができる一冊。

    0
    2023年09月04日

    Posted by ブクログ

    1世紀前に書かれた科学者のエッセイとしては親しみやすくも、現代に置いても老若男女に響く種々の命題を見つめている。
    満員電車の話などウィットに富んだ考察は面白く、津波への警鐘は、人々の意識が危機に対して依然として識者からは弛緩したものに写っているのか。

    0
    2022年01月09日

    Posted by ブクログ

    寺田寅彦すごい!
    電車の混み具合を計算しだしたときは「この人大丈夫!?」ってなったけど、その変人っぷりが最高。
    最近、彼の文体を真似してエッセイを書きはじめた。

    0
    2021年02月20日

    Posted by ブクログ

    大好きな本です。岩波少年文庫の一冊ですが、私の愛読書のひとつです。科学が身近なもので、科学的なものの見方を易しく語るように紡ぐ、寺田寅彦氏の文章は俊逸です。
    目の前の湯呑茶碗から上がる湯気の話が、気候や自然現象へと導く『茶碗の湯』。「天災は忘れたころにやってくる」は寺田氏の言葉だといわれているらしい

    0
    2021年01月22日

    Posted by ブクログ

    高校進学の際に理系文系を選ばねばならんかったが、捉われることはなかったのだということが今更分かった。
    学校から離れた今の方が、自由に好きなことを学べるのである。
    心の眼明きでいたい。

    0
    2015年06月23日

    Posted by ブクログ

    自分が生まれる丁度一世紀前に生まれた科学者の随筆。とても面白く、いぶかしんでものを見る大切さがよくわかる。寅彦が疑問に思ったことの幾つかは現代においては解明されているのではないか?と思われるので、その辺りを答え合わせした資料等があれば更に面白くなりそう。

    唯一読み辛いという点は、当時の計測単位が○

    0
    2011年08月23日

    Posted by ブクログ

    いや~、面白かった!!!  一読後の KiKi の最初の想いは「しまった~! どうしてこの本を子供のうちに読んでおかなかったんだろう!!!」というものでした。  

    電車の混雑には法則があるのか?  虫たちはいったい何を考えているのか?  日常生活の身近なことがらを細やかに観察しながら、科学的に考え

    0
    2009年10月10日

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