未・フレンズ

未・フレンズ

660円 (税込)

3pt

3.7

「心きれい」なんて言わないで! 『非・バランス』の著者が描く「友だちって何?」――もし私だったら、そんなふうに生き残りたくないと深澄(みすみ)は思う。自分からまっすぐに矢のように落ちていく……。小さいときから「仕事ニンゲン」の両親に自立を強いられて育ち、15歳になった深澄。お嬢様学校になじめず、いつも不機嫌な毎日を送っていたが、ある日、街はずれの崖の上で不思議な異国の少女に出会う。友だちになろうとする二人の前に、お金、親子、学校、仕事……大人たちの世界が冷たく立ちはだかる。
◎「自分は、やっぱりひ弱なんだろうなと、ちょっと恥ずかしい。でも、ひ弱な人間も、生きていかなくちゃいけない。だからこそ、もう少し重なりたい。もうちょっとだけ、つながりたい。」<あとがきより>

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

未・フレンズ のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    主人公は中3の女の子、深澄。
    これと決めたら一直線。その行動力は見習いたい。
    でも考えがいつも浅い…。若さゆえか?
    それと、感情がころころ変わる。しかも些細なことで。これも若さゆえ?
    そんな深澄が異国の少女と偶然出会ってからのお話。
    周りの大人に翻弄されながらも懸命に考え行動する深澄。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    主人公は中学生なのに、親からは自立するように強いられている。
    自立って良い言葉に思えるけれど、結局この親は自分が大切で子供のことなんか考えていないんだろうな。
    結局、親には頼れない、自分で判断しなきゃいけないということで、大人からするともどかしい選択をしてしまっている。

    文庫のためのあとがき納得さ

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    読みやすい。しかしもやっとした気持ちにもなる。
    母親のような、悪気のない思いこみによる間違いって、間違いと認めることに意味があるんじゃないかなぁとぼんやり考えた。認められない人も多い。

    0
    2013年09月11日

未・フレンズ の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

講談社文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

魚住直子 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す