あらすじ
「心きれい」なんて言わないで! 『非・バランス』の著者が描く「友だちって何?」――もし私だったら、そんなふうに生き残りたくないと深澄(みすみ)は思う。自分からまっすぐに矢のように落ちていく……。小さいときから「仕事ニンゲン」の両親に自立を強いられて育ち、15歳になった深澄。お嬢様学校になじめず、いつも不機嫌な毎日を送っていたが、ある日、街はずれの崖の上で不思議な異国の少女に出会う。友だちになろうとする二人の前に、お金、親子、学校、仕事……大人たちの世界が冷たく立ちはだかる。
◎「自分は、やっぱりひ弱なんだろうなと、ちょっと恥ずかしい。でも、ひ弱な人間も、生きていかなくちゃいけない。だからこそ、もう少し重なりたい。もうちょっとだけ、つながりたい。」<あとがきより>
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
主人公は中3の女の子、深澄。
これと決めたら一直線。その行動力は見習いたい。
でも考えがいつも浅い…。若さゆえか?
それと、感情がころころ変わる。しかも些細なことで。これも若さゆえ?
そんな深澄が異国の少女と偶然出会ってからのお話。
周りの大人に翻弄されながらも懸命に考え行動する深澄。
カバーの穏やかさからは想像も出来ない事態が次々と!
最後まで目が離せません!
会話文が多くて読みやすい★
Posted by ブクログ
主人公は中学生なのに、親からは自立するように強いられている。
自立って良い言葉に思えるけれど、結局この親は自分が大切で子供のことなんか考えていないんだろうな。
結局、親には頼れない、自分で判断しなきゃいけないということで、大人からするともどかしい選択をしてしまっている。
文庫のためのあとがき納得させられた。