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身よりをなくした茜とすみれの姉妹が京都岡崎の「月白邸」に暮らすようになって早2ヶ月。屋敷の主で人嫌いと噂される若き天才日本画家・青藍はいつのまにか、すみれに叩き起こされ、茜の作る朝ご飯で一日を始める毎日を送るようになっていた。初雪が舞い散る年末のある日、大掃除中に茜は美しい清水焼きの酒器を見つける。屋敷の元主、月白さんが雪の降る日に愛用していたというこの酒器を修理するため、茜と青藍たちは清水に住む「遊雪」という名の陶芸家のもとを訪ねるのだが……。その他、「花なき里」という名の舞扇の物語、亡き父母の思い出の詰まった喫茶店の物語など、京都の美しい季節と人の〈色〉と〈色〉が織りなす、優しい3つの再生物語。
...続きを読む※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ 2021年07月31日
1000年の歴史を背負わないといけないプレッシャーというのは想像できないくらいすごいと思います。ただ、変わらないのが正しいのかな?東院家が今の地位に登ったのはこれまでの常識を変えるような絵を描いたからだと思うけど。それにしても、全然才能が生まれないことだっていくらでもありそうなのに、一世代に一人ずつ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年02月03日
母も幼い時に亡くなり、そして父までも亡くなった。茜達の父親が実は名門の分家筋だった為、叔父の家に引き取られたが、母が天涯孤独だったのを気に入らない家の者達は茜達を邪険に扱う。そんな中、久我青藍と言う天才画家が茜達を引き取ってくれる。だが、人嫌いの青藍は人を寄せ付けずにいて…
茜とすみれ姉妹が不...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年07月11日
前作のレビューに「彼が描き出したその絵に、またどんどん色が仲間が増えていってほしいと思う」と書いたが、それが現実になってくれた2巻。
表紙にもそれが描かれている。
読み終わってから改めて表紙を見ると意味が分かるものがあって感慨深い。
性格も立場もバラバラな4人のほっこり家族物語。
すみれちゃんを甘...続きを読む
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